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「僕はパパを殺すことに決めた」・・奈良家裁が抗議

2007年06月05日 | Weblog
「僕はパパを殺すことに決めた」著者らに奈良家裁が抗議文(読売新聞) - goo ニュース

講談社学芸図書出版部の話「事件の背景には虐待とも呼ぶべき勉強の強制や過熱する受験戦争があり、特殊事例として片づけられるものではなく、読者に真相を伝えるべきだと判断しました」

とのことですが、家裁が抗議文を送付した理由には、非公開とされている少年審判の供述調書を引用したことは、言論の自由とは言え執筆・出版活動を行う人たちのモラルが疑われます。

そして何よりも、「僕はパパを殺すことに決めた」というタイトルについても、短絡的に読者の興味を引きつけ、販売部数増加を狙う利益主義にしか見えないです。

読者に真実を伝えたいというジャーナリズム精神は十分理解できますが、この言葉(フレーズ)が放つ心理的影響は、特に正常な判断が困難と思われる人に対して、どこか「親殺し」を美化するような印象さえ与えるのでないでしょうか?

言葉・フレーズの一人歩きがとても怖いです。誰かを「殺す」という言葉が持つマイナスの(負の)力みたいなものを感じます。二次的な副作用が予想される本著タイトルは、出版社として社会的使命にあまりに逸脱したものであるように思います。言葉の持つ力を誰よりも良く知るライター・出版社の行為として、この言葉の乱用は許せない気持ちになります。

ジャーナリズムとしての本来の目的は、真実を伝えることだけに止まらず、二度とそのような悲劇を起こさないようにすることではないのか?と思いますが・・・。


著作権物複製の違法性「MYUTA事件」の補足

2007年06月02日 | ビジネス全般
「MYUTA事件」のサービスは、現行法あるいは今までの判例などの経緯を鑑みると、やはり違法とする判断は妥当と言えます。

今回は、サーバーでのユーザー所有の音楽ファイルの複製という事件ですが、これを書籍に例えて考えるとわかりやすいです。複製作業を顧客の意思・依頼によって書籍を丸ごと一冊コピーしますよというサービスを提供していると考えてください。

コピー希望の方は、こちらまで書籍をお送りください。コピーが完了しましたら、送り返しますよ。料金はいくらになりますxxxみたいな感じです。

こういうサービスは、実はやってはいけないことに昔からなっています。

購入書籍は、ユーザーの所有物ですし、複製の意思もユーザーからのものです。何も業者が勝手に複製して、コピーをして販売するわけではありません。しかしこれはネットの時代だからとか電子データだからどうこう言う問題ではなく、概念的にユーザー自身の手によらないで、第三者が著作権物の複製に大きく関わる業(商売)ですから、従来から著作権を侵害する行為と判断されてきている訳です。

例えば、TSUTAYAなどで、音楽CDをコピーするマシン(PC)を設置してiPodに取り込みやすい環境を提供したり、ビデオのダビング機やCDやMDなどに焼く機械を設置してきていない理由はこういうところが根拠なのです。そして複製対象物の大半が著作権物を対象としているのは、客観的に明らかですからね。

多くの議論の中で、論点が色々すりかわってしまっています。MYUTAの件は、銀行の貸し金庫のような保存・保管を目的としたオンラインストレージサービスではなく、その前提として専ら音楽楽曲という著作権物の業者による複製作業が伴うということで、違法性が懸念される保存サービスとは、明らかに質が異なるものと受け取るべきでしょう。

今回の判決理由の本旨が、こういうところにあったのだとわかれば、何となく納得できますよね。


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国立大学 親の所得制限制と学生数縮小案

2007年06月02日 | Weblog
国立大生の国の負担年180万円 卒業まで約1,000万を負担?
http://blog.goo.ne.jp/googoomobile/e/95823ad8be337109bb2b5de40f038cd6

↑先ほどの記事の将来の解決策としては、まず大学統合だけでなく積極的な学生数の縮小(当然教職員も含まれる)を推進し、10年後には今の半数程度にする。

授業料の問題については、募集人数の約半数程度を特待学生として今よりもさらに低い授業料で年30万円程度とする。ただしこの願書出願については、親(保護者)の所得証明を添付し、所得制限のもと募集を行うのはどうだろう。これなら苦学生の救済になると思いまし。

次に残りの半数の学生については、所得格差に比例した教育格差の背景を考え、所得制限なしで一般募集とし、授業料は現行より値上げで年80万円程度にする。(これでも私立よりはかなり安い)

さらに国立大学の目的は、将来の日本国への何らかの貢献を期待するものであり、卒業後は、国費負担(国民の税金)による自己の恩恵に対する恩返しをどこかでやってもらう枠組みに従事してもらうというのもいいのではと思いますが、どうでしょうか。(特待生や学費免除学生などを対象にして)



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国立大生の国の負担年180万円 卒業まで約1,000万を負担?

2007年06月02日 | ビジネス全般
国立大授業料に格差を提言 財政審の建議案(朝日新聞) - goo ニュース

現在、国立大の学生1人当たり年間180万円の国費が投入されている一方で、国立大の年間授業料は基本的に53万5800円で横並びになっている。

ということは、国立大学生は授業料と国費負担を合わせると年間230万円が必要となっていることになりますね。私立の場合でも、多くの大学で年間授業料等は年100万円~120万円ぐらいというところが多いと思います。

そこで国立が230万円となると私立の約2倍のお金が掛かっている計算になりますが、その辺りの理由がどうもわからないです。それに卒業までに一人の国立の学生に国費約1,000万円を投入するその国民への見返りは、一体何なのだろうか?もし国立を卒業して、その後就職浪人・フリーターやニートになってしまったら・・・何か釈然としないものが心の中でモヤモヤします。なんせ毎年1兆円の国費が国立大学生に投費されているのだから。

また、下記のように国立の学生数の増加の仕方は異常です。日本の高度成長とともに人口が増加していった経緯(子供の増加)は理解できますが、少子化を背景とする今の時代なら、将来は学生数をもっともっと少なくするべきでしょう。

一部議論の中で、国立の授業料値上げや大学や学部の授業料格差の導入など検討されているようですが、それ以前に学生数の縮小と教職員の縮小が真っ先の課題ではないでしょうか?(大学統合の加速も必要)

最終的には今の学生数の半分で、むしろ授業料などは値下げでも良いと思います。

ただ正直なところ所得格差に比例した教育格差が問題となっている現代、裕福で親の所得が高い家庭の子供の方が国立に行く可能性が高いという矛盾を大きくはらみますが・・・そうなると親の年収制限みたいな話???これはちょっと違いそう?

いずれにしても国立大学の存在意味・目的を改めて考えてもいいのかもしれませんよね。
参考までに国立大学生の学生数推移は下記↓

文部科学省の学生数データより
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/002/002b/18/082.pdf

国立大学の学生数推移(千人)
S30年 186
S40年 238
S50年 357
S60年 449
H02年 518
H02年 624
H17年 627



早稲田大学の授業料と施設費用
http://www.waseda.jp/jp/databook/2003/expence.html

マイクロソフト「Surface」を仕事に活かす 空想の世界

2007年06月01日 | ビジネス全般
「Surface」を導入した近未来型の携帯電話ショップの受付カウンターはこうなる。(あくまでも近未来型の接客イメージです)

対面販売している現在の接客カウンターに、各々「Surface」を設置する。携帯電話を画面上に置くとパスワードを入力画面が表示され、パスワード認証後にはお客様の携帯番号や契約内容(プランなど諸々)が表示される。

プラン変更をしたい時は、画面をタッチをして新しいプランを選択・・・署名ウィンドウで署名完了。

機種変更の時も画面から気に入った機種を指タッチで選択・・・詳細情報や価格などをチェックして、旧機種(現在使っているおサイフケータイ機能付)を画面上に乗せるだけでチェック完了(支払完了)。そしてスタッフが新しい機種をさらに画面上に置くと、「Surface」を介した無線通信で旧機の情報を新機種にデータ転送で完了。

なんて世界はやがてやってくるのだろうか?少なくても10年以内にそうなっているだろうな。


発表:マイクロソフト新機種サーフェイス(Surface) 未来SFみたい~

2007年06月01日 | ビジネス全般
マイクロソフト新機種「Surface」の発表があったみたいですね。
大きさは約1m四方で高さ50cmぐらいの大きさです。価格は50万円~60万円はするみたいですが・・麻雀台ぐらいの大きさかな?(麻雀ソフトが出るかも・・・)

操作はマウスなしで、指先で画面をタッチしたりなぞったりするみたいです。当然無線LANでネットに繋がっているし、近距離無線通信でデバイスを認識するのかな。



こんな感じです。





ゲームなんぞをしている様子です。





無線機能を搭載したデバイスを画面に置くと、その中身が左上部のように表示され、それらの画像ピクチャーを指先で右下のデバイスに向けてドラックすると、そのデバイスに保存されるイメージです。



マイクロソフトオフィシャルサイト↓専用プロモビデオ
http://www.microsoft.com/surface/>


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システム管理者「パスワード悪用で盗み見経験アリ」3割超

2007年06月01日 | ビジネス全般
管理者パスワード悪用で盗み見経験アリ」の社員が3割超 - 米調査
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/business/it/20070601-08-mycom.html

管理者の3人に1人以上が、なんと管理者パスワードで社内システムにアクセスして、他社員のEメールや個人ファイル、給与明細などのプライベート情報を盗み見たことがあると認めた。

3割を超えるというのは、ちょっと驚きですね、せいぜい1割ぐらいのものかと思ってましたが・・・システム管理者は、様々な情報にアクセスできる権限をもっており、他人の情報を容易に閲覧できる立場にあるため、絶えず誘惑に駆られようですね。それだけにいつも自分との葛藤をしなければならない立場と言えます。

気になる社員がいれば・・・例えば、好意を寄せる気になる異性社員や憎たらしい上司や部下などの秘密情報を探りたくなる心境にきっとかられるのでしょう。その気になれば誰がいつどのようなサイトを閲覧しているのか?誰といつどのような内容のメールを取り交わしたかなども詳細に情報を入手できてしまいます。

ひょっとしたら、私の情報も誰かに盗み見されているかもしれない・・