わたしの娘(マメの母親)はグズでトロい。
その家事育児には、ツッコミどころが満載。
でも、うかつにツッコむ(助言する / 注意する / 叱る)と、すぐ怒る。
そんな娘に対して、わたしはイライラがおさえられない。
こういった関係性を、最近のマメはほぼ正確に認識するようになったみたいです。
マメから見るとこんな感じでしょうか。
*何に関してもばあばの方が上手だし手際がいい
*だから、本当は「わたしのお世話」はばあばにやってもらいたい
*でもそんなこと言ったらママが怒るから、がまんしなくちゃ
先日、幼稚園の弁当のことでひと波乱ありました。
弁当初日はわたしが作り、「こんな感じだよ」と娘に見せました。
(べつにキャラ弁風にする必要はないし、幼児の弁当なんて量も少ないし簡単。)
いつものように、娘は不快そうな表情でソッポを向いていました。
わたしから何かを「教わる」ことが、嫌でたまらないのです。
次の弁当は3日後。
前日に「作り方のコツ」を再度ラインで送りました。
翌朝行ってみると...。
用意されていたのは、何ともシュールなパン弁当。
えっ!
時計を見ながら(ああ時間がない!)大急ぎで手直しします。
わたしの焦り顔を見て、娘も「これはマズイ」と思ったようです。
いつもの「よけいなことしないで!」は出てこず、黙って見ています。
代わりに泣き出したのがマメです。
しゃくりあげながら泣きます。
「マメちゃんどうしたの?」
ママが二階に行ったすきにそっと聞くと...。
「ママがすごく怒ると思ってイヤだったの」
ああもう、なんてこった!!
朝の、登園まぎわのこんな時に、
幼い4歳児がこんなことで(ママに気を使って)泣くなんて。
マメが哀れで、
娘が腹立たしくて。
でも、娘だって、好きで「トロく」生まれついたわけじゃない。
娘だって哀れだ。
心がグチャグチャになったわたしです。
そのあと、一生懸命考えました。
(つづきます)