おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- コモディティ全面安⇒∴BEI⇓。
…NYはダウが幅広く売られ、⇒∴米実質金利の上昇・$指数も上昇で、∴コモディティが全面安へと。しかし、米10年債金利は大幅低下(1.510 (⇓0.058))で、アマゾンetc. 大手ハイテク銘柄の先行きは強気と見る向き多勢(短期国債は売り)。
みずほ証券・大橋さんは「足元では半導体は停滞しているも、これから上昇していくと見られる」と。しかし「価格上昇は既に織り込み済み」「米でのワクチン加速での景気上昇も既に織り込み済みなので、そろそろピークアウトと見る」⇒「∴米10年債金利の”スピード違反的急上昇”もないだろう」とも。
大和証券・木野内さんも「FOMCで資本財や素材etc. の”ボトルネックインフレ”は終焉。米も確定申告の延長で、今年は”Sell in June”(6月一杯は税金の還付金でマーケットは⇑だが、7月には剥げて⇓へと)」として、「7月に注意!」とも。(8月は更にタイトになるので)
&「来月、もしIMFが日本の成長率見通しを引き上げれば、再び⇑へと向かう」とも。
野村証券・池田さんは「9月末には日経平均32,000円」と。
SMBC日興セキュリティーズアメリカの大塚さんは「米超党派でのインフラ投資計画案がまとまらないうちは(議論が長引くようなら)、”財政赤字拡大懸念は消えない”」と。∴米長期金利上昇因だと。(も、16日に法案通過の見通し。巨額バイデン案を下回る形となっている)
…バーゼル銀行監督委員会が、暗号資産に規制案(警告)を出しています(10日に)。
米の過去として、規制をやると潮目が変わる則があります。今回は、銀行の保有BTCに対し、損失時に金額を埋め合わせできる分の資本を準備しろ、というものでしたが。(中銀のデジタル通貨は該当しないそう)
- 「テーパリングについての議論を始める」時期についての言及があるかも、な市場予想だったのに、一足飛びに「利上げ」議論をスタートさせたパルエルさんは、本当に「インフレは一過性」と思っているのか?
(”技術的な利上げ”へと飛び越えたのは(①超過準備金への付利(IOER)を0.1%から0.15%に。②リバースレポ金利を0%から0.05%に。①②を決定・実施)、「短期金融市場の機能不全防止のため」(∴デフレ因である「マイナス金利」防止のため)、とみずほ証券・小林俊介さん)
みずほ証券・大橋さんは「FOMCのサプライズによって、FRBの政策持続性への信認が崩れた」「中長期でみた米のインフレ率は上がらない」と仰っていました。
昨夜NYもリバースレポが過去最高。
…「思惑と妥協」の産物、リバースレポ。
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- 悪材料出尽くしのFOMC
- ⇒米6月末の銀行ストレステスト
- ⇒∴7月~は、米銀行の自由度が増す(自社株買いOK、増配OKなど)。∴銀行の収益⇑での経済活況となるか?
- ⇒相まっての、「7月決算は例年強い」&今年は特に前年コロナ比特殊因があるので、更に強い決算になると見られる。∴「下がることはない」とNYホリコさん。
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⇒∴「波に乗らないと損」とも。(2013年のバーナンキのテーパリング議論を始めた時は、株価は5%の下落(も、企業業績で持ち直しへと。今回は一度学んでいるので”同じ轍は踏まない”と見る向き多勢))
よろしくお願いいたします。
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