孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

ありがたい冷却期間

2024-05-04 20:14:11 | 3歳から

風邪が長引いて(じつに10日以上)、トロさが5割増しになった娘。

そんな娘にイライラが抑えられず、爆発寸前になったわたし。

 

<いつまで咳してんだよ、うるさいんだよ>

<のど飴やうがいなど、少しは工夫しろよ>

<そのゾンビみたいな顔、うざいんだよ>

<体調不良にあぐらをかいて、マメの世話を手抜きしてんじゃねーぞ>

などなど、悪口雑言が胸の中にうずまきます。

 

でも、あーうれしや。

2日(木)〜6日(月)の5日間、娘訪問はお休みです。

これをありがたい冷却期間として、気持ちをリセットしなくては。

 

思えば、4月の平日20日間のうち、娘に会わなかったのは2日間だけ。

(こちらから訪問したり、娘とマメが泊まりに来たり。)

やりすぎですよね。

無理しちゃったんですよね。

 

連休後半のいま、娘一家は婿さんの実家を訪問中です。

娘からのラインによると、マメは向こうのばあばによくなついて遊んでいるとか。

良かった!

向こうのばあばの大きな引き伸ばし写真を、部屋に貼っておいたかいがありました。

「これはパパのお母さんだよ」と、しっかり教えながら。

 

向こうのばあばはまだ若く、やっと60歳になったところです。

とても公正で聡明なひとです。

わたしが死んだあと、このひとに、マメの結婚・出産などを見届けてもらいたいのです。

(娘だけでは頼りない。)

 

わたしは、どんなに頑張っても、マメが20歳になる頃までしか見てあげられないので...。

 

 

 

 

 


ばあば、ママとお話しないで

2024-05-04 12:51:41 | 3歳から

このごろ、娘と何か話そうとすると

「ばあば、ママとお話しないで」

とマメが言ってきます。

 

<あそんでほしい>からではありません。

<ばあばとママのけんかを見たくない>からです。

 

10日ほどまえ、娘がひどい風邪を引きました。

はげしい咳が何日もつづきました。

顔色が悪く、つねにだるそうな様子です。

もちろん「実家への療養避難」もありましたが、なかなか快復しません。

 

長引く不調の中で、娘のトロさとノロさが、いつもの5割増になりました。

 

わたし:「マメの補聴器ちょっと変だよ、見てあげて」

娘:「う〜ん...」

わたし:「早く早く」

娘:「う〜ん...」

生返事だけして動こうとしません。

わたし:「早くって言ってるんだよ」

わたしの声がだんだん尖ってきます。

 

または、マメの夏物の服がほんの少ししか見当たりません。

夏日が連続しているのにこれでは困ります。

たぶん、まだ荷ほどきしていないダンボールに入っているのでしょう。

さがすよう促しても、「う〜ん...」と言って動きません。

わたしの声がだんだん...以下同文。

 

言い合いがはげしさを増すと、マメが泣き出します。

急いでマメを外に連れ出すわたし。

 

手をつないで歩きながら

「マメちゃんゴメンね、ばあばとママがけんかして嫌だったね」

「うん、マメちゃんやだった」

「かなしかったね」

「うん、マメちゃんかなしかった」

 

苦しいです。

娘のトロさは、以前は庇護の対象だったのに、今は...。

とにかくイライラします。

がまんできないほどに。

 

だって、娘のトロさでいちばん被害をこうむるのはマメだから。

わたしのたいせつなマメ。

娘という「障害物(!)」なしにマメと向き合いたい。

マメの身の回りの世話を、わたしペースできちんとやってあげたい。

 

こんな思いを、るる、夫にぶつけました。

驚きあきれた顔をしながらも、黙って聞いてくれる夫です。