ぐりんのキッチンダイアリー green kitchen in Hamburg

旦那さま(菜食主義)と息子とドイツでのベジーな生活。マクロビ修行とヴィーガン料理と子育て日記。

オーガニック果汁で葛デザート

2020-06-25 | ベジー日記

ハンブルクも夏が始まりました!

ドイツの夏は短いので、今のうちにやりたいことをたくさんしておかないと、という気分になります。

 

子どもが食べたがる夏のおやつ。

一番人気なのはアイスクリームで、

よく移動販売のアイス屋さんが路上にいたり、どこのアイスショップにも夏は行列が。

乳製品が身近なこちらではアイスもとても大きい・・・。

おいしいけれど、食べるのは特別な時だけにしています。

 

もうすぐ5歳になる息子は食べ盛りで甘いものも大好き。

(自分にも身に覚えがありますが)

友達の影響もあり、色がついていたりキャラクターのおまけがついた甘いお菓子にもすごく興味がある年頃です。

というわけで、普段のおやつはなるべく手作りして添加物や砂糖を控え、

夏でも体も冷やしすぎないもので上手に過ごしていきたいなと思います。

 

先週はオーガニックのぶどう果汁を使って葛デザートを作りました。

 



ぶどうジュースは100%ナチュラルだけどとても甘い。

でもワインレッド色が子どもの心をつかんだようで好評でした。

いつもはリンゴ果汁を使いますが、時々は違うジュースも楽しいかもしれません。

 

葛は整腸作用があり体を温める効果があるとか。

子どもに微熱があったり、お腹の風邪をひいている時などにも食べさせたりしてます。

ドイツのマクロビオティックの店でも購入することもできますが、

日持ちもするので、わが家は日本帰国時に吉野本葛をまとめ買いして(少しお得に)持って帰ってきています。

 

煮る時間にもよりますが、葛デザートはトロンとしていて優しい味。

簡単なのに、食べても家族の体に負担がないのが嬉しいところ。

きっと今年の夏は葛が活躍しそうな予感です。

 

 

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葛デザートのレシピ

4人分(小さめの器)

 

《材料》

本葛粉 大さじ2

100%フルーツジュース(りんご、オレンジ、ぶどう等) 200ml + 60ml(くず粉の2倍量ほど)

塩 ひとつまみ

カットしたお好みのフルーツ(桃、キウイなど)

 

《作り方》

1)本葛粉を2倍量の果汁(常温)に浸して溶かしておく。

2)容器にカットしたフルーツをいれておく。

3)残りの果汁、溶かした本葛粉、食塩を小鍋に入れて、中火で温めながら木べらでかき混ぜる。

4)透明になりとろみがついてきたら、容器に分けて入れて、涼しい場所で冷やす。

 

《ポイント》

・鍋から離れないで、ずっとかき混ぜながら葛の様子をみること。

・カットフルーツがゼリーの中に隠れるよう先に器にフルーツを入れておくこと。

 

 

サイクリングをがんばったご褒美に。

 


エルダーフラワーのシロップ作り

2020-06-06 | ベジー日記

「来年こそは」と昨年の今頃に思っていたものが憧れのエルダーフラワーのシロップ作り。


お隣デンマークのヒュッゲに暮らす本で紹介されていたのを読んで、一度作りたいと思っていました。


息子との散歩の途中にお花の咲き具合をチェックしながら、今か今かと心待ちにしてやっとお花が。






インターネットで調べたオリジナルのレシピでは砂糖を使っていたのですが、アガベシロップで作れたら素敵だなと思いこちらで挑戦。



結果、、、

アガベシロップの量が少なすぎたためあまり甘くない()


それでも独特なエルダーフラワーの香りが爽やかな手作りシロップが出来上がり。


同じ時期に作っていた甘めのレモンシロップ(氷砂糖で漬けました)と一緒に、炭酸水で割って美味しく頂きました。



初夏の味。


今から北ドイツではベリー類の収穫が始まる時期で、近所のマルクトを覗きに行くのも楽しみです。


旬のフルーツを使ったお菓子作り以外に、機会を逃さずに今年は保存食なども手作りしていけたらなと思います。




乳製品も卵も使わないプリン② オートミールの穀物プリン

2020-04-06 | ベジー日記

小麦粉の姿が店からなくなり約1ヶ月。

少しは備蓄していたものの、小麦粉が貴重すぎて日々の料理に使いづらくなりました。


と言っても、子どものおなかはすくし、できるだけ手作りのおやつも食べさせたい。


というわけで、改めてお菓子作りに小麦粉を使わないレシピを考えてみたところ、一番簡単なのは穀物プリン。





よくマクロビ店の日替わりランチで作られていたデザートだったので、数年前にこのブログでも書いたことがありましたが。

穀物プリンは卵や乳製品を使わないヴィーガンのスイーツ。

小麦粉以外に使える穀物もバリエーションが豊富。


今回はドイツのスーパーでまだ手に入りやすいHaferflocken(オートミール)を使ってみることに。


幼稚園もこの一か月閉鎖中のため、自宅で過ごしている食いしん坊の4歳息子にも手伝ってもらいました。


レモンを絞ってもらったり、器によそってもらったり、一緒にできる作業が多くて楽しかったのでオススメです。



穀物プリンのレシピ

4人分


《材料》

Haferflocken(オートミール 1カップ

 2.5カップ

豆乳 1カップ

メープルシロップ 大さじ2

レモン果汁 大さじ 2

塩 ひとつまみ



ラズベリージャム 大さじ2

 大さじ3〜4


《作り方》

1 Haferflockenと水を小鍋でかき混ぜながら柔らかくなるまで煮る。

豆乳、メープルシロップ、塩を加えてさらに煮る。

なめらかにしたい場合は、火を止めたらブレンダーに一度かける。

熱いうちに容器に分けて注ぐ。

5 倍量の水で溶いたジャムを上にかける。

戸外など涼しい場所で冷やす。

しばらくして(1時間くらい)ぷるっと固まれば完成。


《ポイント》

材料は可能な限りオーガニックで。

より柔らかな甘さに仕上げたい場合は、メープルシロップの代わりにライスマルツ(米飴)や甘酒で。

ベリーソースをかけるなら、ジャムは砂糖ではなくアガベシロップを使用した果実分高めのものが甘さ控えめでいい。

ベリーソースはなくてもおいしい。


かわいい器に入れたからか、ビーガンの旦那さんも息子も嬉しそうに食べてくれました。


他のバリエーションでもまた作ってみようと思います。





イチゴの苗に丁寧に水やり。


ぐりんのキッチンへようこそ③

2019-10-06 | ベジー日記
家が近くで夏から子ども達を同じキッズダンスに通わせるようになったママ友達が、先日自宅までランチを食べに来てくれました。

2人とも二児の子育て中ということで会うたびにさすがに忙しそう。自分ではすでに忘れてしまったけれど、オムツ替えや離乳食作りの真っ最中という話題もすでに懐かしい感じでした。

よく一緒にカフェでお茶してますが、赤ちゃん連れだし自宅でゆっくりマクロビランチを食べてほしくて作ってみることに。

この日の献立は、

麦入りの玄米
ビーツの味噌汁
人参とヒラタケのかき揚げ
えんどう豆のムース
ゆでキャベツ
紫玉ねぎの梅酢漬け



秋になって冷えてきたので、最近また鉄火味噌も玄米にふりかけて食べるようになりました。ハンブルクならマクロビ店で手に入りますが、鉄火味噌は貧血や造血など体質強化にいいらしいです。(これも手作りが一番いいに違いありませんが)。



これからも体調を崩さないで元気に過ごせますように。楽しかったからまたお料理でおもてなししたいです。

ひよこ豆のムース

2019-06-21 | ベジー日記
ビーガンのわが家の食卓では、たんぱく質は主に豆。
よく豆料理を作っていますが、
珍しくふわふわに出来上がり、旦那さんが「おいしいよ〜、これ」とよく食べてくれたのがこちらの『ひよこ豆のムース』。


こちらは先日のわが家のランチ。
使えなくて丸ごと残ったままだったレタスともやしの炒め物と一緒に。

このひよこ豆のムースは店のお手伝いに行った時にオーナーが作っていた一品で、自宅でもう一度作ってみました。

作り方は簡単。

1. 乾物のひよこ豆(2カップ)は一晩浸水して戻しておき、圧力鍋で10分ほど加圧調理します。
2. 玉ねぎ(中1個)のみじん切りを油をひいたフライパンでしんなりするくらい炒めます。
3. 柔らかく煮た豆、炒めた玉ねぎ、Tahin(ごまのペースト.大さじ2ほど)を熱いうちに一緒にブレンダーでムース状に混ぜますが、豆は少し煮汁を残したまま混ぜたほうがいいです。
4. 最後の味付けは梅酢で。梅酢がなければ、塩とレモン果汁などでも。

ポイントはブレンダーで混ぜる時に固形の豆をちょっと残すくらいに仕上げると美味しそうに見えるとのこと。

市販のフムス(ひよこ豆のムース)はドイツでもスーパーでよく見るのですが味が濃いめなので、自分で作るほうが好みの味に仕上がります。