日本国宝展 上野から浅草

東京国立博物館で「日本国宝展」を見てきました。国の宝は、正倉院の中のものだけではありませんでした。興味津々で出かけたのですが会場へ着いた途端８０分待ちの洗礼。並ぶのは遊園地だけではないのです。

博物館の「平成館」前に蛇行しながら長蛇の列。隙間から東京スカイツリーが見える時間が少しだけ有って慰められます。その他の時間はホンの少しづつの前進だけ。
中へ入っても人々。教科書で見た「玉虫厨子」「金印」に人が群がりすごい熱気。
「金印」は１１月３０日までの限定展示ですが裏技を一つ。同じ平成館の一階にある「考古展示室」にレプリカが常設展示されています。見れなかった人はお帰りにちょっと寄ってみては如何でしょうか？

東京の東の端まで来たのですからこのまま帰るのはもったいない。浅草まで足を延ばしました。昔のバブリーな時には年に一回は来れたのですが、今は引退の身で大変な贅沢をしました。

まだ明るいうちから「フグのひれ酒」です。

トラフグのちり鍋です。魚の鍋の王様です。

トラフグのお刺身です。噛めば噛むほどうまみが口中に広がりました。

骨の周りのお肉が獅｢。骨ごとしゃぶって、ついこうなってしまう。

食後はフラフラと仲見世を歩き浅草散歩。夜の東京スカイツリーも綺麗でした。家に帰って風呂に入っても、口の中はフグの甘みが続いていました。これぞ口福な一日でした。