孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

「ゆるさ」が心地よい

2022-10-09 09:49:49 | 1歳から

先日、こみこみライン(小耳症子育てのグループライン)の「両耳さん」グループに、こんな投稿がありました。

<2歳半になる子どもにまったく発語がない、どうしたものか>と。

『えっやばいやばい、それってまずいでしょ』と、ひとごとながら動揺していると、すぐに返信がつきました。

<うちの8歳の娘は3歳になるまで発語がなかったけど、いまはうるさいほどしゃべってます>と。

 

似たような体験談がつづき、具体的なアドバイスも飛び交って、わりと活発なやりとりがありました。

すべてを興味深く読んで思ったこと。

『このお母さんたちの「ゆるい」感じ、なんかいいなあ』

 

両耳難聴のわが子に、なかなか発語がない。

でもどのお母さんも、「あせりまくる」というふうでもなく、

*絵本はそれほど読まなかった

*言語訓練には通っていたけど、家での練習はとくにしなかった

*宿題もきちんとはこなせなかった(だって忙しくて)

*洋楽(セリーヌ・ディオンなど)をよく聞かせていた

*幼稚園に行くようになったら、自然にしゃべれるようになった

みたいな、わりと「のほほん」な感じ。

 

ま、結果オーライだからいいのかもしれませんが、

「そっか」と、肩のちからが抜けるような気がしたことでした。

 

難聴児ブログ優秀ママさんたちの、あの高度な言語訓練テクニック、日常のたゆまぬ努力。

それを目標に、まなじりを決してがんばっているわたし。

娘や夫との温度差に、もどかしさを感じることもたびたび。

 

でも何かさあ...。

夢の超特急で向かおうとしている目的地。

鈍行列車でも、じゅうぶんたどりつけるってこと?