Urocyon cinereoargenteus

musicとかの紹介

TAK山崎 ルミネッサンス・オブ・ユー

2006年10月19日 00時31分40秒 | music
ルミネッサンス・オブ・ユー
ハービー・S, ビリー・ドラモンド, ビル・チャーラップ, 高内春彦, TAK・山崎, ハル高内
ピーエスシー

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TAK山崎 ルミネッサンス・オブ・ユー。

日本のペッターって言うと有名なところで日野皓正さんやスカパラのNARGOさん等があげられますが、ジャズといった所でこういったプレイヤーがいるのはうれしいと思います。

音楽的にはマイルスやクリフォードといった有名ペッターを思わせるプレイです。

1曲目のシークレット・ラブはミュートを使ったキンキンとしたアップテンポの曲ですが、それ以降はゆったりとした曲が続きます。

ジャケット名になっているレミニッセンス・オブ・ユーはゆったりとした曲でバーとかで人と話をしている傍らで演奏しているジャズライブな曲です。

秋の夜長に聞きたいお勧めの一枚です。

ジョン・コルトレーン ライブ・イン・ジャパン

2006年10月11日 23時11分11秒 | music
ライブ・イン・ジャパン
John Coltrane, ジョン・コルトレーン, ジミー・ギャリソン, アリス・コルトレーン, ラシッド・アリ
ユニバーサルクラシック

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ライブ・イン・ジャパン。その名の通りコルトレーンの日本公演のCD。

正直これ薦めるのは悩みます。

聞いた人によって印象がガラリと変わりますから。

おまけに超重いです。


端的に言ってしまうとフリージャズ4時間コース。


フリージャズはびっくりするほど好き嫌いがはっきりします。

好きな人は「魂の叫び」と評しますが、嫌いな人には・・・


ただの下痢ピー音(←すでに音楽とすら評されない)


または耳障りな雑音


としか見られないからです。


しかし、このコルトレーンのブロウは鬼気迫るものがあり、ある意味狂気の一歩手前な印象を受けます。

面白いのはこの音楽として体を成していない音を「凄い曲だ!」と思うのも「音楽じゃない!」と思うのも聞いてるリスナーに委ねられているということです。

逆を言うと確実にリスナーを選別する曲だともいえます。


フリージャズを知らない人も居ると思うのでちょっと補足。

例えるなら赤ん坊の泣き声といったところでしょうか?

思っていること全てを吐き出したいが伝える事が出来ない。

言葉に出来ないから泣くことしか出来ない。

そんな叫びにも似た感情が楽器を通して表現しようとしたのではないでしょうか?



正直聞きにくい曲ではありますが、理解できると一般のヒット曲に物足りなさを感じるかもしれません。

大航海時代

2006年10月09日 15時55分54秒 | music
大航海時代
K-PROJECT, ゲーム・ミュージック
コーエー

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大航海時代、コーエーのゲームのサントラです。

ここには書いてありませんがこの曲は自分が好きな菅野よう子さんの初期作品です。

自分はこのゲームで初めて菅野よう子さんを知りました。

実はコーエーのゲームもこの大航海時代が初めてだったと思います。

当時友人からPCを借りてシステムディスクと海ディスクを逆に入れて(サウンドテストになる)耳コピーしてました。

このCDではゲームのピコピコ音ではなくフルアレンジバージョンになってます。



おすすめは哀愁のポルトガルとサザン・トワイライト~喜望峰でダンスと七つの海へです。

哀愁のポルトガルは街中のパンチ式のオルゴールのようで哀愁の中にも温かみのある曲だと思います。

サザン・トワイライト~喜望峰でダンスはテンポの早い曲です。
全体的にゆったりめの曲が多い中で良い味出していると思います。

七つの海へはボサノバ調のメロディーに挑戦と希望を上手く表現した歌だと思います。
実は今でもMP3プレーヤーに入れて聞いてます。
歌詞を聴いているとやる気がでるんですよ。
以下歌詞の一部を書いてみます。



~略~

水平線の向うに 写る悲しみさえ

どんな事があっても 向かう人生だと

一人抱いた夢 

どこまでも果てしなくて 迷い迷う日もあるさ

夢を持っている幸せを 感じて心焦がしたら

やがていつかたどり着くさ ただ一人お前の岸辺へ

どんな嵐が来ようとも 心のオール放さずに

やがていつかたどり着くさ ただ一人お前の岸辺へ

仙台貨物 送る言葉

2006年10月08日 01時25分08秒 | music
送る言葉
さとるchang, R.S.S, 千葉, オレ, 仙台貨物
日本クラウン

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宮城に来てます。

けど外は暴風雨。

テレビを見ていると仙台弁が。

と、言うことで仙台弁バリバリの仙台貨物から送る言葉。

仙台貨物といえばナイトメアの変名バンドですが、ナイトメアとは全く異なりおバカなバンドです。

・・・・カミングアウト?

チープな感じやMCの仙台弁やゲイネタなど突っ込みどころ満載ですが、この手の曲は好き嫌いがはっきりしそうですね。

ところでナイトメアと言えばデスノート歌っているって本当ですか?

「直腸刺激でしゃっくり止める」に、イグ・ノーベル医学賞

2006年10月07日 21時21分35秒 | Weblog
「直腸刺激でしゃっくり止める」に、イグ・ノーベル医学賞

今回のイグ・ノーベル賞も変なのが多いです。

「直腸刺激でしゃっくり止める」はサンプリングが少ないような感じがしますが、もし万人に通用する技術なら一つの方法論として選択肢が広がったと見ていいでしょう。

「マラリア媒介蚊のメスが、リンブルガー・チーズと人間の足のにおいを好むこと」
これ物凄くいいテーマだと思います。

上手く行ったらマラリア感染率を下げる事が出来そうですね。

イグ?ノーベル賞はいわゆるいまいち賞ですが上手くすれば光る原石もありそうです。

どちらにせよ更なる研究が必要でしょうね。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200610060022.html

私の志集

2006年10月06日 22時34分17秒 | Weblog
私の志集 300円

新宿の西口を夜半過ぎに歩いた事があるにはこのキーワードを見たことがあるかもしれません。

JR西口のバスロータリーの占いが多い薄暗い所に柱を背に大ガードの方を向いたブラウスにロングスカートの女性が夜な夜な立っています。

都市伝説な話っぽいですがこの女性は実在します。

自分が初めて認識したのは約6年前。

首から「私の志集」と書いている看板をぶら下げ、ひたすらに一点を見ている女性を見て都内には奇妙な人がいるなと思っていました。

しばらくして気がついたのですが夜20~24時に殆ど見かけます。

酔っぱらいに絡まれている所も見かけました。

しかし次の日にも彼女は立っています。

そして最初は300円じゃなかったと思います。

たしか2400円ぐらいで、ここは人通りが多いが一体どのくらいかっていく人がいるのだろうと考えて見たことがあります。

絶対割に会わないなという結論になったのですが・・・

その後同僚の会話から意外と知っている人が多いことが判明。

一時は皆でかってみようかという話も上がりましたが宗教だったら嫌とかなんだか怖いといった理由で未だに誰も買っていません。

後でwebで見ましたが旦那さんも同じように立っていたようですね。

そして詩集は読んでいなくとも彼女の行為自体に強い意思を感じずにはいられません。

結局、彼女が何のために立っているのかは今でも分かりませんが、今日もまた例の柱で人の流れに逆らって立っているのでしょう。


http://www.imagerings.jp/gandhara_1.html
http://www.vinet.or.jp/~toro/genko/syowa2.html

コリン星は北海道にあった

2006年10月05日 21時45分29秒 | Weblog
コリン星は北海道にあった。

こんな事を書くと酷くおちょくっているように聞こえますね。

実際自分も同僚からこのこと言われた時馬鹿にしているのかと思いました。

しかしGoogleMapで調べると確かに北海道の日高付近がヒットします。

何回やってもヒットします。

しかし付近には店等の名前もありません。

実際その付近に行ったことのある同僚が言うには「この辺は競走馬の牧場しかないよ」とのこと。

本当に不思議。

googleはどういったいきさつでこの土地をコリン星にしたのでしょうか?

同様にペンギン村もヒットします。

こちらは長野県です。

なんだかGoogleMapには実際無い地名が色々とありそうですね。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

2006年10月04日 00時28分16秒 | 信on
信onのキャラの紹介文に載せている漢文は何?と聞かれたのでその説明。

この漢文は中国の兵法書「孫子」の中から謀攻篇の一部です。

いわゆる「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」と言われている前の部分です。

勝ちを知るには5つあると孫子では書いてます。



1 知可以與戰不可以與戰者勝、
  (戦う時、戦わない時を知っている者は勝つ)

2 識衆寡之用者勝、
  (状況に応じた行動が取れる者は勝つ)

3 上下同欲者勝、
  (将と兵士が同じ目的なら勝つ(一致団結))

4 以虞待不虞者勝、
  (よく準備されている軍を準備が整っていない軍に当たれば勝つ)

5 將能而君不御者勝。
  (将軍が十分に能力を発揮し、国王が口出ししなければ勝つ)



全体的に言いたい事は分かりますが5番は何か当て付け見たいなものを感じますね。
しかし旧日本軍の起こした八甲田雪中行軍遭難事件がいい例でしょう。

これは大尉2班に分かれて雪中行軍の訓練の際に大軍の青森第5連隊が遭難、199名が遭難死し全滅に近い状態になったのにもかかわらず、もう一班のわずか37名の弘前第31連隊が距離も日程も長いにも関わらず全員帰還したという話です。

この時、青森隊には実際の指揮の大尉の他に編成外で少佐が随行したため、指揮系統が乱れた事が原因の一つと上げられています。


集団の中では混乱は致命的になります。

特に軍ともなれば指揮系統の乱れはそのまま全滅の危険性を含んでいます。

3番にも関わってきますが「將能而君不御者勝」はそのことを言いたいのではないでしょうか?


遭難事件の興味がある方は「八甲田山死の彷徨」または映画「八甲田山」をお勧めします。


・・・話が大分それてしまいましたが以下このように続きます。


故曰、知彼知己、百戰不殆。
(それ故に彼(相手)を知って自分の実力も見極めれば、必ず勝てる)

不知彼而知己、一勝一負。
(彼(相手)を知らなくて自分を知っている者は勝敗はどちらに転ぶか分からない)

不知彼、不知己、毎戰必敗。
(彼(相手)も自分も知らない状態なら必ず負ける)


孫子を書いた人たち(孫武、孫濱等)は相当リアリストだったようです。
こうしてみると漢文って短いけれど内容が濃いですね。