じつは当初、給食の有無は、幼稚園選びでの大きな判断ポイントでした。
不器用な娘には、毎日の弁当作りは荷が重いからです。
でも、幼稚園の給食は保育園の給食とはぜんぜん違います。
保育園の給食とは、調理師さん(たち)が調理室で作った(できたての温かい)昼食のことですが、
幼稚園の給食とは、「宅配弁当」なのです。
たまたまある幼稚園を見学していたとき、この「宅配弁当」が届きました。
中を見せてもらってびっくり。
冷たいごはんと冷たいおかず。(1月の寒いときです。)
おかずは、冷凍ハンバーグ(?)と少々の煮物。
何とも魅力のないものでした。
幼稚園児用にしては容器サイズも大きすぎる気がしたし。
その少しあとに、今の幼稚園を見学しました。
案内してくれたのは、例のバリキャリ風園長先生です。
「寒い時期は保温庫で弁当を温めます」と言いながら、保温庫からいくつか弁当を抜き出して見せてくれます。
幼稚園児らしい小さな可愛らしい弁当箱。
「お母さんたちに、キャラ弁はやめてほしいと伝えています」
「シンプルで作りやすい(食べやすい)弁当がいちばんです」
フタを開けてなるほど。
「玉子焼きとミニトマト」とか、どれも超シンプル。
これなら娘にも作れそう。
娘もホッとしています。
保温庫に入ってほかほかと温かそうな弁当を見て、みんなで(婿さんも)大安心したのでした。
今の弁当作りには、このとき見たお弁当が、とても参考になっています。
あんなシンプルでいいのね。
頑張らなくていいのね。
量や内容を適宜アレンジできるし、
給食(宅配弁当)なんかなくたって、手作り弁当でぜんぜんOKです。
こんな感じの幼稚園です。
ここを選んで良かったです。