2冠サニブラウン【一問一答】「サニブラウン!」という声援に「名字だなと」
「陸上・日本選手権」(30日、博多の森陸上競技場)
世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)代表選考会を兼ねて行われ、男子200メートル決勝ではサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が20秒35(向かい風1・3メートル)で優勝し、2年ぶり2度目の2冠を達成した。
2度目の短距離2冠は、生駒一太(1947、49年)、豊田敏夫(77、79年)に続く史上3人目の快挙。小池祐貴(24)=住友電工=が20秒48で2位、桐生祥秀(23)=日本生命=が20秒54で3位だった。
サニブラウンとの一問一答は次の通り。
-2年前の2冠との違い
「内容は全然違うと思う。2年前はただ、走ってるだけだった。今は考えながら頭を使って走れるようになった」
-「サニブラウン!」という声援もとんでいた
「名字だなって思ってました(笑い)」
-小池や桐生が粘っていた
「昨日の予選が終わった後に、みんなで『明日は絶対(前半の)100メートル行くぞ!』って話していたので、120メートルまではいると思っていた。そこから自分は腕を振っていけば問題ないと思っていた。自分のレースができたことが勝利につながった」
-久々に日本で走って
「日本の短距離のレベルが上がってきている。自分が海外から日本に戻ってくることで、日本の選手たちと切磋琢磨して、みんなで速くなって、リレーなどもよりいいところが見えるようになってきたのかなと思う」
-リレーは世界選手権、東京五輪での期待も高い
「前回大会は銅メダルで、今回は2017年よりもみんな断然速くなっていますし、いい位置が狙える。非常に楽しみです」
-7月のダイヤモンドリーグは出場する?
「まだ情報を聞いていないので、ヘッドコーチと相談して、今後どうするか決めていこうかなと思います」
-福岡は満喫した?
「いっぱい美味しいものを食べた。満喫したかな。もつ鍋やうなぎ、イカもゴマサバ、海鮮丼、ウニも食べました。うどんや蕎麦も食べました。結構食べてると思います」