長男一家は昼ごろ、いつものように明るくほがらかな幸せオーラを放ちながらやってきました。
始めは少し緊張して居心地のわるさを感じていたわたしも、だんだんリラックス。
長男一家に赤ちゃんを見てもらうことが、うれしく楽しいことに感じられてきました。
親たちも子どもたちも、たっぷり赤ちゃんを可愛がってくれてありがたかった。
4歳女児孫は離乳食のときに、そばにつききり。
ときどきスプーンを持たせてやると、うれしそうに赤ちゃんの口に芋ペーストを入れていました。
(スプーンがくると、パックリ口をあける食いしん坊な赤ちゃん。)
長男は、寝ぐずりを始めた赤ちゃんを抱き取って、根気よく上手に寝かしつけてくれました。
嫁さんは、なにやら親身に、離乳食アドバイスを娘にさずけています。
9人の人間が楽しく過ごした数時間。
すばらしい秋晴れだったので、庭や家のまえの道路に出て遊んだりしました。
娘も婿さんもうれしそうにニッコニコ。
夕方帰っていく長男一家に手を振りながら、心がホッと解放されるのを感じました。
これまでいつも、息子たちのまえでは、何となく娘や赤ちゃんの話題を避けていたわたし。
それとない「アンタッチャブル感」をかもし出していたわたし。
そんな必要はないのね。
赤ちゃんの障害を、もっとオープンに息子たちとシェアしていいのね。
(でも、両耳難聴のことはやはりまだ言えなかった。)