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『 ダウン・イン・ザ・バレー 』

2006年01月20日 | 映画感想(欧米)
この映画、スターキャット通信にも 紹介されていなかった。
たまたま 他の映画の上映時間が知りたくて
HPをみて 初めて知った。

ええええ?? ノートンの主演じゃん!!!! 
こりゃ 観にいかないかんわ~~
そうそう・・
” カンヌ「ある視点部門」参加作品 ” とも 書いてあるし・・・・


公式HPの絵柄が かわいいんですよ、ね・・・
緑の上で たたずむ 男女。
これは もう爽やかな 青春映画に違いない!!・・と 思って
喜び勇んで観に行った・・・のが・・・あとの祭でした・・・


とても とても 暗い映画でした。
『 アメリカンヒストリーX 』 といい 『 レッドドラゴン 』 といい
ノートンは最近
「狂気」の世界(の役柄に)ハマってしまったのかしら??
この映画の場合は 特に 普通に見える人の 「狂気」 ←(と言ってはいけないのかもしれませんが)だったので
妙に 怖かったです。
気がついてみると 自分は 常に ”お父さん”の立場で 観ていました。

ずいぶん大きくなった カルキン兄弟の末っ子 ローリーが 
ちょっと弱弱しい ナイーブな少年を演じていたのだけれど
彼の 内面と 
ノートンの(多分 少年時代の)トラウマとが
どのようにシンクロするのか もう少し みせて欲しかったです。

ノートンは プロデューサーにも名を連ねていたのだけれど
どこの部分に食指が動いたのか 聞いてみたい気がしました。
初監督作品 『 僕たちのアナバナナ 』 とは
あまりにも かけはなれた 話だったから。

かなり 意欲的に出かけたのだけれど
映画館を出たときは 疲れきっていました。
あの 緑の上に座っている二人のポスターの
” 「ある視点部門」 参加作品 ” という文字を読み返し
なるほど・・そういう意味だったのね~
と・・マイナーに納得したのでした。


  2006.01.14  「ダウン・イン・ザ・バレー」  センチュリーにて鑑賞  ★★★


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2 コメント

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コメントありがとうございました (toe)
2006-02-14 00:34:42
こんにちは。



この映画、チラシやポスターのツーショットを見ると爽やかな恋愛映画を想像しちゃいますよね

そこも問題かもしれないですね。

でも、確かにノートンご本人も、最近は心理的に深いものをお好みですよね。

次は、久々に『アナ・バナナ』みたいな明るいのやって欲しいですよね。
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そうそう・・ ()
2006-02-14 09:25:16
アナ・バナナ以来 普通の映画・・というと ちょこっと出た 『フリーダ』しか 記憶に無いです。

ここらで一発 明るい映画に出て欲しいですね~♪
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