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『 シークレット・オブ・モンスター 』

2016年12月02日 | 映画感想(欧米)
賛否の分かれる映画だったみたいですが
私は 面白かったです。
ただ 夫婦50割を利用しようと ( ガソリン代も浮かせる!笑 ) と
夫を誘いましたが
「 う~~ん・・ 」 と気乗りしない様子 & 映画の日♪ だったため
一人で鑑賞しました。
結果・・・・・
夫は 観なくて正解。 たぶん 怒ってただろうな・・・( 笑 )
ハネケの 『 隠された記憶 』 がダメな人だったから・・
はっきりとした起承転結がある映画 がお好みの方には お勧めしません。


タイトルロールで まず ガン! とやられました。
その音楽 映像自体が すでに 面白いのです。
まるで LPレコード盤のジャケットが 生きているような感じ・・・
クラッシック音楽ファンの私は
確かに 音量は大きいけれど
それほど 苦になるものではありませんでした。

さて 肝心の内容についてですが
仕事をしている為、平日のレイト鑑賞 (12月1日は 木曜 )
しかも 21時過ぎから!!!
って わけで 少し 寝落ち・・・・(..;)
なので はっきりと どうこうとは言えませんが・・・・・


怖いです。
この主人公の 狂暴的な気性。
及び ご両親の 偏見的 ( 上手い言葉が見つかりません ) な接し方。
まずもって 石を投げるシーンからスタートするのですが
なぜ 主人公がそんなことをしたのか?
全く わかりません。
いわゆる 「 かん 」 の強い子 なんでしょうね。
その後も 両親を否定。 自分の したい放題。
ある意味 精神的暴力映画です。
観ていて 怖い!
そういう意味では 恐怖映画かもしれない( 笑 )

両親も両親で 上手く言えませんが 肉親的な ( つまりホットするようなフィジカルな )
愛情が 感じられません。
母親に至っては 
かわいがる、というよりも
主人公をいじめるようなことを わざとやっているとしか思えません。
( 口では 私の大事な息子 と言っていますが )

まぁ そんな場面をいくつか 観せられた後
いきなり 違う 章 ( 場面 ) へ。

ここなんです。 たぶん みんながキライなのは
だって
へ?
って感じで 終わっちゃうのです。
・・・・・
私は 予告とか チラシコピーとか 前情報を一切入れないようにしているので
本当に へ? まさか・・? でした。
でも 記憶の片隅に
かすかに
「 なにが 彼を独裁者に仕立て上げたのか? 」 みたいな
フレーズが 出てきて
へ?? そういうこと??
で・・・でも
どこで 独裁者 ってわかるの???????????

状態で エンディングロールと なってしましました。

おおおおお~~~~!
終わり方も 暴力的だよー
意味わかんないじゃんか~~!!!!

ってなわけで
自分の感想がまとまる前に ほかの人の感想が読みたくなって
ネットサーフィンして 読みまくってしまいました。

よかった・・・・
嫌いじゃない人も 少し入る・・( 笑 )

とにもかくにも
もう一度 観たいです。
それぐらい 強烈な映画でした。
もしかしたら この主人公は 何かの歴史的な事象を表していたのかも・・??
とも思ったので。
寝落ちした部分の補完もしたい~~~!!!


  「シークレット・オブ・モンスター」  2016.12.01  TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞  ★★★★


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