連敗の俺に、ギルドは手頃な依頼を出してくれる。
もう肉食竜系と、猪は数がいようが大きかろうが問題ない。
俺も出来るだけ、得意な依頼から片付けていった。
負け続けて減った金も着実に増えている。
まあ、新しい獲物を仕留められないから、新しい装備も作れないんだが。
そんな時、新しい依頼が入った。
「毒を吐く鳥に畑を荒らされた」
というのだ。
「鳥か…」
「イャンクックに連敗してるものね」
「そうだなあ、あれほどの大きさじゃないといっても」
「どうする? 断ることも出来るけど」
イャンクックほどの攻撃力と防御力でないなら、もしかしたら勝てるかもしれない。
いや、少なくともイャンクック戦の物差しにはなるだろう。
「請けよう」
ギルドの女は訝しげに覗き込む。
「なんだよ」
「いいえ、初めての湿地帯だけど頑張って」
確かに湿地は初めてだが、そんなに難しいのだろうか。
もう肉食竜系と、猪は数がいようが大きかろうが問題ない。
俺も出来るだけ、得意な依頼から片付けていった。
負け続けて減った金も着実に増えている。
まあ、新しい獲物を仕留められないから、新しい装備も作れないんだが。
そんな時、新しい依頼が入った。
「毒を吐く鳥に畑を荒らされた」
というのだ。
「鳥か…」
「イャンクックに連敗してるものね」
「そうだなあ、あれほどの大きさじゃないといっても」
「どうする? 断ることも出来るけど」
イャンクックほどの攻撃力と防御力でないなら、もしかしたら勝てるかもしれない。
いや、少なくともイャンクック戦の物差しにはなるだろう。
「請けよう」
ギルドの女は訝しげに覗き込む。
「なんだよ」
「いいえ、初めての湿地帯だけど頑張って」
確かに湿地は初めてだが、そんなに難しいのだろうか。