ぐりんのキッチンダイアリー green kitchen in Hamburg

旦那さま(菜食主義)と息子とドイツでのベジーな生活。マクロビ修行とヴィーガン料理と子育て日記。

乳製品も卵も使わないプリン② オートミールの穀物プリン

2020-04-06 | ベジー日記

小麦粉の姿が店からなくなり約1ヶ月。

少しは備蓄していたものの、小麦粉が貴重すぎて日々の料理に使いづらくなりました。


と言っても、子どものおなかはすくし、できるだけ手作りのおやつも食べさせたい。


というわけで、改めてお菓子作りに小麦粉を使わないレシピを考えてみたところ、一番簡単なのは穀物プリン。





よくマクロビ店の日替わりランチで作られていたデザートだったので、数年前にこのブログでも書いたことがありましたが。

穀物プリンは卵や乳製品を使わないヴィーガンのスイーツ。

小麦粉以外に使える穀物もバリエーションが豊富。


今回はドイツのスーパーでまだ手に入りやすいHaferflocken(オートミール)を使ってみることに。


幼稚園もこの一か月閉鎖中のため、自宅で過ごしている食いしん坊の4歳息子にも手伝ってもらいました。


レモンを絞ってもらったり、器によそってもらったり、一緒にできる作業が多くて楽しかったのでオススメです。



穀物プリンのレシピ

4人分


《材料》

Haferflocken(オートミール 1カップ

 2.5カップ

豆乳 1カップ

メープルシロップ 大さじ2

レモン果汁 大さじ 2

塩 ひとつまみ



ラズベリージャム 大さじ2

 大さじ3〜4


《作り方》

1 Haferflockenと水を小鍋でかき混ぜながら柔らかくなるまで煮る。

豆乳、メープルシロップ、塩を加えてさらに煮る。

なめらかにしたい場合は、火を止めたらブレンダーに一度かける。

熱いうちに容器に分けて注ぐ。

5 倍量の水で溶いたジャムを上にかける。

戸外など涼しい場所で冷やす。

しばらくして(1時間くらい)ぷるっと固まれば完成。


《ポイント》

材料は可能な限りオーガニックで。

より柔らかな甘さに仕上げたい場合は、メープルシロップの代わりにライスマルツ(米飴)や甘酒で。

ベリーソースをかけるなら、ジャムは砂糖ではなくアガベシロップを使用した果実分高めのものが甘さ控えめでいい。

ベリーソースはなくてもおいしい。


かわいい器に入れたからか、ビーガンの旦那さんも息子も嬉しそうに食べてくれました。


他のバリエーションでもまた作ってみようと思います。





イチゴの苗に丁寧に水やり。


おうちでお花見しよう!(Omas Gartenスタイリング研究会④3月その3)

2020-04-01 | スタイリング研究会

外で花見ができなかったらおうちで楽しんでしまおう!

20203月のスタイリング研究会テーマその3『お花見ごはん』はそんな気分でお料理のお手伝いをしました。





 

『野菜の押し寿司』

野菜だけのお寿司もケーキのような押し寿司風にすると見た目も華やかに。

野菜は人参とキャベツ(ドイツだとSpitzkohlが柔らかくて食べやすい)だけ。
人参はすりおろして、キャベツは千切りに、それぞれ塩をふってしばらくおいておきます。四角い容器(お弁当箱など)にラップをしいて、水分を絞った野菜と寿司飯を交互に重ねます。10分ほど上から重石をして、逆さにお皿にあければ完成です。

トッピングは紫玉ねぎを梅酢に漬けておいたもので、常備しておけば便利なお漬物。

 





『ビーツの味噌汁』

ピンク色のスープはビーツ(Rote Bete)の入った味噌汁。ビーツ特有の少し土っぽい香りが気になる場合は、仕上げにお酢や梅酢を少したらすと爽やかになります。普段ヴィーガンのわが家の食卓では出汁に鰹節は基本的に使わないので、昆布と椎茸(理想の配分は7:3)です。






日当たりのよいキッチンやリビングにテーブルを置いて、春らしいピンク色や白のふわふわしたお花を食卓に飾り、お気に入りの食器で家族と一緒にゆっくりお花見。日本でもとても人気があるらしいデンマークやドイツのヴィンテージ食器は和食にもしっくり馴染んでいました。











ヴィンテージ食器+フラワーアレンジ @omasgartentokyo
撮影+スタイリング @kudomaho5