1歳4ヶ月のマメ。
まだまだ、写真カードや絵カードなどの「上級編」は早い。
そういうものを導入するだけの基礎的語彙力が、ぜんぜん足りない。
語彙力をふやすには「たくさん話しかける」が定番ですが、これが意外とあいまいでわかりにくいものです。
いったい何を、どんなふうに話しかけるの?
最近、これに関して明快な方法論を見つけました。
日常のさまざまな場面や動作を「実況解説ふうにすべて言葉にする」というものです。
たとえば食事のとき。
「マメちゃーん、ごはんだよー」
「さあテーブルを用意しようね」
「マメちゃん、おイス持ってこれる?」
「いまね、ばあばがマメちゃんのごはん用意してるよ」
「さあじいじ、エプロンをマメちゃんにかけてね」
「ママにお茶々をもらおうね」
「ほーら、マメちゃんの大好きなグラタンだよ」
「おいちいおいちいだね」
「マメちゃん、フォークをじょうずに使えるね」
お昼寝のとき。
「マメちゃんおねむになった?ねんねしようか?」
「お目々ちゅぶちゅぶしようね」
「お布団で寝る?それともじいじの抱っこバンドで寝る?」
「お歌うたってあげるね」
「ほら、わんわん(のぬいぐるみ)もねんねしてるよ」
このやり方は、具体的でとてもやりやすいです。
「何を話しかけていいかわからないよー」と困惑気味だった口の重い娘も、これなら対応できそうです。
これを2~3ヶ月根気よくつづけて、語彙力アップにつなげたいです。