しなやかな技術研究会β

 自然エネルギー、気候変動問題に関する情報収集 - 多様化するさまざまなサービスを利用してみるトライアルの場でもあります

サハリン2、日本の石油戦略が折れた

2006-09-19 15:38:20 | エネルギー
 確かに、サハリン2は、問題の多い油田開発だった。海洋汚染の可能性も高く、工事のずさんさがかねてから指摘され、疑問視もされていた。
 だが、実際にロシア側からNoといわれてしまうと、、、
 日本のエネルギー戦略の薄さ、脆弱さが”露”呈してしまった。
 これまでの投資額は、、、?(調査中)
中東依存脱却のシナリオの中で、唯一といっていいほどの具体的な大型プロジェクトは、本当に頓挫してしまったのか?
 問題が多い油田。OK。閉じた。
 ではない。日本の対外的な力は、危険なほど低下しているのではないか?


 単純な問題ではないと思います。これは、、、

クリッピング / イザ! 2006/09/19
「サハリン2」事業停止 エネルギー戦略見直しへ

クリッピング / イザ! 2006/05/27
サハリン石油・天然ガス計画 露天然資源省 「国家統制を検討」
----------


人類の起源は、海。そして帰るのも”海”?

2006-09-19 09:36:44 | 気になる技術
 人工エラって、そういえば、子供の時によんだ未来の技術を予想した絵本にのっていたな。空気を入れたタンクを背負うのがアクアラング。”えら”(gills)の場合には、水中から直接酸素を取り組むことができる。このえらのヒントを魚ではなく、ゲンゴロウ(diving beetles)に求めたところが、今回の記事の新しさかな。しかし、読んでみると、一人の人間が水中で呼吸するためには、なんと970平方フィート(約87.3平方メートル)もの特殊な超撥水加工された薄膜を必要とするのだという。このストーリー、むかし読んだ人工えらと原理は同じだぞ。
 となると、今回の発見は、素材技術が人工えらの実現に十分なほど進化をしたということなのかな。

クリッピング / MSNBC.com,Sept. 15, 2006
Humans gills inspired by diving beetles
----------digg"Human "gills" might soon be possible"----------

コメント続き
 しかし、たぶんこの技術は今度こそ近い未来に実現してほしい。人類の起源は海、そして住みにくくなった地上をあとに、海へと向かいたいと考える人もいるかもしれないから。