個人ワークにて全世界同時株安になったサブプライム問題についてまとめてみました。
情報に対して精査はしてません。
●サブプライムローン
・プライム=優良顧客の事
・プライムローンとは優良顧客向けのローンの事
・サブプライムローンとは優良顧客ではない(信用力のない)人向けのローンの事
サブプライムローン自体は住宅と限ったことではないですが、今回の問題は住宅なためサブプライムローンと新聞に載っていた場合、「低所得者向け住宅ローン」のことを指します。
●サブプライムローンの特徴
優良顧客じゃない→返せるあてがあやしい→信用力がない
信用力がない
→信用リスクが高くなる
→通常のローンよりも利率が高い
これでは普通に返せないので
借りた数年は金利のみ→数年後元金も支払う→借りたときに返済能力がなくても借りられる
※サブプライムローンのコンセプト
債務者の収入↑=住宅ローン↑
●何故今まで問題にならなかったのか?
住宅ローン<買った住宅の価格
そのため
債務者の収入→≠住宅ローン↑でも買った住宅の価格が上昇しているため
差分で追加借入が可能
→破綻の先延ばし、消費の拡大
→差分が大きい場合は住宅をを売り鞘取り
↓
住宅ブーム
●破綻までの経緯
2006年 住宅価格上昇の鈍化
2006年末 ローン債務者の3ヶ月以上の延滞者が13%
2007年7月 ベアスターンズのヘッジファンド会社の失敗
2007年7月 ムーディーズの格下げ
2007年8月 フランスのパリパが売りに出すが買い手がつかない
→5分で欧州全土に広がる→NY株前面下落
→東京市場下落、3日後には一応収束するも3000円の暴落
●何故個々まで広がったのか?
債務者←→融資会社→大手銀行→ファンド→ファンドオブファンド→世界中のファンドに組み込まれている→出資者は誰なのかも分からない状態に
※砂漠の中に砂金をばら撒いてその砂金を集めようというぐらい困難な事
(自分が勝手に言ってるだけです)
●サブプライムローンの問題(金融面)
1、実質的な損(世界で100兆、日本では1兆円規模)
2、信用融資に対しての不安
1はそれほど問題ではない(バブル時不良債権処理時は60兆円規模)
2は世界経済を回してるの信用取引の失速、金融の停滞
●日本には無かったのか?
住宅金融公庫の中にステップ返済→ステップアップ時払えない人が続出→住宅ローンの焦げ付き→2004年に廃止
土地バブル、ステップ返済と日本にも起こる要素はありましたがアメリカの規模は無いこと債権の証券化がそれほど進んでいなかった、国の信用リスク自体日本はそれほど高くない等色々と考えられますが、日本での住宅ローンの焦げ付きが生かされなかったのは残念です。
「個人では結構まともな人を集団は馬鹿にかえる」って言葉を地で行っているように思えます。
逆にこれは自由経済の宿命ともいえます。
統制されていないから発展しますし、規模も膨らむし、そして破裂する。
情報に対して精査はしてません。
●サブプライムローン
・プライム=優良顧客の事
・プライムローンとは優良顧客向けのローンの事
・サブプライムローンとは優良顧客ではない(信用力のない)人向けのローンの事
サブプライムローン自体は住宅と限ったことではないですが、今回の問題は住宅なためサブプライムローンと新聞に載っていた場合、「低所得者向け住宅ローン」のことを指します。
●サブプライムローンの特徴
優良顧客じゃない→返せるあてがあやしい→信用力がない
信用力がない
→信用リスクが高くなる
→通常のローンよりも利率が高い
これでは普通に返せないので
借りた数年は金利のみ→数年後元金も支払う→借りたときに返済能力がなくても借りられる
※サブプライムローンのコンセプト
債務者の収入↑=住宅ローン↑
●何故今まで問題にならなかったのか?
住宅ローン<買った住宅の価格
そのため
債務者の収入→≠住宅ローン↑でも買った住宅の価格が上昇しているため
差分で追加借入が可能
→破綻の先延ばし、消費の拡大
→差分が大きい場合は住宅をを売り鞘取り
↓
住宅ブーム
●破綻までの経緯
2006年 住宅価格上昇の鈍化
2006年末 ローン債務者の3ヶ月以上の延滞者が13%
2007年7月 ベアスターンズのヘッジファンド会社の失敗
2007年7月 ムーディーズの格下げ
2007年8月 フランスのパリパが売りに出すが買い手がつかない
→5分で欧州全土に広がる→NY株前面下落
→東京市場下落、3日後には一応収束するも3000円の暴落
●何故個々まで広がったのか?
債務者←→融資会社→大手銀行→ファンド→ファンドオブファンド→世界中のファンドに組み込まれている→出資者は誰なのかも分からない状態に
※砂漠の中に砂金をばら撒いてその砂金を集めようというぐらい困難な事
(自分が勝手に言ってるだけです)
●サブプライムローンの問題(金融面)
1、実質的な損(世界で100兆、日本では1兆円規模)
2、信用融資に対しての不安
1はそれほど問題ではない(バブル時不良債権処理時は60兆円規模)
2は世界経済を回してるの信用取引の失速、金融の停滞
●日本には無かったのか?
住宅金融公庫の中にステップ返済→ステップアップ時払えない人が続出→住宅ローンの焦げ付き→2004年に廃止
土地バブル、ステップ返済と日本にも起こる要素はありましたがアメリカの規模は無いこと債権の証券化がそれほど進んでいなかった、国の信用リスク自体日本はそれほど高くない等色々と考えられますが、日本での住宅ローンの焦げ付きが生かされなかったのは残念です。
「個人では結構まともな人を集団は馬鹿にかえる」って言葉を地で行っているように思えます。
逆にこれは自由経済の宿命ともいえます。
統制されていないから発展しますし、規模も膨らむし、そして破裂する。