セルジュ・チェリビダッケ没10周年企画
「チェリビダッケの庭」記念上映会
というのが開催されるらしい。
チケットは Yahoo チケットなどで売っている。
「チェリビダッケの庭」は、指揮者の息子さんが
作ったドキュメンタリー映画。
ずっと見たいと思っていたのだが、まだ見ていない。
DVDは限定だったようで、もう売っていないようだ。
2500円は高いが、この機会に見ておこうか、と思う。
もう10年たったのか・・・とも思うし、
まだ10年だったのか・・・とも思う。
実のところ、生演奏を聴く機会はとても少なかったし、
死後、たくさんのCDが出たので、
亡くなっているという実感がまだまだ薄いのだ。
久しぶりに、チャイコフスキーの5番のCDを
取り出して聴いてみた。
チェリビダッケの晩年の演奏に共通しているが、
感情に流されず、それぞれの音を
しっかりと響かせることだけ考えているような演奏だ。
その結果として、とても雄大な音の風景ができあがる。
それが、心の奥深くを大きく揺り動かす。
全機すれば調和する。
みんながそれをめざしているはずなのに、
音楽の中でさえ、それはごく稀にしか実現しない。
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