8月6日(火)今日は広島に原爆が落とされた日。
詩人の石垣りんさんの忘れられない詩がある。
午前八時十五分は 毎朝やってくる
一九四五年八月六日の朝
一瞬にして死んだ二五万人の人すべて
いま在る あなたの如く 私の如く
やすらかに 美しく 油断していた。
(『挨拶』)
購読している新聞によると、米軍は原爆投下の「適地」を求めて、日本
各地に模擬原爆(パンプキン)を投下したが、そのうちの1個は神戸の
摩耶山付近だったらしい。神戸の市街地や港に川崎重工業などの軍需工
場があったから選ばれたようだ。神戸が「適地」と認定されていたら、
一瞬にして壊滅した危険性もあった。
広島の原爆の日の「平和記念式」では岸田首相が「核抑止力に頼らない
世界を」と訴えたが、アメリカの核の傘にぬくぬく頼っている日本の現
状から、むなしく聞こえる。でも、核兵器の使用をほのめかすロシア、
核開発を進める北朝鮮の「脅威」の前にすると、核の傘からの脱却もま
た、不安を覚えるのも事実。理想と現実のはざまで、いつまで漂うのだ
ろう。
立秋(7日)を前にキンカンの実も大きくなってきた
カンナも日陰で頑張っている
詩人の石垣りんさんの忘れられない詩がある。
午前八時十五分は 毎朝やってくる
一九四五年八月六日の朝
一瞬にして死んだ二五万人の人すべて
いま在る あなたの如く 私の如く
やすらかに 美しく 油断していた。
(『挨拶』)
購読している新聞によると、米軍は原爆投下の「適地」を求めて、日本
各地に模擬原爆(パンプキン)を投下したが、そのうちの1個は神戸の
摩耶山付近だったらしい。神戸の市街地や港に川崎重工業などの軍需工
場があったから選ばれたようだ。神戸が「適地」と認定されていたら、
一瞬にして壊滅した危険性もあった。
広島の原爆の日の「平和記念式」では岸田首相が「核抑止力に頼らない
世界を」と訴えたが、アメリカの核の傘にぬくぬく頼っている日本の現
状から、むなしく聞こえる。でも、核兵器の使用をほのめかすロシア、
核開発を進める北朝鮮の「脅威」の前にすると、核の傘からの脱却もま
た、不安を覚えるのも事実。理想と現実のはざまで、いつまで漂うのだ
ろう。
立秋(7日)を前にキンカンの実も大きくなってきた
カンナも日陰で頑張っている