用あってお昼のランチタイムに学校に行き、
ついでにコンテストの結果を聞こうと
カフェテラスで待ち伏せしていたママ。
トボトボ歩いてくるボウズを発見。
・・・スキップしてないところを見るとダメだったな?
でもママを見つけると手を振って走ってくる。
・・・ってことは意外にいい線いったのか?
いちいち一喜一憂するママ。
だって結果によっちゃー最初にかける言葉や態度が違うだろ?
ママを演じるのも大変なんだよ。
ム、いつもと様子が違う。
“どーしたー?コンテスト!”
“んー、コンテスト?先生が・・また忘れてて・・
だからボク、コンテスト出れなかったの。やってないの。”
な、な、な、なんだって!!
出てない、やって、ない!先生が忘れた!
また、先生が、時間を忘れて、コンテストに、
出れなかった、ってこと!?
あんなに楽しみにしていたコンテストに
出してもらえなかったのね?え?!
ウン・・・
ばかなー!!
分かる?このときのショック!
まさに空はひび割れ、太陽は燃え尽き、
海は涸れ果て、月が砕け散るかというような衝撃よ?
(By HERO 甲斐バンド)
と、と、とにかく座りなさい・・・
まずはママ仮面をつけてアレコレ聞きだす。
間違いない、メグのやつおとといのJog-a-thonに引き続き
今日のコンテストも時間を忘れてすっぽかし、
それに対し何の謝罪もフォローも励ましもなかったそうだ。
ひどすぎる、3日で2回も子供の心を傷つけて!
しかもボウズにとっては2つとも今年の大きな目標だったのに!
改めてフツフツと怒りが沸いてくると同時に
ママ仮面もポロリンと落ちちゃって
机を叩いて怒鳴りだすママ。
それでっ!アンタは先生に抗議したのか!!
言ってない?言う間もなかった!?
先生どこだ!今から言いに行くぞ!!
・・・ママ、何ていうの?
どうしてなんで何がどうなってこうなるのか聞くんだよッ
と、吼えている間に気が付いた。
そうだ、今言ってもこの英語力じゃ怒ってる迫力は満点だけど
具体的な進展は見込めない!!
しかも忘れちゃってたんだから、せいぜいソーリーで
終わっちゃう。
悔しい!ギャフンと言わせなきゃ気がすまない!
・・・分かった。ママ今すぐ家に帰って英作文して出直してくる。
(今考えてみるとこれも随分間抜けな話だな)
首洗って待ってろよ、メグ!!
本来の用事もすっぽかし、ボウズも置き去りにして
飛んで帰る。
ギリギリギリギリ・・怒ってるから英作文もできやしない。
とにかく、思い返せばメモリースティックのときからして
アイツには何を言っても通じない。
そしてこの度重なる“物忘れ”の多さ。
反省してない、悪いと思っていないわけだ。
寄付金額の指定までしておきながらイベントを忘れ、
代わりに何をするわけでもない。
そう、コンテストだって
もう一度やり直すわけにはいかないじゃないか!?
ムカムカ、ムカムカ!
さてこの後ママはどうしたでしょうか!?