【03月24日 ハイライト】#Mリーグ 2024-25|毎週月/火/木/金/よる7時よりアベマで無料生中継<公式>
まず 3/24 の第1試合、4着回避率のタイトルをかけて登板した ABEMAS の日向があっさりトップを確保して、ボーダー争いのライバルを突き放す。
第2試合は、久しぶりに爆発した風林火山の伊達の前に ABEMAS 白鳥が苦戦するもしっかりと2着を確保して、ABEMAS が逃げ切り態勢となった。
【03月25日 ハイライト】#Mリーグ 2024-25|毎週月/火/木/金/よる7時よりアベマで無料生中継<公式>
続く 3/25 の第1試合、ボーダー争いがほぼ絶望的になっているサクラナイツだったが、ポイントゲッターの堀、渋川の調子が今一つの中で登板したリーダーの内川がここ一番の力を出してトップをとると、続く第2試合も、今期ここまで絶不調だった岡田が、我武者羅に和了をめざす執念の麻雀でぎりぎりのトップをもぎ取り、直接対決のボーダー争いに一縷の望みを残す結果となった。
特に、岡田さんはこれが今期初トップで、オーラスの親番をぎりぎりでしのぎ切ったときの感極まった表情は、昔々、長野オリンピックでのスキーのジャンプ団体で原田選手が見せた自我崩壊を思わせるものだった。局後のインタビューでは、インタビュアーの襟川が、岡田のここまでの苦しみとトップの歓喜を察してか、もらい泣きするというおまけもついた。
最後の局、岡田の配牌はあまり良くなく、そこから無理に鳴いて聴牌するも、他家も次々と聴牌してゆく地獄のような状況に。一旦は降りて横移動に賭けたが、それを察した醍醐が「中」を手出しするとそれをポンしてしまう。局後の感想戦動画で堀が真っ先に指摘していたとおり、手の中は危険牌ばかりで、実際に4枚のうち3枚が当たり牌、しかも、自分が和了できる牌は無い、という雀理的には明らかなミスだったが、しかし、なんと、そのポンが、僅差での2着だった醍醐の手に、直前に聴牌した雷電の萩原(4着)への当たり牌を押し付ける結果となった。萩原が、セミファイナル以降のチーム状況も考えて、岡田以外から出そうな当たり牌を選んでいたのが実ったのも、プロらしさが感じられて地味にかっこよかった。
【03月27日 ハイライト】#Mリーグ 2024-25|毎週月/火/木/金/よる7時よりアベマで無料生中継<公式>
そして迎えた 3/26 の直接対決、第1試合は首の皮1枚でつながっているサクラナイツの渋川が根性を見せてトップを走ったが、ここでもオーラスにドラマが起きる。一時はラスに落ちていた ABEMAS 不死鳥、白鳥が後半盛り返して、オーラスでも渾身の和了をきめて逆転2位に浮上し、サクラナイツを再び突き放した。この時点で、6位の ABEMAS と7位のサクラナイツはポイント差が 146.9 ポイント。普通のトップーラス(ポイント差 120程度)では足らず、たとえば、7万点のトップとハコテンのラス、あるいは、 10万点のトップ(150ポイント)とハコテンの3位以下なら逆転という状況になった。
続く第2試合は、サクラナイツは満を持しての堀が登板。ABEMAS は白鳥が自身の MVP もかけての連闘。ドリブンズも MVP をかけて、第1試合でラスに沈んだ園田も MVP への最後の挑戦で連闘。しかし、堀は手が入らず早々にトップ戦線から脱落、興味が MVP 争いに移る中で、なんと、南3局に園田が松ヶ瀬から役満の国士無双を和了、オーラスにさらにポイントを伸ばして MVP 争いで白鳥を逆転。次局も聴牌して点差を拡げようとしたが、そこでまたまた、不死鳥白鳥が、跳満自模を決めて再逆転する白熱のデッドヒートとなった。これで、白鳥は前日までのトップの醍醐をまくり、暫定首位に立った。無冠の帝王と呼ばれ続けている園田にとっては本当に悔しい結果となったし、サクラナイツファンにとっては、園田に入った役満が隣の堀に入っていて、そこに白鳥が打ち込めば・・・という感じだったと思う。
【03月28日 ハイライト】#Mリーグ 2024-25|毎週月/火/木/金/よる7時よりアベマで無料生中継<公式>
そしていよいよ最終戦の MVP 争い、第1試合は、MVP の可能性を残すフェニックス竹内、パイレーツ仲林、風林火山の佐々木寿人の激突となった。勝負はオーラスまでもつれて、4人全員参加のめくり合いとなったが、最後は寿人が逃げ切って、逆転の MVP に望みをつないだ。
続く第2試合は。ポイント2位のフェニックス醍醐が登板。第1試合で差を詰めた寿人も当然の連闘。パイレーツは瑞原、ビーストは猿川という4人になった。ここも寿人が順調にトップを走って、MVP をほぼ手中にしたと思わせたオーラス、またまたまたドラマが起こる。北家の寿人は和了を放棄して万全の逃げ切り態勢に入る中、ここまでかろうじてしのいできた醍醐が、なんと混一色三暗刻の倍満を自模って逆転、リーグ参加2年目にして初の MVP を決めた。最終試合の最終局で逆転が決まるという、まるで漫画のような展開。3/27 の園田の役満+白鳥のまくり、に続いてこういうことが起こるから麻雀は面白いのだが、それにしても本当に濃い一週間だった・・・
ファイナル進出の4チームを6チームが争うセミファイナルは、4月7日に開幕。レギュラーシーズンでの稼ぎが 1,000ポイントを超えたドリブンズが、500ポイント超(50万点分!)を持っていてかなり有利な状況ではあるが、どんなことが起こるのか、まだまだ目が離せない。
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