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『 ビッグ・アイズ 』

2015年02月05日 | 映画感想(欧米)
あの 目の大きな子どものイラストは
見たことがないし
ポスターやチラシ に載っている
( まるで 冒険家のような ) 服を着た 男の人の顔は
いや~~な 顔をしているし
・・・
ティム・バートン監督作品 & エイミーアダムス が主演していなければ
スルーしていた映画だったと思います。


う~~ん
どうして ティム・バートンが こんな題材を撮ったのか???
イマイチ わかりませんでした。
事実に基づいた 話のようなので
その中身が 面白い! と 思ったのかもしれませんが・・・

主役の一人 ウォルター役の クリストフ・ワルツ は
最初の 印象どおり
精神的に す~~ごく 嫌な 男だったし
( 観ていて すごく 気持ち悪かった )
対する マーガレットも
子持ちの再婚 という 引け目があったからなのか?
でも
最初の 夫から 逃げ出す 知恵と勇気があったのに
なんで また
こんな 男に引っかかったのか?

今度は さらに 精神的にひどい目にあったのに
早めに 逃げ出すことができなかったのか????

観ていて 非常に 歯がゆかったです。


確かに
サラリと 時代背景の説明があり
懺悔シーンでも 「 夫に従いなさい 」 いわく 言われていましたが
私には
逃げ出せない 理由が 伝わってきませんでした。
・・・というより
当時の 女性差別 を
もう少し 深く 掘り下げて 描いてほしかったです。
それが なされていないがために
監督の 制作意図が 感じられず
不満が残ってしまったので。


ごめんなさい。
夫 ウォルターを そこまで 気持ち悪く思えたのは
俳優 クリストフ・ワルツ が 
あまりにもうまく 嫌な男を演じていたからでしょう ( 苦笑 )
妻役の エイミー・アダムス も
その彼に 精神的に 囲われてしまって
逃げ出すことができなかった 女性を うまく 演じていたと思います。
( ただ 今までの 彼女が演じたイメージ からは 離れていたので
  違和感が ありました )
なので
見ごたえが なかったわけでは ありません。
・・・・が
だから どうした・・?
と 思ってしまったので ( 苦笑 )

ただ
絵の才能 と 売れる のとは 違うのだなぁ~~と。
ヘンに 感心したりもしました( 笑 )

もしかしたら
ティム・バートンは
それは 映画の世界でも おんなじだよ~~
才能がある監督が撮ったから といって
興行成績が よくなるわけじゃないよん。
その逆もありきで、
平凡な 映画でも 宣伝次第で 売れるんだよ~~~
と、
言いたくて
この映画を撮ったのかしらん??と 
ちょっぴり 勘ぐったりして・・・( 笑 )


   2015.02.01  「ビッグ・アイズ」  TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞  ★★★


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