
2月12日(日)夜

「HO(ほ)」と言う雑誌がある。その2011年2月号Vol.39に掲載されている「ザッカス島影」のノレンをくぐった

旧日本郵船の近くにその場所はある



路地裏の評判店小樽・錦町「ザッカス島影」、店の名前は洒落ているが紹介されている店内はこの「むにゅむにゅむにゅ・・」が大好きな昭和の空間だ。いつか行ってみようと思っていて・・・やっと訪ねた。「雪あかりの路」のついでに


日本酒を中心に200種もの酒が並ぶ酒屋だ。1929年頃に創業した先代の嶋影紋彌さんが始めた。酒、味噌、しょうゆから駄菓子を量り売りする雑貨やで最初から“もっきり”もやっていた。もっきりは今流行の立ち飲みの祖型と思えばいい

「ザッカス」の名前の由来が面白い。酒以外にも食品雑貨を置く店だったから、漁師や浜稼ぎの常連は「雑貨屋で飲もう」と言い合った。昭和30年代に進化したそうだ。つまり「ザッカス」にだ



この両壁棚の酒を挟んで“コの字形”のカウンターがある。10人ほどが座れそうだ。奥の部屋があり、10人ほどで宴会も出来ると


こんなインテリアが大好きだ





この日のおまかせお通しは①ガーリックパン(近所のパン屋さんの・・)②長芋の千切り③油揚げ焼き④コナゴの佃煮⑤ハッカクの味噌焼き⑥漬物・・「ええーと・・」って思い出せないくらいいっぱい出され


表面張力最大の“盛り”でついでくれた

越後糸魚川で造られているザッカス島影オリジナルの酒だ


この雑貨屋時代の前掛けはこの店の象徴にも思えた。存在感がある


“歴史ある前掛け”を描いてマスターにプレゼントした。“ご笑納”となったと思っている


ザッカスの名付け親でもある漁師や浜稼ぎの人たち超常連が毎夜嶋影ご夫妻との楽しい会話を求めてノレンをくぐると(お客様談)



雪あかりの路ならぬ“酒あかりの路”になっていまったが・・

今度は店内詳細探検を・・と思っている。雪がずうーっと降っている。お礼を言って足早に「小樽運河」へ
