FOOD + フードプラス

大切にしたい、生活の中の小さなしあわせな瞬間をいつまでも忘れないように・・・

日本民藝館

2011-05-04 | 日記
ついに行ってきました、<日本民藝館>。

ずーっと、行きたいと思っていた、<日本民藝館>。

柳宋理のお父さんである、柳宋悦が、日常の器物の中に無限の美しさを

見出し、陶芸家の濱田庄司や河井寛次郎らと民衆的工藝<民藝>という

新語を作り、<美の標準>を提示するための美術館を設立したのが、

この<日本民藝館>なのです。

彼は民衆の日常品へ深い情愛と人並みはずれた<直観力>によって

次々と新しい美を発見し、集めた作品が展示されています。(パンフレットより)

特に焼き物(食器などの日常品)の種類が多いと聞いていたので、

私は、ぜひとも訪れてみたいと思っていたのです。

柳宋悦の<直観力>とは、知識や理論といった先入観に頼らない

純粋な眼と心の働きが、彼の生涯にわたる思索と行動の規範となったと言われ、

私も仕事で、料理の盛り付けや料理に合わせる器を決める際、

<言葉では説明できないけれど、こっちの方が断然よい>と

感じることが度々あり、きっとこういう時に<直観>が働いているのかなあと、

思ったりもするのです。

この民藝館では、作品の説明書きを意識的に少なくしているそうです。

なぜなら、知識でモノを見るのではなく、<直観>で見ることが

何よりも大切であるという、創立者 柳宋悦の見識に基づいているという理由からとのことです。


日ごろの生活でも、知識や理論がじゃまをして、純粋な気もちでココロが働かなくなって

しまうことって、ありませんか?


今日は、自分の<直観力>を試すことができた<日本民藝館>での、1日でした。

余談ですが、ここのショップは手頃な価格の器が多く、おススメです。



今日、1日で日本民藝館(駒場)、中種美術館(広尾)、東急food show(渋谷)

紀伊国屋、スパイラルマーケット(表参道)をまわり、久しぶりの東京を満喫しました。

中種美術館、スパイラルマーケットは、次回につづきます。







コメント