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汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 報いの時

2011年02月01日 | 初期中期の詩
静寂は心を勇め 
奇跡を期待して地に堕ちた天使は
欲望の絡め取られた今生で 涙を呑んでいる

それは一種の報い
全身を無数の舌で舐め回される快楽
蠢いているモノに心を掻きまわされる
雑音によって昂じる物語り

何時の世も決して見えない真理の途に
一体どれだけの命が 狂気の溺れて入ったか

誰も反省はしない この暗闇の中で
反芻しては溜息を吐いている
己の穢れを 拭い去ろうとしてもがいている
それは世界に存在するという事
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