ラスベガスで行われた柔道のオリンピック代表を決める
大会にコーチの娘二人が出ているので応援と観戦に
行ってきました。
場所はラスベガス大学のアリーナなんだけど
ここでは各種コンサート、バスケットや体操、
アイスホッケー、ボクシングなどのスポーツ大会にも
使われる会場なんだって。

中でもロデオの大会はココ!って決まっていて有名らしい。
あちこちにポスターや写真が掲示されていて
座り疲れたときに散歩しながら見て回るのも面白い。

場所はライオンマークのMGM,自由の女神のNYNY,
ピラミッド型のルクソール、プールの楽園トロピカーナ
の交差点から空港本面へ車で5分。
ちなみに今回我々の投宿先はトロピカーナの裏にある
DESERT ROSE RESORTで、
3泊すると30%offってことで。。。
朝ごはんはロビーでトースト、ベーグル、シリアル、
ドリンク各種、ゆで卵、ハムなど。
もちろん部屋にはキッチンつきで2ベッド1.5バス。
1.5っちゅーのは1つはバスタブつき、もうひとつは
シャワーのみってことね。
なべ、皿類もあって家具や調度品も新しくて素敵でした。
ベランダつきっていうのもグーね♪

カジノはなくてメインストリートに面してないので
ラスベガスとは思えない静けさ。
子連れで2泊以上するなら最適かも。

で、金曜の学校は休んで木曜の晩に出発し、5時間ほどで到着。
部屋で持参の酒とつまみでガンガン飲んですっかりリゾート気分。
コーチの娘の試合が終わったらbuffetでたらふく食べて
ネオンを浴びながら街を歩いて無料のショーを見て楽しもう♪
って魂胆だったのに、やっぱり柔道がらみだと
そうは行かないんだなぁ。あぁ。。。
アメリカにおける柔道の立場とは
このトライアル会場の構成、
すなわちレスリング3マットに対して柔道1マット
ということからしても容易に想像できるが
これがオリンピック出場をかけて戦う試合、選手なのか?
という内容で、初日の午前中は寝不足と消化しきれない酒とで
睡魔に襲われることたびたび。zzzzz。。。
午前は10-14時、午後は5-7時半ってことなので
コーチの娘の午前中の試合が終わったら午後の試合は
見どころがないので遊びに行こうと思ってたのに
やっぱりせっかくの大会だから見たいとか
見るべきだとかってことで缶詰状態ですわい。
さて、コーチの娘は二人出ておりまして
上のお嬢はバレリー、57kgクラスで1位。

ちなみに73年生まれだから35才?
2位は81年、3位は88年生まれ、
そのほかのクラスを見ても70年代生まれは皆無だから
あっぱれ。。。っていうか、
これじゃぁやめられないでしょ?
バルセロナオリンピックの代表。
下のお嬢はナタリー、48kクラスで2位。

二人ともオリンピック強化選手団?に入っている。
お姉ちゃんはよく子供二人連れて道場に練習に来ていたけど
妹はNY在住ということもあり数回しか来たことがない。
さて最初はナタリーが2勝したものの
このクラスには日系のすごく強い人が二人いて
結局代表の座は逃してしまいました。
バレリーは二日目の試合。
この人は均整の取れたスポーツ向き、どちらかというと
アスリートっぽい体型なのに、ものすっごく力が強い。
だんなが言ってたから真実味がある・・。
でもそんな感じしないのにね?
と思っていたら大間違いだった。
抜群に強かった。
そしてうまかった。
スカッとしたわ!

白い胴着の方。巴投げ。



年なんて関係ないわ。
谷亮子、子供一人で負けてちゃだめよ?
(とはいえ、日本柔道とアメリカでは土俵が違うが)
ただちょっとナイーブな面があるらしく
決勝を決める3戦目はちょっと引き気味で残念でした。
コーチのような人を人とも思わぬ?強さは
受け継がなかったらしい?
それでも優勝して代表の座を手に入れました♪
北京行きよ?
日本でアメリカ柔道の試合が放送されるかどうか
わからないけど楽しみ!!
コーチはというと、やっぱり人の親だったらしく
感無量っぽい。
大声も出さず我々応援団からもちょっと離れたところに
すわちゃったりして。
後に聞いたところによると、喜びは半分半分、
本当はナタリーも一緒に北京に行ってほしかったから
バレリーの北京行きだけでは大喜びできないらしい。
コーチも人の親だったんだなぁ。。。
本当に親としては複雑だよね。
それにしてもコーチ一筋の人生で
自分が教えた娘が2度もオリンピックに行くなんて
コーチ冥利に尽きるだろう?
もっともっとご機嫌でもよかろうに、
やっぱりクールを装うコーチ。
誰かカメラを持っていたら最後の表彰式の写真を撮ってくれって、
そういえば自分はカメラ持ってないよねぇ?
いいよっ!アイ ハブ カメラ!
最後まで撮ってやる!!

と、がんばった結果、7時半で終わるはずなのに
9時までかかったさ。
あぁ、それからリオのBUFFETに行って
てんで子供向けではないセクシーショーを見て
ラスベガスの夜はそれっきりだよ!


食に命をかけるじゅんはちゃんはずっとご機嫌ナナメ。
子供が3時間もご飯食べてない!!って、あの~。。。、
そうそう、前回改装中で行けなかったRIOのシーフードBUFFETね、
魚介たっぷりで一品ずつ丁寧な作りでわりと良かったです。
寿司はにぎりが安マグロとシャケのみ、あとは巻物少々程度。
その代わりカニとカキがたっぷり。
その他の魚料理は日本人にはそこそこ程度のものでしょうか。
皮肉にもソーセージ、ミートローフがおいしかった☆
デザートは少ない。
私は空腹に生物を食べたせいかアレルギーが出かけたので
堪能できず。$38の元は取れませんでした。がっくん。
カキにアレルギーはないんだけどよく当たるんだもんねー。
ここで当たったら帰れないし。
数日後に控えた日本行きも危ないし。
命と医療費考えるならいっそオイスタバーで
たらふく食べてから当たるならあきらめも付くが。
カニは毛蟹命!だからアメリカの毛のない奴は食べない。
日本に帰ったらカニ道楽、どうぞよろしく。
と、帰ってきてからは写真編集。
ボウズは嫌がらせのように出された最後の宿題。
明日で学校終わりだっていうのによー!
とにかく、今回は柔道三昧で意外なラスベガス滞在を体験しました。
いろいろ取りざたされる北京オリンピックの楽しみも増えたし♪
北京オリンピック 8/6-24
柔道は9~15日ですって。

