今回パパの一時帰国中私は仕事だったので
空いてるのは週末のみ。
私はかねてよりこの夏、福島の美術展に行きたかったのだが
ボウズはいやがるし、
ムリに連れて行っても二人で交通費だけで3万以上かかるし
そこまで行って日帰りももったいないし、
かといって夏はどこも高いし。
日本に帰ってきたら好きな美術展などに
行けるような経済状態になる、っつーのが
目標の一つであったが1年目は当然ムリで、
2年目の今年こそ!
と思っていたのにそれがナゼ東北なのか!?
これはねー、先の震災の復興チャリティーで、
岩手、仙台、福島でしか開催されないのよー。

数年前(2007年)私とボウズが一時帰国したとき皇居の三の丸美術館で見た
伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)と酒井抱一(さかいほういつ)に惚れ、
絵葉書をごっそり買い込んでSDで壁に貼って楽しんでいたんだけれど、
その若冲の絵を個人で相当数コレクションしているのが
なぜかカリフォルニア在住のアメリカ人で
今回東北の復興支援として3県のみに無償貸し出し、
グッズ売上の一部を寄付、っつーもの。
ゆえに東京には来ない・・・。
グゥ。
で、パパから帰国中どこに行く~?と聞かれたときに
福島に行きたいっ!温泉もあるしっ!
と誘ったわけよ。
新幹線に乗って

駅弁食べて



風呂は女風呂、ちょっと汚くて・・・
“お掃除前ですか?”と聞いたところ、昼間立ち寄りした人が
かなりやってくれた様子。(外人の仕業か?と思った)
で、お詫びに貸切のヒノキのお座敷風呂に入れてくれた~♪
食事もグルメプランだけあってなかなかヨシ。
小食なボウズは見ただけで倒れる。(あぐらもかけない)

しかしこのあとご飯、汁物の他に数皿あり、デザートもあり、
ひざに乗せたり片付けたりとさながらパズルのように
置き場に頭を使いながら食べたのであった。
ボウズも結局1時間ぐらいかけて完食したし。
夜食には部屋で桃も堪能。

夕焼けもきれいだったなー

夜は地元のささやかな祭りもあり

次の日は朝からまったり

共同風呂に入り

帰りにパパのお兄ちゃんの家に寄って

盛りだくさんの二日間でしたわ。
そうそう、美術展はびっくりするぐらいの盛況ぶりでした。
ボウズとパパの協力により、ママもゆっくり鑑賞できたし、
おまけに今回の図録も買った☆

そしてこの福島県立美術館、なんと日本橋三越の天女像(まごころぞう)を作った人の
他の作品が常設されていたのよ!!(福島出身だかららしい?)
置物サイズの小さなものが数点だけど、他の作品を見たことがなかったので
このめぐり合わせに感動。
他にもどこか遠くでやっていた花火大会が山の向こうにちらりと見えたり、
今回はちょこちょこ小さなラッキーがあった。
ホテルより旅館の良さを再認識したり、
まぁいつも疲れるまであちこちに行くママにしては
珍しくノンビリ骨休めした旅行でしたな。
で、よく考えてみれば3人で旅行って初めてだったかも、よ?
さぁ骨休めのあとはしっかり働くか。