映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ

もと映画少女の”猫”のお喋りです♪

『 プロヴァンスの贈りもの 』

2007年08月17日 | 映画感想(欧米)
この映画は レンタル屋さんでは
どういうコーナーに分類されるのでしょうか??
めでたく カップルもできるのだから
ヒューマン・ラブ・コメ とでも 言いましょうか??

でも 何より 私は
年取った おじさんと 少年のやりとりから
『 ウォルター少年と、夏の休日 』 を 思い出してしまいました。
この時の 子役は ハーレイ・ジョエル・オスメントくん。
今回は フレディ・ハイモアくんです。
『 ネバーランド 』 の時に比べると ずいぶん大きくなりましたね~
いったい 何歳くらいの頃を演じているのだろう??

かなり 気になりましたが
記憶の 端切れは ひと夏の出来事ではなく
少年時代の 何度かの 夏の出来事 だったんですね・・

   何かで読んだのですが
   子供時代のことを 覚えている・・というのは
   その頃から 自分の考えをしっかり持っていたから だとか・・。
   ( 友人のメールの文章だったかもしれません。 汗 )

そんな 役をしっかりと演じていました。


大人に なったマックスが
遺産手続のため 20数年ぶりに プロヴァンスを訪れます
数字と 秒単位の時間の中で 緊張しきっているロンドンとは 大違い。
ここでは
時間も 人間も 風景も ゆったりと流れています。
でも
古く広大な建物も ぶどう畑も
数字=資産価値 にしか みえないマックス。 ああ なんて可哀想な 感性!

けれど 資産価値をたかめるため 屋敷を補修していくうちに
だんだんと 少年時代の
叔父さんとの やりとりを 思い出します・・・・
   そのときは 気づかなくても そこで過ごした時間・おじさんとの語らいは
   至福のときだったに 違いありません。
 


     この映画で 心に残った言葉が ひとつ
     「 ここが 貴方の人生にあわないんじゃなくて
       貴方の人生が ここにあわないのよ 」
          ブラヴォー!!!!
       主語を 変えるだけなんですけど ね・・(笑)
       すごい 言葉( 発想の転換 )だと思いました。
  

確かに 構成も見事だし 観ていて面白かったです。
けれど・・・・
   ( すみません 今からいう事は 庶民の つぶやきです。 )

   
     ・・・詰まるところ 
     この話って
     「 お金持ち 」 の 話 だよねぇ~

広大な屋敷で 自由な時間を過ごせるのも
ロンドンでの
仕事に キリをつけて プロヴァンスに 行けるのも

もちろん 「 仕事と言う機能より 暮らし 」 を選んだのでしょうが
お金があって ならではの選択・・

・・・・・・ではないかと・・・・汗
      いや~ なんて 夢がない 感想なんでしょ(笑)


ワインの飲めない 
( グラス1杯で 二回ほど つぶれたことあり。 その後は 飲んでません ) 
私には
いまいち ワインを味わうように この映画を味わうことはできなかったような 気がします。
ワインが飲めたら もう少し この映画に浸れたかも・・・??
あああ~ 残念です!  (笑)


  2007.08.12  「プロヴァンスの贈りもの」  ゴールド劇場にて鑑賞  ★★★☆





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワイン好き (冴子)
2007-08-19 21:21:57
大のワイン好きの私は帰りにキャンティを買って帰って早速飲んだし、映画もリピートしました。

ブドウの木の作り方が日本と違うんだな~とか、イギリスは日本と同じ左側通行なんで、一瞬迷うところとか、あのかわいいスマートカー(ピンクパンサーでも活躍してましたよね)の活躍とか、いろいろ私のツボにはまるところがあって、主役のフレディ・ハイモアが大人になってあんなごっつくなっちゃうところを除けば、すごく好きな映画でした。

あの義理の妹の女の子もキュートだったし、会社のインド系の秘書の女性も素敵でしたよね!
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じ・・実は・・・ ()
2007-08-20 12:54:12
冴子さんが この映画をリピートされるくらい好きだと知っていたので
この感想はUPしにくかったのです・・汗
でもコメントを読んで
あ・・そういう細部が楽しかったのねぇ~
と納得できました。
ブドウの作り方は日本と違うんですか??
あ・・そうか!!日本は釣り下がっていますね。
(あまり 深く考えませんでした汗)
確かに
妹も秘書もキレイでしたぁ~
でもって
あの義理の妹 アルバート・フィニーの娘にしては
キレイすぎ!(笑)
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こんにちは♪ (nyanco)
2007-09-03 10:34:13
猫さん、こんにちは♪
実は最近、お引越ししたのでお返事遅くなってごめんなさい。。
TBとコメントありがとうございました。(^^)

私も最初、グッドイヤーの意味が分からなくて、ヴィンテージワインとマックスをかけてあったのですね。
パンフを読んで初めて分かりました~。。^^;
そして、主人の解説を読んで改めて納得。。(笑)

子供時代のことを覚えているのって、自分の考えをしっかり持っていた、というのはなるほどと思いました!
アルバート・フィニーとフレディ・ハイモアくんのやり取りがとても和みましたね~♪
あんな素敵な景色の中で休暇が過ごせたら、マックスでなくとも日々の日常を忘れてしまいそうです。

こういう観終わって気持ちが温かくなるような映画は大好きですね♪
こちらからもTBさせていただきました。
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お引越し??? ()
2007-09-04 12:31:50
ご自身のブログの更新もされておみえじゃなかったので
どうされたのかしら??
ご旅行かな?・ と思っていたら
お引越しだったんですね。
お近くでですか?? もしや長野を出られたとか???

>グッドイヤー
最初にこの言葉の意味を知っていたら
映画に対する見方が変わっていただろうに・・と思いました。
人様の感想を読ませていただくことによって
また 違った視点で映画が楽しめる
というのは 映画と こうしたネットの醍醐味ですね!
これからも いろいろ教えてくださいね♪
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