昨日の旅行の話しではないんだけど、
北海道で印象に残ったお宿が二つあって、
その内一つは美瑛のペンション「木のうた」
アットホームでそれでいてプライベートとは完全に切り離された宿だった。
もう一つは「阿寒の森 鶴雅グループ 花ゆう香」
この「花ゆう香」は新しく出来たホテルらしかった。
自分たちは知らずに頼んでいたのだけどお部屋はデラックスツインだった。
大きなチェアが置いてあってものすごく広いスペース。
窓は出窓で、そこは少し座れるようになっていて、
阿寒湖の全貌を見ることができる。
ここのお部屋のルームキーも変わっていて、
2つあるお部屋の鍵は大きなアイヌの木彫りのタグが付いている。
これも阿寒湖へ来たなぁと思う一つの演出だ。
朝になって阿寒湖を眺めてみると、
お天気にも恵まれてチュウルイ島もはっきりと、
またそこへ行く観光船も出ていく様子を見ることができた。
こんな真っ蒼な湖!!
ちなみにロビーはちょっと乙女チックでこんな感じ。
ここでレンタルドレスを借りて写真を撮ることができるのだそうだ。
こんなホテルだったのだけど、ここは設備に対して相当リーズナブルだ。
しかもソフト面でもいろんな仕掛けがしてあって、
さっきのレンタルドレスもそうだけど、
いろんな模様の色浴衣を指定することも出来るし、
大浴場の入り口にはテーブルがあって、
ハスカップ色のフルーツポンチが冷やしてあり食べ放題だった。
お風呂で温まったら冷たいデザートをどうぞという感じ。
ちょっとしたサービスなんだけど嬉しいよね!
もちろん夕食のバイキングも盛りだくさんで、
これは最初に取ってきた一部。
お鍋が写っているけれど、これは具を牛・豚などから選んで、
自分で自由に作って、味もポン酢やごまだれが選べる。
また海鮮のお寿司、十勝牛のステーキ、ホタテのカルパッチョなど、
地元の食材を充分に生かした、ものすごいメニュー豊富なバイキングだった。
珍しいところでは富良野ワインなんかも置いてあったし、
プチケーキやフルーツなど普通のバイキングであるようなものもある。
こんなバイキングの朝夕食付きのデラックスツインだったのが、
あの値段か・・と思うと、ホテルがいかに努力しているか思い知った。
実を言うと昨日のホテルはいつものホテルではなかった。
何千円かをケチったばっかりにものすごく狭いツインだったので、
くつろぐということができなかったような気がして、
このホテルを思い出したわけ。
私達はどこかで泊まるとき夜にチェックインすると、
もう外出してレストランを探してまで食事をする事はほとんど無い。
やっぱり夜にホテルの中で全部を済ませたい私達としては、
ホテル選びは重要なのだった。
もしも、もう一度阿寒湖にいくことがあったら、
このホテルの、この部屋を指定しようと思っている。
くぅ