孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

そら耳じゃない...はず

2022-07-11 20:07:39 | 1歳から

先週娘を訪問したとき、いつものようにマメちゃんを散歩に連れ出しました。

暑いので、「公園でハトにえさやり」などのメニューはあきらめて、近くの大型スーパーに直行。

1Fと2Fの店内をぐるぐる歩きまわり、フードコートでおやつを食べ、最後は2Fのペットショップへ。

ガラス越しに可愛い子犬たちを見て、うれしそうに笑うマメちゃん。

と、そのとき...。

 

聞こえた、たしかに聞こえた、「ワンワン」と。

えっ? えっ? 興奮するわたしです。

とても小さな遠慮がちな声だったけれど、もう一度ハッキリ聞こえました、「ワンワン」と。

 

胸のなかにひたひたと押し寄せる安堵感。

補聴器常時装用(5月中旬)から、まだわずか2ヶ月です。

発語まで半年はかかると思っていました。(11~12月)

「案ずるより産むが易し」だったわねえ、とホクホクしながら娘宅に帰ってこの感動を伝えると...。

 

「『ワンワン』なんてこの間から言ってるよ。『パパ』も言うよ」とあたりまえのような反応。

「難聴のマメちゃんに初めての発語があった!」という驚きや感動は感じていないらしく、やや肩すかし。

つまり、娘(たぶん婿さんも)がいかに事態を楽観視していたかということ。

わたしのクヨクヨ心配性を、あきれ半分で見ていたんだろう。

 

まあ、そんなことはどうでもいい。

マメちゃん最初の発語を、自分の心のなかで盛大に祝おう。

(夫は肝心の「ワンワン」を聞いていないので、いまいち乗れない感じらしい。)