FOOD + フードプラス

大切にしたい、生活の中の小さなしあわせな瞬間をいつまでも忘れないように・・・

料理の仕事 いろいろ

2011-05-09 | 日記
3月の震災以降、社会の状況もいつもとちょっと違う


テレビの仕事で、特集予定の食材が東北地方から入手不可能のため、収録中止!

自粛ムードの中、イベントは延期! 

震災の影響か集客人数が少ないので、料理イベントは中止!


仕事は相手があってこそ、させてもらえるモノだと思う

相手に喜んでもらえて、必要とされて、はじめて<仕事>として認めてもらえるモノだと再認識


相手の立場にたって、物事を考えることは、

仕事でなくても日常生活の中でも、基本的なことで、

多くの人は、そんな単純な事を時々忘れそうになってしまうのか?


こんな世の中の状況でも、今まで通り料理の仕事をさせていただける事に

感謝!
















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山あるき  當麻寺 石光寺

2011-05-08 | 山あるき
今日は、心やさしいシングル3人組に誘われて、久々の山歩き


奈良県と大阪府との県境から二上山の雌岳に向かい、

下ってから、ボタンの花が美しい當麻寺、石光寺をめぐるコース


新緑の美しさに心をうばわれ

生き生きとした花や木々の芽ぶきに力強さを感じ

山の中を抜ける風の気持ちよさ

日ごろ、なかなか感じることのできない

心休まる時間が流れているような、楽しい山あるきの一日だった


いっしょに歩いてくれた3人に感謝!


   

  








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自己流 がんばらない家庭菜園とガーデニング

2011-05-07 | 日記
ゴールデンウイーク前に自分で決めた

<することリスト>のうち、ひとつだけ残っていた

家庭菜園の苗植えを今日、取りかかることができた

今回、選んだのは

明日葉、枝豆、オクラ、なんとなく地味な野菜たち


2年間の自己流菜園で学んだことは、

あまり手をかけなくても、たくましく育って、

収穫できる(食用として使える)ものが一番っていうこと


昨年は、なす、トマト、ゴーヤ、ピーマン、いんげん、オクラ、

多彩な野菜にトライし、それなりに実をつけて収穫したけれど、

なんとなく満足感が足りなかった

収穫量が少なかったから?

期待が大きすぎたから?

いやいや、それぞれの野菜たちとじっくり向き合えなかったから


  

明日葉は、今日に葉を摘み取っても明日には芽が出る、

と言われるほど、発育が早い植物らしい

日本原産の自生植物と聞けば、きっと手のかからない野菜にちがいない

<やわらかい葉を食し、葉を摘めば次々と葉が出てくる>との説明書きに

期待は大きくふくらむばかり


味噌汁の具材でもいいから、自分で育てた野菜が食卓にのるのは

いつもと違ったご飯になるはず

自然の恵みに感謝する気もちも一段とココロがこもる


                  


今、我が家の庭でスクスクと育っている、山椒(木の芽)、ゆず、ユーカリ、みょうが、

ローズマリー、セージ、バジル、ミント、チャイブは、

手をかけなくても育つ植物だと、経験から解った

というか、手をかけなかったら、結果としてこれらのものしか残らなかった?


ユーカリなんて、コアラが飼育できるくらい大きくなってしまった

しかも庭の真ん中で、

どうして、こんな位置に植えてしまったのだろう、後悔・・・・






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東京さんぽ 表参道、スパイラルマーケット、紀伊国屋

2011-05-06 | 日記
本当に久しぶりにゆっくりできる東京だった

以前は仕事で、多い時には月に2回~3回東京に行っていたのだが


その時に、駆け足で訪れていたお気に入りの場所がいくつかあった


渋谷の東急東横店のfood show、

スパイラルマーケット、

紀伊国屋インターナショナル、

モリハナエビル 地下のアンティークショップ街

骨董通りを少し入ったところにある家具店や洋書店。

その中のいくつかを見てみたいと思ったので行ってみた



当時、東急のfood show(デパチカ)の中に、ベトナム料理の老舗である

<サイゴン>が入っていた

お惣菜屋をおき、店頭では蒸し春巻きを作り、カウンターでは

本格的なフォーを食べさせるお店があったのだ

行ってみると、<サイゴン>は変わらずあった やったー!

ただ、蒸しフォー作りの実演はなくなっていた

お惣菜の種類は増えていて、思わず買いたい衝動に駆られた

カウンターでフォー ガー(鶏肉のフォー)と蒸し春巻きをいただき

遅い昼食に大満足

ここはスタッフがすべてベトナム人


表参道駅すぐのスパイラルビル2階にある<スパイラルマーケット>

ここも私の大好きな場所だ

センスのいい、スタイリッシュな文具や食器、雑貨小物があり

質のよいモノに囲まれる心地よさがいい

ここでは、ペンギン カフェ オーケストラの新作CDとレモングラスのアロマキャンドルを購入

アロマキャンドルもいろいろ種類があるが

天然アロマエッセンスのみを使い、100%ナチュラル ワックスで作られたものは

ススが出ないので、それを選ぶ


紀伊国屋インターナショナルは新しくなってからは、はじめて

以前はエレベータを使って売り場を移動していたが

ワンフロアーになって、お買いもの環境アップ

さすが紀伊国屋、品揃えはすごい、人もすごい

生鮮品の鮮度にも気を配っている様子がうかがえる


モリ ハナエ ビルは解体され、工事中

昔、地下のアンティークショップを回り、ショウ ウインドウのアンティーク ウオッチを

眺めて、いつかは身につけてみたいと思っていた

このあとにいったい、何ができるのか


表参道ヒルズを表参道の反対側歩道から眺めて、

やっぱりこの通りには、時代の重みを感じさせていた以前の同潤会青山アパートのほうが似合う

JR原宿駅まで人をかき分けて歩いた、ふぅ~


東京は名古屋にはない何かがある、魅力的な街だと改めて思った








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日本画と料理

2011-05-05 | 日記
昨日のつづきです。


<日本画>なんて、全く興味をもったことなんてなかった

でも、一度しっかり見てみたいと思ったのは、日本画専門の美術館として知られている

山種美術館の館長 山崎妙子さんの新聞記事に触発されたから

その記事の中で彼女が日本画に関して、おおむね次のような事を述べていた

「伝統的な日本画は、西洋画のように写実的でなく、立体感も出さず、背景もない。

 逆に余白を重んじて描かれてきた。重要なのは<何を描くのか、ではなく、

 何を描かないか、ということ」だと

実際、美術館で絵を見てみると、

本当は、この作者はこの絵の背景に何を描きたいと思ったのだろうか?

絵の中のバランスの良さは、色の配置によるものだろうか?

などと、いろいろ感じる事があり、

絵画の知識ゼロのわたしでも作品の音声ガイドの助けによって

充分に楽しむことができた


料理の盛り付けに関しても、器の余白部分が料理の印象を左右する

だから、器の大きさにあわせて材料の大きさを決めて切り、盛り付ける料理の量を決める

絵画の背景と描かれるモノとの関係は

料理の器と盛られる料理の関係にどこか似ている気がする



最近、仕事で料理に関して強く感じることは

食材や調味料を新たに加えることは、簡単だが

逆に何を加えないか、ということは実に難しいことだと


仕事を通して、料理講師が考案した料理レシピを目にする機会が多い

その中でレシピに書かれた使用食材や調味料の多さにがっかりすることもたびたびだ

確かに、その料理に欠かすことのできない食材や調味料はある

しかし、いたずらに加えるだけではなく

加えなくても、その料理をおいしく作ることができる事を

考えたり試したりするのも、また楽しいものである


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