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アメリカ永住権活用中!その後・・・

約8年のアメリカ暮らしの後2012年に帰国、2014年に永住権返上。パパはLA,ボウズは高校生。その後の生活や成長振り。

OLYMPIC TRIALS 2008

2008-06-16 17:15:45 | 柔道

ラスベガスで行われた柔道のオリンピック代表を決める
大会にコーチの娘二人が出ているので応援と観戦に
行ってきました。

場所はラスベガス大学のアリーナなんだけど
ここでは各種コンサート、バスケットや体操、
アイスホッケー、ボクシングなどのスポーツ大会にも
使われる会場なんだって。



中でもロデオの大会はココ!って決まっていて有名らしい。
あちこちにポスターや写真が掲示されていて
座り疲れたときに散歩しながら見て回るのも面白い。




場所はライオンマークのMGM,自由の女神のNYNY,
ピラミッド型のルクソール、プールの楽園トロピカーナ
の交差点から空港本面へ車で5分。

ちなみに今回我々の投宿先はトロピカーナの裏にある
DESERT ROSE RESORTで、
3泊すると30%offってことで。。。
朝ごはんはロビーでトースト、ベーグル、シリアル、
ドリンク各種、ゆで卵、ハムなど。

もちろん部屋にはキッチンつきで2ベッド1.5バス。
1.5っちゅーのは1つはバスタブつき、もうひとつは
シャワーのみってことね。
なべ、皿類もあって家具や調度品も新しくて素敵でした。
ベランダつきっていうのもグーね♪



カジノはなくてメインストリートに面してないので
ラスベガスとは思えない静けさ。
子連れで2泊以上するなら最適かも。



で、金曜の学校は休んで木曜の晩に出発し、5時間ほどで到着。
部屋で持参の酒とつまみでガンガン飲んですっかりリゾート気分。

コーチの娘の試合が終わったらbuffetでたらふく食べて
ネオンを浴びながら街を歩いて無料のショーを見て楽しもう♪
って魂胆だったのに、やっぱり柔道がらみだと
そうは行かないんだなぁ。あぁ。。。

アメリカにおける柔道の立場とは
このトライアル会場の構成、
すなわちレスリング3マットに対して柔道1マット
ということからしても容易に想像できるが
これがオリンピック出場をかけて戦う試合、選手なのか?
という内容で、初日の午前中は寝不足と消化しきれない酒とで
睡魔に襲われることたびたび。zzzzz。。。

午前は10-14時、午後は5-7時半ってことなので
コーチの娘の午前中の試合が終わったら午後の試合は
見どころがないので遊びに行こうと思ってたのに
やっぱりせっかくの大会だから見たいとか
見るべきだとかってことで缶詰状態ですわい。

さて、コーチの娘は二人出ておりまして
上のお嬢はバレリー、57kgクラスで1位。



ちなみに73年生まれだから35才?
2位は81年、3位は88年生まれ、
そのほかのクラスを見ても70年代生まれは皆無だから
あっぱれ。。。っていうか、
これじゃぁやめられないでしょ?
バルセロナオリンピックの代表。

下のお嬢はナタリー、48kクラスで2位。

二人ともオリンピック強化選手団?に入っている。

お姉ちゃんはよく子供二人連れて道場に練習に来ていたけど
妹はNY在住ということもあり数回しか来たことがない。

さて最初はナタリーが2勝したものの
このクラスには日系のすごく強い人が二人いて
結局代表の座は逃してしまいました。

バレリーは二日目の試合。
この人は均整の取れたスポーツ向き、どちらかというと
アスリートっぽい体型なのに、ものすっごく力が強い。
だんなが言ってたから真実味がある・・。

でもそんな感じしないのにね?
と思っていたら大間違いだった。

抜群に強かった。
そしてうまかった。
スカッとしたわ!



白い胴着の方。巴投げ。







年なんて関係ないわ。
谷亮子、子供一人で負けてちゃだめよ?
(とはいえ、日本柔道とアメリカでは土俵が違うが)

ただちょっとナイーブな面があるらしく
決勝を決める3戦目はちょっと引き気味で残念でした。
コーチのような人を人とも思わぬ?強さは
受け継がなかったらしい?

それでも優勝して代表の座を手に入れました♪
北京行きよ?

日本でアメリカ柔道の試合が放送されるかどうか
わからないけど楽しみ!!

コーチはというと、やっぱり人の親だったらしく
感無量っぽい。
大声も出さず我々応援団からもちょっと離れたところに
すわちゃったりして。

後に聞いたところによると、喜びは半分半分、
本当はナタリーも一緒に北京に行ってほしかったから
バレリーの北京行きだけでは大喜びできないらしい。
コーチも人の親だったんだなぁ。。。
本当に親としては複雑だよね。

それにしてもコーチ一筋の人生で
自分が教えた娘が2度もオリンピックに行くなんて
コーチ冥利に尽きるだろう?
もっともっとご機嫌でもよかろうに、
やっぱりクールを装うコーチ。
誰かカメラを持っていたら最後の表彰式の写真を撮ってくれって、
そういえば自分はカメラ持ってないよねぇ?
いいよっ!アイ ハブ カメラ!
最後まで撮ってやる!!



と、がんばった結果、7時半で終わるはずなのに
9時までかかったさ。

あぁ、それからリオのBUFFETに行って
てんで子供向けではないセクシーショーを見て
ラスベガスの夜はそれっきりだよ!





食に命をかけるじゅんはちゃんはずっとご機嫌ナナメ。
子供が3時間もご飯食べてない!!って、あの~。。。、

そうそう、前回改装中で行けなかったRIOのシーフードBUFFETね、
魚介たっぷりで一品ずつ丁寧な作りでわりと良かったです。
寿司はにぎりが安マグロとシャケのみ、あとは巻物少々程度。
その代わりカニとカキがたっぷり。
その他の魚料理は日本人にはそこそこ程度のものでしょうか。
皮肉にもソーセージ、ミートローフがおいしかった☆
デザートは少ない。

私は空腹に生物を食べたせいかアレルギーが出かけたので
堪能できず。$38の元は取れませんでした。がっくん。
カキにアレルギーはないんだけどよく当たるんだもんねー。
ここで当たったら帰れないし。
数日後に控えた日本行きも危ないし。
命と医療費考えるならいっそオイスタバーで
たらふく食べてから当たるならあきらめも付くが。
カニは毛蟹命!だからアメリカの毛のない奴は食べない。
日本に帰ったらカニ道楽、どうぞよろしく。

と、帰ってきてからは写真編集。

ボウズは嫌がらせのように出された最後の宿題。
明日で学校終わりだっていうのによー!

とにかく、今回は柔道三昧で意外なラスベガス滞在を体験しました。

いろいろ取りざたされる北京オリンピックの楽しみも増えたし♪

北京オリンピック 8/6-24
柔道は9~15日ですって。

 


フレズノ・余禄

2008-06-03 16:24:41 | 柔道

フレズノから帰ってくる途中立ち寄ったREST AREAで
ビュッフェ(BUFFE,バフェー、いわゆるバイキングスタイル)に
入った我々JUDO AMERICA一同13名。

席についてさぁイザ!!というときになって
店員がにこやかに言う。

この店に爆弾があるという電話が2回来たので
今日は閉店です。

バ、バクダンだって!?

みんな回れ右をして早足で店を出る。

ボウズ、皿なんか置いていきなさいッ!!

ま、さらに山盛り料理積んで食べながら出て行く人もいたけれど。

サァ大変だ、爆発する前に早くここから遠ざからなくては!!
目の前はガソリンスタンドだし、
給油に来た車も追い返されてるし。

と、車に乗ってスタコラ逃げるかと思いきや、
通りの向かいがわの店に移動。

えー!!
ガソリンスタンドに引火したらどーするのよ?
見物する気?
子供だっているのに悪趣味じゃない?
コーチの指図でしょ!!

とにかく窓際でいつ爆発するかと様子を伺いつつ
待つことしばらく・・・・・

パトカーも来ない。
バクダン処理班も来ない。

30分もしたら車が入り始め、通常営業!?

さてはあの店、こんな大勢で押しかけても
料理が無いからウソついたな?
いやいや、こっちの店がヒマだから
イタズラ電話を掛けたんだ!

とにかく何事も無かったのですよ、ホッ。

てっきりこれはイタズラだとコーチが見破ったのかと思いきや
どうやら向かいの店に先導した男性陣はたんにハラが減って
向かいの店に入っただけらしいかった。

ろくなもんじゃねぇゼ。

さてそこからの運転は私が担当し、ハラハラドキドキ。
緊張をほぐすためか一生懸命話すじゅんちゃんとユキちゃんの
大声でナビの声は消され、代わりにじゅんナビ、ユキナビが
右と左とあっちとこっちを同時に言ってくれ、
見失った先導車からは早くしろと電話が入り、
余分なミラーがあっちこっちについて目がちらつく車内で
サングラスを掛けたままの夜間運転、
椅子の調整をしなかったのでどうにも狭い視界、
スムーズにきいてくれちゃうブレーキとハンドルとで
スリル満点の2時間半でございました。

そのせいかじゅんちゃんは今日は疲れが抜けずに
息子は学校を休ませ、ユキちゃんと息子は
今日の練習には来ませんでした・・・・・。


ボウズ復活!!California State Championship 2008

2008-06-03 08:04:23 | 柔道

今年のCalifornia State Championship はフレズノにて。

計量が試合前日のため、1泊することになる。

ちなみにフレズノはサンノゼより近いとはいえ
328マイル、524キロ。5時間の道のりです。

メンバーの中に子供の体重を気にしているお母さんがいて、
もう少し痩せさせて下のクラスで対戦した方がいいからと
朝ごはん抜きにしたり前の日から絶食させたりしているので
ボウズは朝ごはんを家でしっかり食べておき
車中の絶食に付き合う。
まぁ普段から間食はさせないので変わりはないのだが。

ところがな、計量したら26.25キロだから
後30分外を走って0.25落とせと言うではないか。

よりによって一番体重なんか考えてなかったボウズに
お鉢が回ってきたかんじ。

その辺をぶらぶらしていたママが戻ると
大変、走りなさい!
がんばって痩せなさい!と騒いでいる。

ちょっと待てよ、勝手にそんなこと言うな。
これがこの子の体重なんだから
そのクラスで戦わせればいいじゃないか。
9歳の子供に減量させるな。
今からそんな考え吹き込まないでくれ!!

体重減らして下のクラスで勝ってもどうなのよ?
負けたらかわいそうだとか大変だとかいう気がしれないわ!!

まぁまぁ、ほんのちょっとの体重だし、やるだけやって、ね、ね?
となだめられ、チキショーバカヤローやってやらーと吼えながら
ママも一緒に走り出す。
だってそうでもしなきゃ腹の虫も納まらないだろう!?

そう、走って汗かいて怒りも納まり、
ボウズはどうやら後半ペースの上がるタイプで
長距離ムキだな、しめしめ・・などと
観察する心の余裕も出てきたところで切り上げ、
再度計量。

パンツまで脱いだらしいよ?
その結果26.01で0.1オーバー。
つまりは26キロからの部で一番おやせさんってことね?
走った結果一番不利にしたんじゃありませんこと?
オホホホ。

まぁ今回の試合はやめようって言うほど
最近のボウズは振るわなかったので
せっかくここまで来て大きい子とやって
泣いて帰るのも気の毒だと思われたのかもしれないが。
で、せっかくみんなも一緒に走ってくれたのに
あと0.1グラム!!オシイ!クヤシイ!
パンツも脱いじゃえ!ってことになったのは
容易に想像でき、ちょっぴり笑える。

皆様のご協力には感謝しますが、
これで下のクラスになって勝ったら、
きっと今後も体重を気にしだすと思うので
今回はこれで良かったと思います。

あたしゃーお父ちゃんがボクシングで減量をして
いかに過酷で不自然で怖いものか聞いていたので
どうしても抵抗がある。

いっそ永遠のライバル矢吹丈と対戦するために
命がけで減量した力石徹ぐらいの執念とドラマがあれば?
しかしやはりスリムなボウズが減量する側になるとは思えないが。

ボウズは気の毒にどっちに賛成していいかわからない様子。
そりゃそうだろう。
柔道のことはコーチに従うのが大原則で
ママも普段はおとなしくしているのに
こんなに怒るってことは・・・・。
ボク、ワカンナイって感じ?

こりゃまずかったな、と
またママのインチキな魔法を掛けてみた。

チチンプイプイ~
時間とお金を掛けてここまで来たのは
道場にはいない大きな子達と対戦するためです~。
道場ではいくら大きい子と対戦したいと思ってもできませんから~♪
そう思ったら時間もお金もむだじゃないでしょ?
それ以上の価値があるんです!
ただしいつもみたいに全然技を掛けなかったら
みんな無駄になります~♪
5秒以上止まってはいけません、
5秒たったら足払いでもいいから掛けること!
泣きたくなかったら技を掛けること~♪

かかった・・・らしいよ?
(ひっかかったとも言う?)

相手の様子なんかお構いナシに
ズケズケと前に突き進んで行くボウズは勇ましく、
1年ぶりにボウズ復活!でした。

巴投げまで出ちゃったんだよ!?
魅せるねぇ!楽しいねぇ!

そうだよ、試合のマットの上に出したら
後は楽しみながら応援・観戦するぐらいでいいんじゃないの?
できればビール片手に。

出来が悪いからいつもムキになって
罵声を浴びせるのも良くないしねぇ、お互い・・・。

さてボウズのグループは9人で4試合やり、
2勝2敗で3位。

負けた相手は全然歯が立たない様子がわかる。
本人にもそれが分かっている様子。
それでも去年以来の負けることを怖がって
技が出ないスタイルを変え、
ズンズン突き進んで技を掛けるボウズは勇ましい。

コーチとしては技術的に満足するものではなかったらしいが
脱スランプ記念試合として満足です。

負けて泣いて帰ってきたときも今回はママにかじりつかず
メンバーに慰めてもらって
みんな共に成長しているんだなぁと思いました。




柔道オープンハウス

2008-03-17 14:05:28 | 柔道

柔道のオープンハウスがありました。

1時から5時までの長い時間、一体どうなることやら?
と危惧していたものの、
練習自体はワザよりアクティビティ中心で
みんな楽しんでいたし、初めての子も無理なく入り込めたみたい。

ママのお友達も来てくれて
一緒にママさん柔道レッスンに参加。

コーチは上機嫌。
この分なら今年もう1回ぐらいやるんじゃないだろうか!?


悔し泣き

2008-03-04 06:15:45 | 柔道

日曜日は柔道の試合でLAへ。

ボウズは今回から9歳の部になります。

これぐらいの年になるともう何年も柔道をやっていて
これからも続けるぜ♪っていう子ばかりが残っているわけで
今までのようにラッキーな対戦相手というのはいなくなるのね。

人数も減ってきて、4試合もすることはない。
年令、体重、ベルトの色の組み合わせで
4,5人のグループに分けられ、その中での対戦。

ボウズは今日は3試合。

初戦は危なげなく勝ったものの、
他の子の試合を見てると遠目にも力強く、
スピードが速い。

ムム、ボウズ今日はきっと泣くな・・・。

しかしながらボウズも普段のホニャララな練習のときとは違い
積極的に技を掛け、後ろにはひかない。

すごいぞボウズ!
いいぞ、ボウズ!

ラテンのYちゃんも会場一大きな声で応援してくれる。
メガホンを使ってる私より大きい声で
“ギャーーーー!”って、えぇ、これも応援ですから♪

前に座っていた中国人バァさんは
そっと横にずれていき、ダンナの肩に頭を埋めて
しっかりと耳をふさいでおりました。

2人目は有効を取られて判定負け。
ワザを掛けに行ってもなかなか掛からないのが
最近のボウズの悩み。

3人目は本命と思われる子だがボウズも効果を取り、
引き分けの末、延長。

延長はその時間内に先にポイントをとったほうが勝ちになる。

で、果敢に技を掛けにいくもさっと足を払われて
効果を取られ、終了。

まぁよく頑張ったが技を掛けるスピード(タイミング)が遅いので
しっかり掛からないのが最大の難点ですな。

席に帰ってきたボウズは案の定悔し泣き。

入賞してもトロフィーで喜ばず悔しがるなら
まだ見込みあり・・か。

さて、普通2敗なので単純に考えれば3位なのだが
ポイントも考慮されるので2位だったボウズ。

少しは笑顔がもどりました。

次回は最高の笑顔が見れるように期待します♪