佐賀県の1台目は、JR 新鳥栖駅のピアノ。
新幹線との連絡駅である新鳥栖駅の改札を出た通路に置いてある、ヤマハのアップライト。
比較的新しくて、状態も良かったが、乗換時間がそれほどなかったので、さっと弾いた。
かしわそばというのが名物のようで、駅のそば屋がおいしそうだったが、食べる時間が無かった。残念。
新鳥栖から鳥栖まで1駅なのだが、時間を稼ぐために特急を利用して、特急料金 500円を JR九州に寄付した。
3分で着くので、もちろん、検札は来なかった。
2台目は、サンメッセ鳥栖という、鳥栖駅の近くにある公共施設にあるピアノ。
そばには、Jリーグ、サガン鳥栖の巨大なスタジアムがあった。
ここのピアノは、「月光のピアノ」と呼ばれているとても古いドイツのフッペル社グランドピアノ。
特攻隊員の方が出撃前に月光ソナタを弾かれたという逸話があり、1993年には、「月光の夏」という映画として公開されている。YouTube でも一部を見ることができる。
というわけなので、見学だけのつもりだったのだが、現地に着いてみると、当日でも窓口で名前を書けば弾けるということだったので、1曲、ゆっくりと祈りを込めて弾かせていただいた。
古いピアノでタッチは浅く、音も小さいが、柔らかい音で、とても味わい深かった。今回の全国を回ったお遍路の中でも、印象に強く残っているピアノのうちの1つ。
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