八王子で大昔、「紅茶専門店」をやっていたマスターブログ

元がじゅマスターが頑張ってブログを書いてます。

悲惨な思い出Ⅰ

2010-08-28 08:10:00 | 北海道自転車ツーリング
ちょうど一ヶ月前、北海道自転車ツアーを始めて7日目から4日連続の雨と言う悲惨な体験をしました。リアルタイムのブログ更新では書く気にならず「悲惨な体験はカットして」と飛ばしたのですが自宅へ帰って思い出しながらの更新はその体験も有かな?と書いてみます。
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天塩のキャンプ場で目が覚めたのは6時前、雨の音の所為でした。本日の予定は稚内までの80キロと楽な行程でしたがサロベツ原野と日本海の間の何も無い道を走る予定でした。お天気が良ければ左に日本海の中に利尻島が見えて、右にはサロベツ原野が見渡す限り広がっている景色が見えるはずでした。

それが先ず雨と風に覆われて何も見えずこんな景色でした。
幸運だったのは、風力発電風車がこちらを向いている事でした。つまり「風は背中から吹いている」です。当日はこんな天気にも拘らず、自転車移動時のアベレージが一時間当たり23.9キロとこの旅行中最高でした。どれくらい追い風が強かったかは想像できると思います。逆にこれが向かい風だった事を想像すると恐ろしい気分です。この雨風の中80キロを3時間チョッとで稚内に着きテント泊はあきらめ、YHに予約を入れて1時過ぎにはチェックイン。YHでもこの天気は凄いと言い、開館以来初めての雨漏りとかで皆さんがバケツを持ってバタバタしていました。
夕方には風はそのままでしたが雨が止んで稚内の街中を歩く機会がありました。学生時代に来た時のコース稚内駅と北防波堤ドームを見に行きました。テント村になっているかと思ったのですがさすがにこの天気では3つのテントがあるだけでした。お話をすると明日朝、船が出たら利尻へ渡るとか。私はYHへ戻りゆっくり布団で寝れる幸せを味わいました。

不思議なご縁でそのテントの方お二人と後日一緒に又雨の中を走る機会がありました。
コメント
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