Nhat ky ve Cartoon

愛するカートゥーンの声優さんたちについてあれこれ

Nerd

2007-09-01 23:11:59 | Misc.
下の話題で、WikiのTeen Wolfのページを見ると、主人公Scottのライバル役であるMickくんについて「性格の悪いjock」という説明がされています。
今日初めて気付きましたが、この"jock"という言葉について日本版Wikiの「ジョック」のページに非常に詳細な説明があるんですね。


The Buzz on MaggieのAldrin Peskyとか、My Life as a Teenage Robotの"Iron Grid Glory"に出てきたJacqueとか、カートゥーンでもおなじみの人々ですね。
私がこのjockなる言葉を初めて見たのは、ずいぶん昔ですが、Down By Lawというロックバンドの"All American"という曲の歌詞です。

パンクロック好きで落ちこぼれ、スケートボード以外はスポーツまるでダメ、というLooserの典型のような男の子が、自分の生活を語る歌詞なのですが、「フットボールチームのjockどもに目をつけられないように気をつけなきゃ」という一節があります。


あと、Bowling For Soupの"High School Never Ends"という曲のPVが、また実にカートゥーン的にjockとnerdの断絶を描いてます。
パンクバンドを結成して一生懸命バンド活動に励むも、スタジャンを着たjockたちからバカにされ、"kick me"と書いた紙を背中に張られる、カフェテリアで食べ物に異物を入れられる、パンツを引っ張り上げられる、等々典型的なイジメを受けるメンバーたち。
ベースのモヒカンくんの"Don't worry, after high school, everything will be better"というセリフがなんだか涙を誘います。
これってつまりは高校から卒業しない限りは、階層構造から抜け出せないって意味でしょうか。


とにかく思うのは、アメリカっていう国は、こういう日本では一見タブーとも思えるような題材を実に露骨に、面白おかしく表現するんだなあ、ってことです。
でも、それは逆に言えば、根っこには「違うってことは素晴らしい」という文化があって、日本ほどには陰湿ではないからなんでしょうね、きっと。

と、学生時代は見事にロックオタクでnerdだった私は想像します。
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