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寓風記聞

令和世間話 自然災害 ミサイル 【記事不許複製】

英国BBC、さりげなく石破・中谷生ばら写真修正を伝える

2024-10-13 21:54:25 | 災難

Japan's government admits editing cabinet photo

6 days ago
Sofia Ferreira Santos BBC News

BBCは、石破組閣記念写真の生ばら事件にネットが炎上し、日本政府が修正を認めたことを伝えている。

また、ネットユーザーの言葉として、
”Another user said it was clear the cabinet members were wearing suits in the incorrect size.
Other users have been referring to the cabinet - and their trousers - as "ill-fitting", according to local media.”
と控えめな翻訳。(下線はブログ筆者)

修正前後の写真を掲載し、さりげなく事実を伝えている。
BBCらしく、ソフィア・フェレイラ・サントスさんの石破内閣に対する配慮がみとめられた。

記者氏は内心、なま腹写真に噴き出していたかも知れない。

恥ずかしい組閣記念写真ー石破新総理は生バラ露出か

2024-10-06 19:57:10 | 災難
新内閣組閣後のヒナ壇写真を見て、眉をひそめたのは自分だけではなかった。

石破新総理のだらしないモーニング姿、白色のシャツがのぞくはずの部分が何やら肌色に見える。
まさか、腹か!

以前から思っていたが、この人は太りすぎで息が苦しく口呼吸をしているのだろうか。
いつもダラしなく口を開けている。
両生類の仲間に見える。失礼!

隣の中谷防衛相の腹のあたりもおかしい!

村上誠一郎総務大臣のふんぞり返って、あらぬ方向を見ている姿も衝撃的だ。

とにかく、このような緊張感のかけらもない組閣写真は見たことがない。

これだから、仕事着がいいのだと、これまで筆者はこのブログで言ってきたのだ。

残念ながら、服装に最低限の気遣いができない内閣が、他国から先進国の政権として一目置かれるとは思えない。



TVは終わったー自民総裁選報道のくだらなさ

2024-09-27 13:12:40 | 災難
呆れてものが言えない。
各候補者がたべた昼食はどれ?カツカレー、かつ丼、カツサンド
腕の動きで投票先が判るー投票用紙の書き方で、横棒かハネかエア運筆か。

自民党総裁選自体にも呆れたが、TV番組が恐ろしく愚かだ。

毎日、中東やロシアーウクライナでの戦闘が続き、日本周辺ではミサイルやら領海侵犯と慌ただしい情勢の中でこれか。

こんなことでは、日本は終わってしまう。


地震・台風・岸田不出馬・広瀬議員辞職で騙されるな

2024-08-15 12:16:13 | 災難
広瀬めぐみ氏が国会議員、弁護士として違法行為に手を染めたのは残念であった。
議員就任早々、誰かから公設議員秘書給与の詐取を吹き込まれ、旨い話に乗った。
LINEや音声記録、密会写真が週刊誌に漏れるということは、身内から情報が駄々洩れだったということではないか。
脇が甘く、何者かが仕掛けたトラップに嵌った可能性もあるが、いずれにせよ、はなからスタッフの信頼を得ていなかったのはまちがいないし、スケープゴートにされたような気もしないでない。


昨日の岸田総理の総裁選不出馬のニュース後のこのタイミングはシナリオ通りということか。

ただ、岸田総理不出馬、広瀬議員辞職で自民党の金を巡る不祥事一切のみそぎにはならないし、もはや国民もこのようなやり方に騙されるほど無邪気ではないと考える。

次期総理総裁候補として、小石河連合などの名前が取り沙汰されているが、現在のマスコミの風潮は軽佻浮薄の印象をぬぐえない。
重要なことは誰が総裁になるか以前に、政治不信、政治家の腐敗をどのように再発防止するかである。

日本は今、国民への説明責任を果たす誠実なリーダーを必要としている。


再掲2017年3月10日記事ー在日米軍三沢基地付近が攻撃を受けた場合の住民対策について

2024-08-08 12:59:05 | 災難
2017年当時と違って、世界の政治経済は不安定さを増している。
また、ITやドローン技術、ミサイル技術などが格段に進歩した現在だが、撹乱の手段としてまずはサイバーテロが効率的な攻撃方法だろう。
従って、筆者が2017年に書いた記事内容は時代遅れではあるが、最悪を想定しておく必要はあると考え、再掲する次第である。

長崎市の平和祈念式典のイスラエル不招待、パレスチナ招待に対するG7各国の反応を決して過小評価すべきではない。
長崎市の判断を英雄視する向きもあるがいかがなものか、もう一度考え直してほしいと思う。

わが国が同盟国や友好国の支援なく、有事に自国防衛力のみで国民の保護が困難である現実から目を背けることはできない。
『真剣白刃取り』が有効なのは講談の中、演武の中だけの話である。


2017年3月10日
【『思い込みが激しいと言われたりしたが、以前から青森県の米空軍&航空自衛隊三沢基地が北朝鮮の攻撃目標の一つであると考えてきた。

さまざまな対策が必要であろうが、まずは①原子力災害対策(安定ヨウ素剤事前配布と資器材の備蓄)と②住民避難(避難路と移動・輸送手段)に絞って考えたい。

このブログで何度も書いてきたことだが、近隣に原子力関連施設、国家石油備蓄基地、変電所など重要な施設が多く、単なるミサイル攻撃だけではなく、電磁パルス攻撃やテロや占拠などを想定した場合、被害の甚大さは、想像を超えるものになりそうだ。

送電が止まれば、六ヶ所再処理工場の使用済み核燃料の冷却がとまるので、福島第一原発ほど緊急でないしにろ、停電が解決しない場合は、万が一に備えて住民は避難しなければならない。その際、安定ヨウ素剤は個人持ちになっていた方が、避難しつつも被ばく対策をとれる。

しかし、青森県で住民に安定ヨウ素剤を事前配布しているのは東通原発から5㎞以内に居住する東通村の住民3000人弱だったと思う。安定ヨウ素剤は東通村、むつ市、六ヶ所村に分散配置しているが、避難のどさくさの中で、その管理と配布は難しい。

福島第一原発事故の際、地元自治体職員は自らが被災者であるため、ノートパソコン一つ持ち出せず、着の身着のまま避難、その後の住民対策が満足に出来なかったという悔しい思いをしている。

安定ヨウ素剤は住民への事前配布が基本であることはすでに経験済みである。
しかし、安定ヨウ素剤の副作用に対する過度の警戒心が適切な対策を遅らせている。
安定ヨウ素剤自体は成人量で10円20円そこそこの安価なものである。全国で計画的に配給すれば品切れにならない。

筆者の推測でしかないが、ヨウ素以外の放射性核種(プルトニウム、セシウムなど)に対する薬品の備蓄は放射線医学総合研究所、通称放医研くらいなもので、十分でないのではないか。
また、原子力施設のない地域では国県などから補助金・対策費がないので、線量計をはじめとした資器材の準備や原子力災害対策における人材育成はほとんど期待できない段階ではないか。
原子力災害発生時に、住民避難先で対策がなされない可能性が大きい。福島第一原発事故以後の対策については全国の自治体や電事連からの派遣でまかなっただろうが、広域テロや戦争状態では期待できないだろう。

また、原子力災害発生時の住民避難経路は適切に設定されているだろうか。避難についても広域避難を念頭に置くべきと考える。

例として、青森県の北海道側の下北地域(建設中大間原発と停止中東通原発)と太平洋側の上北地域(六ヶ所再処理工場)で原子力災害が発災した場合、住民避難は日本海側の津軽地方を想定している。これは現実的だろうか。
恐らく、交通網や地域性などを考えると、逃げ場の少ない日本海側に避難するよりは、海路北海道に向かう住民が一部、大半は太平洋側の南方、岩手県以南に避難するだろう。

避難経路と移動手段、輸送手段についてシュミレーションは十分に行われているだろうか。関係機関は多岐にわたる。地元自治体、受け入れ先自治体、内閣府、防衛省(自衛隊、自衛・災害対策の両立は困難か)国交省(気象庁含)、総務省(消防庁含)、厚労省、環境省、(経産省)報道・通信、都道府県警察、消防、JR東日本、第3セクター交通機関、バス等民間運送業者、通信業、宿泊業、指定避難所、医療・介護・福祉・保育関係、食料調達、等々枚挙に暇なし)

一つ前の政務官辞任で少し触れたが、ICS(Incident Command System 危機管理システム)の構築、指揮命令系統の明確化と実行性の検証が必要だ。いつ、どこで、誰が、何を、どのように、法的根拠は?、そして緊急時における超法規的行為に対する免責事項等々。

例として挙げた、青森県の原子力施設が攻撃対象になり、住民避難となった場合、南に隣接する岩手県は原子力関連施設はないので、安定ヨウ素剤や資器材の備蓄、研修や訓練を受けた人材に不足があるだろう。

平時の準備の有無次第だが、短期間での準備は困難だ。

せめて、①原子力災害対策(安定ヨウ素剤事前配布と資器材の備蓄)と②住民避難(避難路と移動・輸送手段)だけでも急ぎ着手してほしい。』】

国交省東北地方整備局令和5年11月会議資料より引用ー東北地方高規格道(青森・秋田・岩手三県)





だれが広瀬めぐみ氏を参議院議員候補者に推したのか

2024-08-02 14:32:04 | 災難
議員就任1年目から公設秘書給与詐取を現金で行っていた?
詐取の仕方が手慣れ過ぎているのではないか?
本人の才覚(?)なのか、それとも誰かの手ほどきか。

広瀬氏の国会議員新人教育を行っていたのは自民党だろう。
本人の離党で済ませて、責任を逃れるつもりなのだろうか。

以前に投稿したとおり、なぜこれまで目立った活動をしてこなかった広瀬氏が突然、参議院議員選挙候補者に押されたのかが不思議でならない。

仲の良い米国人弁護士が小室氏をNY州弁護士まで育てたチームの一員だという噂も少々気になる。

広瀬氏について「小沢王国」を倒した功労者などという報道はマスコミの単なる大衆受け狙いだ。
「小沢王国」とは今や中央マスコミだけが使うステレオタイプで時代遅れなキャッチフレーズだ。


広瀬氏が参院選に立った経緯は地元推しだけではない気がする。
彼女は何かの論功功賞で議員候補に推されたのだろうか。

岸田ステルス化の下、宮澤、堀井、広瀬議員らは「噛ませ犬」なのか

2024-07-31 18:06:59 | 災難
堀井学衆議院議員の香典による公職選挙法違反の疑い、広瀬めぐみ参議院議員の公設秘書給与詐取疑い事件と不祥事が相次ぎ、マスコミがスキャンダルを報じる様子は、さながら時代劇の中の瓦版売りである。


変死事件捜査介入疑惑が週刊文春に報じられた政治家は岸田氏の快刀であり、有力な一族の一員と聞く。
しかし、その話はいつのまにかフェイドアウトした。

女性問題で辞職した宮澤博行元衆議院議員や堀井議員、広瀬議員に共通して言えることは、自力で高学歴、司法試験、メダルを勝ち取り、議員になった点である。
政財界に大きな後ろ盾を持たない一般的な家庭に生まれたことも共通している。
好事魔多し、これまでの努力が水泡に帰してしまったのは残念なことだ。

理想を高く掲げて国会議員になったとしても、発言力を持つに到るまでには、有能な人物でも長い年月を要するのだろう。

政治家の数百万円単位の不正や交遊スキャンダルの陰で、在日米軍の総合指令部への再編、追加利上げなど大事なことが進んでゆく。

岸田氏は自民党総裁、総理大臣として矢面に立つべき立場であるはずだが、もはや身動きがとれないのだろうか。
どのような改善策を講じるのか、納得のゆく説明や行動がないまま、ステルス化し、自民党総裁選を迎えることになるのだろうか。

世界政治はchaosと化して、予測不能なようだ。
これ以上、戦争や大きなテロ、不穏な事件が起きないことを祈る。
そして大きな自然災害も。






参議院議員広瀬めぐみ氏の不思議

2024-07-30 14:31:09 | 災難
スマホの通知音が鳴った。
秘書給与詐取の疑いで、参議院議員広瀬めぐみ氏の事務所、自宅に東京地検特捜部の強制捜査が入ったというニュース速報であった。

そういえば、いつか、どこかの週刊誌がそのことを書いたことを思い出した。


広瀬議員は、例の自民党女性局のパリ研修旅行の「エッフェル事件」では四人の国会議員のうち、三人の女性参院議員の一人であった。

貸し切りバスの前列で婉然と微笑む姿と、自らがインスタにアップしたフレンチの写真が「観光旅行か」と話題になった。
バスの中の写真が週刊誌に使われたということは、この研修一行の誰かが、タレこんだに違いない。


そして、極めつけが「赤ベンツ、歌舞伎町ラブホテル、外国人サックス奏者との不倫」騒動である。
取材して下さいと言わんばかりのcatchyな話題であった。
しかも、彼女の開き直りは、むしろ天晴だった。


そうして、第三弾が、今回の東京地検特捜部の強制捜査である。
第一公設秘書の妻を第二秘書として届け出、勤務実態がないにもかかわらず給与を支払った形にして詐取したというものである。



振り返ってみて不思議に思うのは、参議院選挙に立候補するまでの広瀬氏の政治との関わりの少なさである。

子育て中に弁護士の夫の姿に触発されて、司法試験を目指し、見事、弁護士資格を得る。
これは本当に称賛に値する。

それからは離婚や相続問題などに関わり、簡易裁判所などの調停委員などを務めてきた。
女性の権利、子育て問題に定見をもった人であるのは間違いない。
国連で「日本の女性の地位と状況について」と題してスピーチ。平成30年7月以来、法務省・人権講義「女性と人権」を担当、とある。
上智大英語学科卒なので、英語は堪能である。

ただ、弁護士広瀬氏のブログを見ると、その記事の少なさから、他の候補者たちに比べ、あまり表立った活動はしてこなかった印象を受ける。
議員になってからの広瀬氏のブログ上のプロフィルも同様だ。

広瀬氏は選挙・議員活動について文字通り一年生で、事務所の主とはいえ、そのイロハについて誰かに指導を仰がざるをえない立場であったなずだ。

「赤ベンツ不倫」事件も、エッフェル塔事件の後にしては、政治家としては脇が甘すぎる。



そもそも、どのような経緯で広瀬氏が参議院議員選挙に立候補するに至ったのだろう。
地元盛岡では名前の知られた老舗旅館(ホテル)の娘であったことは間違いないだろうが、高校卒業以来、生活の拠点は東京であった。
故郷が出馬選挙区はザラにあるので、これは不思議ではない。

ただ、他の候補者にくらべ、候補となる以前の政治活動は、政治と無縁と言ってよいほど見当たらない。

岩手県選出で良く知られた自民党の重鎮と言えば、鈴木俊一財務相がおり、氏の義兄は麻生太郎元総理である。
広瀬氏を巡るスキャンダルは混迷を極める自民党にボディブローのようにきいてくるだろう。

広瀬氏の政治経験のなさ、管理者としての甘さを承知の上で、彼女を候補者に祭り上げてしまった力とは何なのだろうか。


国会議員にさえなっていなかったら、彼女は今頃、ワインの美味しい夜を過ごしていたはずだ。
広瀬氏の人生の歯車を狂わせたのは、一体何だったのだろう。

うまく国会議員の地位に納まったように見えた彼女の計画が破綻したのか、それとも最初からこのような役柄を期待されて誰かに登用されたのか、まるでミステリードラマだ。








テイラー・スウィフトだってトランプには勝てない

2024-07-16 17:30:27 | 災難
背筋が凍るような暗殺未遂事件だった。
右耳をかすめた銃弾は1インチ違えば、トランプ前大統領の脳を貫通していたかもしれない。
自作自演説など、とんでもない話だ。
犯人は何やらオタクっぽい感じがする。

とばっちりを受け、死傷した集会参加者は本当に気の毒だ。

それにしても、トランプと言う人はなんという強運の持ち主なのだろう。
プロンプターを見ようとして体の向きを変えていなかったら、どうなっていたのだろう。

もはや、大統領選挙の勝算は民主党にはない。
嫌がるミシェル・オバマを出してきたとて、この状況では勝ち目はない。
テイラー・スウィフトだって勝ち目はない。

元超犬猿の岩手山と岩木山って知ってた?タカラレーベン『岩手山が岩木山に?マンションチラシ騒動』

2024-06-20 00:29:00 | 災難
毎日新聞 Good job!

『毎日新聞 2024/6/19 
    『岩手山が岩木山に? マンションのチラシ物議「市民ばかにしている」』
 昔ながらの街並みが残る盛岡市紺屋町で建設中の高層マンションのチラシに、岩手県の象徴である岩手山ではなく、実際には見ることができない岩木山(青森県)と思われる画像が使われ、盛岡市側が「市のシンボルであり、間違えるとはあまりにひどい」などと抗議していたことが判明した。売り主は、ウェブサイトで「別の山の画像を誤って使用してしまった」と認め、陳謝した。
怒る市の課長「ばかにしている」
 このマンションは、「タカラレーベン」(本社・東京都)が手がける「レーベン盛岡紺屋町」。盛岡市中心部で地元酒造会社「菊の司」の酒蔵があった中津川沿いに、地上14階建て高層マンション(52戸)を建設中だ。
                                   
 問題のチラシは今月上旬、盛岡市などで配布された。景観問題を所管する市景観政策課は18日にチラシの誤りに気づき、同日午後に同社にメールを送付。ほどなく同社担当者が電話で誤掲載を認めた上で「ご迷惑をおかけした」と話したという。
     同課の三橋一仁課長は青森市出身で、チラシに使われている画像を見て、「一目で岩木山だと分かった」という。「古くから盛岡は岩手山の眺望を大切にしてきた。その山を間違えるとは盛岡市民をばかにしている」と怒りを隠さない。
                                         
他の高層マンションでも景観が問題に
 盛岡市ではこの他にも「赤レンガ館」の愛称で知られる国の重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」近くで15階建て高層マンション(56戸)の建設が進むなど、古くからの街の景観を大きく変える開発が続く。
 市内の老舗そば店「東家」専務で街づくりの活動をしている高橋大さんは「これまでの話し合いからも『地元を軽んじている』と感じていた。業者には街の景観を一緒に考える姿勢を見せてほしい」と語った。
                                               
 タカラレーベン広報担当は取材に対し「誤った広告を発出したことにつきまして、心よりおわび申し上げます。また、市民の皆様に対して大変失礼なことをしてしまったこと、深くおわび申し上げます」とメールで回答した。』


 以下、筆者ー
 タカラレーベンは、このミスについてメールで盛岡市に謝ったらしいが、メールで済ましてよいのだろうか。
 
 「南部富士」岩手山と「津軽富士」岩木山を取り違えるミスが盛岡市民のみならず、岩手県人と青森県人、正しくは南部衆と津軽衆両方を怒らせてしまったことに気づいた方がよい。同社は両地域の間の根深い黒歴史を知らないらしい。
 
 「南部富士」は旧南部藩の霊峰、「津軽富士」は旧津軽藩、青森県津軽地方の霊峰である。

 近年、両地方の住民の互いに対する嫌悪は薄らいできたものの、「盛岡(南部)藩とその支藩八戸(南部)藩」と「弘前(津軽)藩」はかつては「超」がつく犬猿の仲であった。特に盛岡藩と支藩八戸藩の弘前藩に対する嫌悪感は非常に強いものであった。

 南部氏の分家久慈氏の出と伝えられる「大浦(津軽)為信」はいち早い小田原参陣で豊臣秀吉に取り入り、祖父が近衛氏の猶子であったことも幸いし、もともと南部氏が支配していた津軽地方を手に入れたのである。
 津軽氏は徳川・松平氏、近衛氏との婚姻により中央との結びつきを強固にしていった。

 南部氏からみて陪臣かつ簒奪者である津軽氏に対する恨みは骨髄に達し、石高の増加や位階を巡って争いが絶えず、文政4年1821年、ついに南部藩士下斗米(しもとまい)秀之進、別名相馬大作による第八代弘前藩主津軽寧親(やすちか)襲撃未遂事件にまで発展するのだから、並大抵の恨みではない。(相馬大作事件)

 タカラレーベンは、その両藩が誇った岩手山と岩木山を取り違えてしまったのだから、百年ちょっと前だったら旧両藩民から相当の恨みを買ったかもしれない。
 どんな企業、行政にもあてはまることだが、事業を展開するにあたって、関係者はその地の歴史風土・文化・産業等々について、それなりの知識を得ることは最低限のマナーだと思う。


水原大谷問題の原因は共依存ー岸田訪米後に注目

2024-04-07 17:20:25 | 災難
ジャーナリストの木村太郎氏が、米国では水原一平賭博事件は大谷翔平問題として受け止められている、と本当のことを言って、随分と叩かれた。

”木村太郎は日本育ちで米国の何がわかる”という口コミが見られるが、氏は米国生まれの米国育ち、大学は慶応だが、海外駐在が長い国際通として知られているではないか。
2016年米国大統領選挙ではドナルド・トランプがヒラリー・クリントンに勝利するだろうと、木村氏は予想し、このときも散々叩かれたという記憶がある。

期待するところと現状の違いを評価できないところが、筆者を含む大方の日本人の弱点なのだろう。
第二次世界大戦に敗れてこの方、いまだにメディアのほとんどが大本営発表を続ける毎日が続いている。

大勢に阿ねる日本型処世術はこれからもかわらないであろう。
その証拠に、政治の世界では、つい先日まで同じことをしていた人間が、同じ立場だった人間の断罪と追い落としにかかっている。
法によってではなく私の決め事とやり方によって。

つくづく、この島は民主主義が根付かぬ土壌でできているとみえる。


大谷翔平は爽やかな青年だ。
野球少年がそのまま成長したような姿は無垢で無邪気すぎるほどだ。
しかし、その彼が置かれた現在の境遇は大変辛いものだ。

有象無象が彼の成功に群がるのは予想できた。
彼ほどのアスリートであれば、彼とチーム大谷には鉄壁の守りが必要だが、生まれ育った地ではない米国では難しかったことだろう。

大谷選手には女子アナとは結婚してほしくない、という外野席の勝手な希望が多かったが、MLBに進出した日本の野球選手が、伴侶として帰国子女や英語に堪能な女子アナを選ぶことが多いのは、慣れない米国での選手生活を安心して送りたいという気持ちが強いからだと思う。

なぜ、一人の通訳が片時も大谷から離れず、米国進出後もつねに寄り添い、同僚選手のようにダグアウトで腕に顎を乗せて並んでいるのか? 
なぜ、大谷の持ち物であるはずの高級車を乗り回したりしているのか。

この関係を『固い信頼に結ばれた関係』とほめそやす風潮があり、教科書に取り上げられる予定だったというのだから、驚くではないか。
筆者の目には、この関係は『共依存』として映る。

大谷選手は、水原氏の英語能力、米国生活での経験や知恵、周囲との交渉、ちょっとしたやり取りによって心置きなく自分の野球に没頭できただろうし、水原氏には、”あの大谷選手の通訳”と言うポジション、名声の分け前、そして安定した経済力(足りなかったようだが)が提供されたはずだったが、悪魔に付け込まれる結果となった。

今、大谷選手が求められているのは『精神的自立』ではないだろうか。
彼にとって、多くの誤解を解くためにとりわけ必要なものは、騙されないための言語の習得かも知れない。

残念なことだが、大谷選手は米国で多くの信頼を失った形になっている。ブーイングの嵐の中でバッターボックスに立つのは辛いだろう。

近日中の岸田総理の国賓待遇での訪米後、何らかの動きがあるのではないかと思う。

この先、いかなる試練が大谷選手を待ち受けているか知れないが、彼の生活と活動の場である米国社会に真の意味で溶け込んで、失った理解を取り戻し、アスリートとしての稀有なる才能を発揮してほしいと思う。



マイナポータル上判明ー救急外来紹介状なし受診で、一部が医療費控除の対象とならない仕組み

2024-03-07 19:10:39 | 災難
マイナポータルと国税庁サイトを連携しe-Taxで確定申告しようとして、準備に時間がとられた話は前回書いた。
仕方がないので、今回も手入力で申告書を作成した。

昨年は体調が思わしくなく、10万円以上の医療費を支払う羽目になり、医療費控除の対象となった。
医療機関発行の領収書とマイナポータル上の医療費を比較して、発見したことがあった。

マイナポータル上は1円単位の医療費が表示されるが、実際の支払いは四捨五入した金額になる。年間数十円から百円程度の誤差が生じるようだ。

この程度は已むをえないとして、実際支払った金額とマイナポータル上の医療費の間に7,000円ばかり差がある医療機関を発見した。

マイナポータルでは6,000円台、領収書の金額は14,000円あまり。

これは、出先で夜間具合が悪くなり、当番医に当たっていた200床以上の基幹病院の夜間外来を受診したときの医療費であった。

めまい、動悸と血圧上昇があったため、心電図や採血検査を受けた。
幸い、入院を必要とすることはなかった。

なぜだろう?と思い、領収書と明細を突き合わせてみたところ、紹介状なし初診ということで【選定療養費】が請求されていた。

この医療機関は健康保険組合へは【選定療養費】を差し引いた額を医療費として請求したため、マイナポータル上は6,000円台を支払ったように表示されたものであろう。

ただ、当番医に当たった規模の大きな病院によって、救急外来を受診した人が初診であっても、この【選定療養費】を徴収しない医療機関もあるらしい。
それとも筆者は夜間受診する必要なしと判断されたのだろうか。

自分のことはさておき、急病人、重病人が医療費控除を受けることになった際、この7,000円とか7,700円が控除対象外になるとしたら、少し残念な気持ちになる。

断っておくが、これはマイナポータルのせいではない。
マイナポータルから判明したのだから。



イラつく確定申告ーデジタル相にオードリー・タン氏を引き抜いてほしい

2024-03-04 15:59:47 | 災難
怒り心頭ー手入力に劣るマイナポータル連携 e-Tax

マイナポータルは一画面ごとに暗証番号入力、スマホかカードリーダーでマイナカード読み取りが必要で、不便極まりないことはご承知のとおりだ。

ただ生命保険、地震保険や医療費等の控除を受けるためにe-私書箱を使えば、申告書作成がサクサク進むかと思ったので試してみた。
連携のための作業が、これまた動作毎に暗証番号入力、カード読み取りで進まない。

その上、しばしば ”電波の状況がわるいためかエラー。やりなおして” などとひとのせいにする表示が出たりで、イラつくことこの上ない。

上手く連携できたかと思ったら、保険会社から送られてくるURLからは24時間以内に手続きを、というくせに処理には1~3日程度かかります、ということで、さっぱり作業が進まない。

マイナポータル側には”未完了”という表示が出る。
数時間後にアフラックだけは連携済となったが、他の会社はいまだ未完了のままだ。

筆者の淡い期待はやはりことごとく破られた。
まるまる1日を費やしたあげく、e私書箱を通じマイナポータルと保険会社等との間の連携はできていない。

こんなことなら最初から全て手入力にすればよかった。

政府は、よくもこんな酷い代物を押し付けておきながら、IoTやAIを活用してDXを推進しよう、などと虫のいいことを言うものだ。

マイナポータルをもって避難? 臍で茶が沸く。

デジタル担当相には、台湾からオードリー・タン氏を引き抜いてほしいものだ。

もっとも、有為な人材はいても、潰したり、能力を活かさないのが日本社会の得意技だから、無駄だろう。


話は飛ぶが、まるで千年前の藤原摂関政治を地で行く、今日のわが国の腐敗した世襲社会は、思いもよらぬ外圧によっていったんは自壊するかもしれない

ただし、セレブは既に海外に拠点や人脈をもっていて、いつでも逃げられるように準備している。
千数百年この方の歴史が証明しているように、日本の支配層はその強固な閨閥により、必ずゾンビのように蘇るのだ。

やはり、割を食うのは庶民だろう。

急げ、憲法改正ー財務大臣が国会議員の納税は任意とみとめる国

2024-02-27 14:46:18 | 災難
今般の政治資金問題で、財務大臣が、問題を指摘された議員らの納税は議員の判断による、と発言したというニュースを目にしたときは、驚きのあまり瞬きするのを忘れた。

今になって、発言を修正はバカバカしくて話にならない。

日本国民の三大義務「教育」「勤労」「納税」は憲法に規定され、小学児童の頃から刷り込まれるというのに、こともあろうに財務大臣が、国会議員は国民の義務を免れる、と国会の場で答弁したのだから、支離滅裂だ。

普通であれば、財務大臣、総理大臣の不信任案が出されてしかるべきなのに、野党も与党同然、死に体と化しているのだろう。

これは大至急、憲法改正をしなくてはいけない話だったのだ。
義務教育と言う名の教育を受ける受けないは任意、働くか否か、税金を納めるか否かはすべて国民の自由意思に従う、と。