ぐりんのキッチンダイアリー green kitchen in Hamburg

旦那さま(菜食主義)と息子とドイツでのベジーな生活。マクロビ修行とヴィーガン料理と子育て日記。

ゴボウに似た野菜

2016-09-29 | ベジー日記
ドイツに来てよく見かける
ゴボウに似た野菜がこちらの
シュバルツヴルツェル(Schwarzwurzel)。



和名はキクゴボウ?
今一どれが正しいかわかりませんが
日本では見たことありませんでした。

ゴボウより柔らかく
クセがなくてほんのり甘くて中は白色。

黒い皮を剥く時は
手やピーラーもベトベトになるので
お酢で湿らせたほうがいいです。

以前マクロビのレストランで働いていた時に教わったように、
皮はかたいので
少しだけ残す感じでストライプ状に剥きます。

何にでも合いそうな野菜ですが、
昨日はキャベツと豆腐と一緒に炒めた後に、
梅酢で味付けして簡単な蒸し煮にしました。

このままホワイトソースのグラタンにしてもいいかも。




根菜類が美味しい季節がやって来た、
という感じのハンブルクの秋です。

ちなみに、
ゴボウはKletternwurzelといってこちらのアジア食材店でも見かけますが、

オーガニックのゴボウならマクロビ店 Fröhlicher Reisballでよく取り扱われています。

ドイツに来てゴボウが懐かしくなった方はぜひ一度こちらへ。

http://www.xn--frhlicherreisball-0zb.de/?win=home

青空市場の野菜たち

2016-09-24 | ベジー日記
育児休暇中にしたいと思っていたことの一つが
Wochenmarktという青空市場で生鮮食料品を買い物すること。

仕事をしていた以前は
決まった市場でしか買い物したことがなかったのですが、
ハンブルクでは日替わりで色んな場所に市場が開かれています。

http://www.hamburg.de/wochenmarkt-hamburg/

上記のサイトでチェックして、
先週は初めての市場にも顔を出してみました。

市場の八百屋さんから直に買うと
野菜が安心して食べられる気がします。

マクロビではよく
『地産地消』でなるべくローカルで生産されたものを頂くこと
が薦められていて、
市場ではハンブルク近郊で生産された野菜も手に入るのがいいところ。

また、『一物全体』で皮や葉っぱも丸ごと頂くこと
が薦められていて、
その点できればBIO(オーガニック)の野菜のほうが安心です。

私はここ数年、
妊娠中は気をつけていたこともありますが、
オーガニックでないと野菜は食べられない
ような気分になってしまっていましたが。

実際には、
市場で買う際は生産者と販売者が見えやすく信頼できるため、
野菜はオーガニックでなくても大丈夫なのかもと、
やっと最近思えるようになりました。

市場に並べられた野菜たちはとても新鮮に見えますし、
先週買ったブロッコリーには
緑色のイモ虫が4匹もついていました。

虫は苦手ですが
農薬があまり使われていない証拠なんだと逆に安心。

スーパーの野菜は包装ゴミが大量に出てしまうので、
これを避けるためにも
買い物袋を持参して
野菜とフルーツはなるべく青空市場で買うように
心がけようと思ってます。



葉っぱのついたカブは
この後カットして丸ごとパスタに入れました。



バナナをおまけしてもらってほうばる息子。
市場の八百屋さんはどこもみんな子どもに優しいです。

ドイツの積み木

2016-09-18 | 育児
先日、息子の1歳の誕生日プレゼントは何がいいか考えた結果、
積み木を贈ることに決めました。

選んだのはドイツのグリム社Grimm'sの木製のカラー積み木30個の網入り。



届いてみて、親の自分のほうが積み木を気に入ってしまいました。

13色の微妙な色合いが素敵で、木の手触りもよく、
子どもの手のひらサイズで、形がシンプル。

30個入りで少ないかと思ったけど、実際に今はこれで十分で、
追って数を増やしていくのがよさそう。

最初はナチュラルカラーの積み木がいいかと思ったのですが、
子どもにはカラーの積み木のほうが発育に良いと聞き、カラーのものを探しました。

まだ何でも一度は口に入れたい年頃の乳児なので、何より安全であることが最優先でしたが、
グリム社の製品はEN71というおもちゃのEU安全基準を満たしているとのことで安心です。

積み木を選ぶためにこんなに時間がかかるとは思わなかったのが本心ですが。

朝起きてくると、興味深々で積み木に手を伸ばして口に入れる息子を眺めながら、
良いものが見つかってよかったなぁ、と今は思います。


初めてのバースデーケーキ

2016-09-17 | 育児
息子の1歳のお誕生日にバースデーケーキを作りました。



デコレーションケーキのスポンジ部分は、中島デコさんのレシピ本からティラミスのベースを参照にしたもの。



スペルト小麦粉(Dinkel630)、豆腐、りんごジュース、油、ベーキングパウダー、バニラ、
というシンプルな材料をオーブンで薄く焼いて、丸く型抜きしました。

豆腐が入っている生地は柔らかく、砂糖は使わずナチュラルで優しい味です。

クリームは乳製品でなく、市販の大豆プレーンヨーグルトを一晩水切りしたもので、
ビーガンのパパも一緒に食べられました。

トッピングはバナナとラズベリーでしたが、ラズベリーが多すぎて若干酸っぱかったよう・・・。

息子の豪快な手づかみ食べで、あっと言う間に初めてのバースデーケーキはなくなっていきました。

プレゼントは決め兼ねて間に合わず、来週に持ち越しとなりましたが、
無事に1歳の誕生日が迎えられて一安心!

ドイツの短い夏の中、家族3人で公園で遊びささやかながら幸せな一日となりました。

玄米甘酒マフィン

2016-09-17 | ベジー日記
最近リピートしてよく作っているお菓子がこちらの玄米甘酒マフィン。



トッピングはカシューナッツとZwetschgeという小さなプルーンのようなフルーツ。

甘酒は飲む点滴だと聞いたことがありますが、風邪気味にはもちろん、離乳食にも使っていいそうです。
酒粕が入っていない甘酒を妊娠中にも飲んでいました。

玄米甘酒はドイツの自然食品店のマクロビコーナーで販売されている場合もありますが少々高級品です。

麹と玄米があれば自分でも作ることができるのでまた時間を見つけて作りたいものですが、
今回は日本から持参したストックを使いました。

育児中で時間がなくてもすぐに出来る焼き菓子といえば、うちではマフィン。

レシピはいつも参考にしているドイツ語のビーガン簡単レシピ本をマクロビ風にアレンジしています。

精製した砂糖は使わず、代わりにリンゴジュースと玄米甘酒を使いました。
まったり感がなく、さっぱりした甘さでなかなか甘酒は焼き菓子にも合っています。

甘いですか?
と思わず何度か訪問中のドイツ人の義理の父に聞いてしまいましたが、
今回の微妙な甘さはドイツ人的にもオッケーでした。

1歳児の息子も玄米甘酒マフィンは気に入ったようで、大人に負けずの食欲で食べていました。