汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

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2019年02月14日 | みやすけの詩集 販売

汽水空間: 言葉と次元の力学系へのお誘い

みやすけ
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どうぞ、よろしくお願いしますね!


みやすけ より

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詩 黒い雨に

2019年02月06日 | 奇想の詩



鳴り止まぬ 雨音
滞る 足音はさめざめと泣く 景色
降り出した 黒い 憎しみの煙霧

鼓動の荒ぶ 心模様に
身体が張り裂けて ねぇ
言葉はもう ニ度とは話せないの?

送葬の風は 軋む宙に満ちる
延々と続く 群れに 飛沫する黒い雫
怨恨さえも忘れた
その顔には 永遠の眠りを下さいと
懇願している

苛む 仄暗い 午後の兆しの中で
耄碌の時代を映し出す

戦い 永久の眠り
永遠の歌を 謳う 此処は何処?
永久に 眠り 黒い雨に 踊りながら
言葉も もう話せないから

"あなたが憎い"

降り出した 雨は 心 躍る
煙霧に咽び 泣き
波状の風は 幾たびの過ちを
祓い落とすから

"ねぇ ちょうだい"

喪った言葉 張り裂ける身体
黒い雨に濡れて 寂しくて
もう このまま 眠ってしまうの?
夢に見た
午後の太陽 赤く染まる この地を
眺めるように まるで さよならと
その手を振り払ったかのように

仄めかす 暗雲 立ち昇る
降り出した雨 黒い雫 滴る
この身体は もう何も感じないから


ねぇ どうして?
降り出した 黒い雨に 身体躍る
黒く焦げた 涙を噴き出す

ねぇ どうして?
この世界に飛散した 光の中へと
燃えて散る
鮮やかな 死相が入り混じった
送葬の群れを

赤く張り裂けた身体
もう 言葉は話せないの
ねぇ どうして?
ねぇ どうして?

ねぇ どうして?
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