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血液型と糖鎖

2007-09-15 15:28:07 | 爆発だ団塊の世代


糖鎖のチカラは自己と他との識別、そして有害な異物を除去すべく
幹細胞(ES細胞)にその状況を伝えることでした。
ネコのひげ、かな?細胞ひとつひとつが持つセンサですね。
しかもその情報量たるや遺伝子DNAもかなわない。
すごいですね、糖鎖って。

血液型も実は赤血球の表面の糖鎖の構造の違いです。
異なる血液型が体内に入ると凝固しちゃいます。
一部、輸血OKの型の組み合わせもありますが、
今は同じ型しか輸血しないそうです。これも糖鎖の働き。
でもこれらは細菌やウィルス、毒物とは違って、
完全な異物というわけではありませんね。

今回は分かっているようで分かってない血液型のお話、
その血液型と糖鎖の役割についてです。


そもそも血液型ってなんだ血液型が発見されたのは
100年ほど前のことです。
ABO式の血液型が知られるようになりました。
でも、血液型ってご存知の通り、これだけではありません。
RHマイナスとか? そうそう、でももっと複雑なんですよ。

血液型とは、『血液内にある血球のもつ抗原の違いをもとに決めた血液の分類』
と定義されます。
抗原とは免疫反応を引き起こす物質ですね。

血液中の抗原としては、赤血球・血小板・白血球・血漿などに
数百種類もの存在が知られています。
その組み合せによって決まる血液型は、膨大な数(数兆通り以上という説もあり)になります。だから、あなた
と同じ同じ血液型の人は
この地球上に一人としていないのだそうですよ。

そんな血液型の中で、ABO式の血液型だけが特によく知られているのは、
これらを誤って輸血すると、凝集や溶血が起きるため、
血液型を合わさなければならないからです。


糖鎖が決めるABO式血液型

さて、1990年代に入って、ABOの遺伝子が詳しく解析され、
その結果、糖鎖との関係が解明されました。

A型とB型はそれぞれを特長づける糖鎖がついています。
A型の糖鎖にはN-アセチルガラクトサミン。
B型の糖鎖にはガラクトース。
どちらもついていないのがO型。
AB型は両方がついています。

えっ、血液型の違いってそれだけ?
そんなんですよ。ABO式の血液型の違いはたったそれだけ。
N-アセチルガラクトサミンもガラクトースも単糖でしたね。
前回でご説明した8種類の単糖のひとつです。

こんな簡単な違いで血液型は決まっているのです。
このわずかな差で、輸血を誤ると生死にかかわるわけですから、
う~ん、糖鎖はすごい!



血液型の役割は?

そもそもなぜ血液型が存在するのかよく分かっていません。

それなら、血液型遺伝子がなくなってしまっても、
不都合は生じないのでしょうか? 必ずしもそう言えないようです。

血液型は生物が多様性を求めるひとつのアプローチではないかと
推定されています。
例えば、胃潰瘍の原因の1つと考えられている
ヘリコバクター・ピロリという細菌は、H型物質
(N-アセチルガラクトサミンやガラクトースがくっついている
土台になっている糖鎖)を足がかりにして胃壁に潜り込むといわれています。

つまり、H型物質に何もくっつかないO型の人は
この細菌にやられやすいと考えられます。
もし人類の血液型がO型だけだったら、
世の中に胃潰瘍の人があふれていたかもしれません。
つまり、糖鎖によって細胞を多様化させることで、
細菌やウイルスの感染を防いできた可能性があります。
現時点では仮説ですが、研究が進められています。

生物が性を持ち、互いのDNAを交換して子孫を多様化していくのも、
多様化の中から進化(その環境に適した個体が現れる)を遂げてきたのでしょう。
また、環境が激変しても種が絶滅しないようにする
リスクヘッジだとも考えられます。

血液型もそのような生物の種の保存のための保険なのではないでしょうか?


がん細胞

2007-09-15 15:24:04 | 爆発だ団塊の世代
がん細胞と【糖鎖】

なぜがんになるか?糖鎖は"自己"と"他"を見分けることができます。
ここで、"自己"とは正常な自己の細胞、という意味です。
遺伝子に異常が起きた細胞は"他"とみなされます。
つまり、がん細胞は異物として糖鎖によって検知されるのです。
そして免疫機構によって攻撃されます。

実は私たちの体の中では、毎日非常に多くの細胞ががん化しているのです。
しかし通常はそれらが増殖する前に排除されてしまうので、
がんにはならないのです。

では、なぜがんは発生するのでしょうか?
まず考えられるのは、加齢やストレス、栄養のアンバランスにより
免疫機構の機能が大きく低下し、がん化した細胞を除去できなかったケースです。

また、免疫機構が追いつかないくらい激しい勢いで
細胞のがん化が進んだようなケースも考えられます。
大きなストレスが続き、細胞が次々と壊れていくのに、
免疫機構が追いつけないうちにがん細胞は定着してしまうのでしょう。

がん細胞が転移できるわけがん細胞のさらに厄介な特技が転移です。
正常な細胞は生まれた場所で分裂し、死んでいきますが、
がん細胞は生まれた場所から離れても、自らそこを棲みやすい環境に変えて
生きていくことができます。

がん細胞の遺伝子は、ヒアルロン酸合成酵素の遺伝子発現を亢進させ、
ヒアルロン酸の産生を増加させるそうです。
そして、細胞のまわりをヒアルロン酸に富んだ環境に変えて、
ぬくぬくと増殖を続けるのです。

正常な細胞の糖鎖はなぜこんなことを許すのでしょうか? 
ここにがん細胞の秘密が隠されています。
がん化した細胞の変質DNAは、糖鎖をも変質させます。
さらに、周囲の正常な細胞の糖鎖を変質させる酵素が作られ、
その結果転移が可能となるのです。


DNAは容易に内容が書き換えられることはありません。
大事な体の設計図ですから、核の中で厳重に保管されています。
ところが、糖鎖は非常に重要な働きをしているのですが、
一つの細胞には500個~10万個の糖鎖が羽毛のように
細胞膜上に生えています。無防備なのです。
だから、がん細胞は周囲の正常な細胞の糖鎖の情報を
書き換えてしまうのだと考えられます。

こうしてがん細胞は何食わぬ顔で周囲の正常な細胞をごまかして
居座ることになるわけです。
では、がんにかからないためには何をすればいいのでしょうか?

活性酸素を体内に増やさないこと、
この活性酸素によって酸化脂質に変えられてしまう
体内の余分な脂質を減らすこと、糖鎖を健やかに保つため、
糖鎖の原料となる単糖をバランスよく食事から摂取すること、
すなわち野菜・海藻・豆を中心に植物性食材をバランスよく摂ること、

まだだ『糖鎖』 研究は始まったばかりです。
実際の『糖鎖』を作り埋め込むといった事が可能になっていくことも
考えられています。

しかし今現在私たちのできる事、そして結果を出している事は
『糖鎖』 のための栄養素を補充することです。


生態バランス

2007-09-15 15:21:34 | 爆発だ団塊の世代
 生態バランスを支える3つの要因  

人間の病気の源となっているのは、多くの場合腸内に生息する細菌です。

人が健康であるという状態は、いわば生体バランスが良い状態であると言う事で
す。

そして生態バランスとは、神経系、免疫系、ホルモン系という3つの系統が、
互いにネットワークを組んで良いバランスを維持していることを言います。

まず、神経系と言うのは、神経細胞が集まって働く中枢神経系と、全身に分布
する自律神経からなっています。

免疫系とは、生体(ここでは人間)が、ある病気にかからないか、かかりにくい
状態にする力の事。

つまり、病気に対する抗体を作る力のことです。

例えば、結核菌を体内に取り込むことで、結核に対する抗体を作る力があること
は、ご存知のことでしょう。

ジェンナーが創始した天然痘の種痘も、天然痘ウイルスを体内に取り込むことで、
天然痘に対する抗体を作ると言うものです。

最後にホルモン系の「ホルモン」とは、人間を含め、あらゆる動物の組織や器官
内でつくられ、体液中に直接送り出されて、形態的、機能上の変化を起こす物質
の事です。

ちなみに、C型肝炎やがんなどで治療に使われているインターフェロン、アトピ
ーなどの治療に用いるステロイドも、元来、人体の中で生産されるホルモンの1
種です。

免疫

2007-09-15 15:19:41 | 爆発だ団塊の世代
「免疫」とは、”疫”から”免れる”事をいいます。

"疫”とは、疫病というくらいですから、流行り病のことをさします。
ここでは病気全般と考えてもいいでしょう。

ですから、「免疫」とは、「病気から免れる生体防御機能」という事が
できます。

また、免疫は、体の内部に入ってくる異分子を、排除しようとする機構
のことでもあります。

つまり免疫とは、ウイルスや細菌、体内の異物を退治して、私たちの体を
病気にならないように守ってくれる仕組みの事をいいます。

この仕組みがうまくは働けば、カゼ、インフルエンザを筆頭とする様々な
感染症からアレルギー,ガン等の難病までの大半を予防でき、また、
良化することもできるのです。

最近では、リウマチといった自己免疫疾患や、ウイルス性肝炎、
インフルエンザ、帯状発疹といったウイルスによる感染症や、菌感染症、
腫瘍などを患う人がふえてきました。

他にも花粉症、ハウスダストアレルギー(ダニアレルギー)、食物アレルギー
アトピーなど、アレルギー症状に苦しめられる人もまた、増えてきています。

これは、免疫力調整能が弱くなってきている人が増えているという事です。

普通、健康体の人であればハウスダストや花粉、食べ物の化学物質が
体内に入ってきても、免疫機能がある程度までは許容し、過剰に反応は
しないものです。

しかし、アレルギー疾患を持っている人は、そういった体に対する異分子を、
排除しようと免疫機能の過剰に反応してしまい、咳やクシャミが頻発したり、
鼻水が異常に出てたり、発疹や発赤など炎症を起こしたりします。

またインフルエンザや、風邪などの場合、体内の免疫力がある種の
ストレスで減少、ウイルスを排除できなくなり、病気になってしまいます。

リウマチは、結合組織にたくさんあるコラーゲンを、異分子と認識して
しまい、患部での免疫担当細胞の過剰反応が起こる疾患なのです。

また、癌をはじめとする腫瘍も、もともと正常だった細胞が、いろいろ
な要因で変異が起こり、異常細胞となりますが、本来自分の細胞の
異変なので、免疫機能がうまく働かず、ドンドン増殖して正常細胞を
侵す疾患です。


心不全

2007-09-15 15:17:58 | 爆発だ団塊の世代
●「心不全」とは

「心不全」って言葉は聞いたことがありますよね。

皆さん。



「有名な病気だから、知っているよ!」

って思った人も、多いんじゃないですか?



実は、これ。

「間違いです。」



「えっ。何言っているのか、意味わかんない。」

って思いました?



実は。

「心不全」っていう、「病気」は、ないんですよ。



じゃあ、なんで「心不全」って言葉は有名で。

皆さんが、知っているのか、って。



「なんで」、って言われても、わかんないですけど(笑)



「心不全」っていうのは

「病気」じゃなくて

「病態」なんですよ。

医学的に言うと。



例えば。

サッカーをやった。

テニスをやった。

ビリーズブートキャンプをやった。

その結果として、「体が疲れた。」

っていうがありますよね。



それと同じで、心不全の場合も、

心臓弁膜症、心筋梗塞、心筋症といった「病気」があって、

「心臓が疲れた、心臓の働きが悪くなった。」

そういう「状態」の事を「心不全」っていうんですよ。

だから、「心不全」というのは、

「病気」ではなくて、「病態」って言います。



体が疲れた、っていう「体の状態」のようなものです。



まあ、細かい事、って言えば細かいことなんですけどね。

これから、心不全についてやっていくので。

その際、結構大事な事になるので。

最初に、まず言っておこうかな、と。



そんなわけで、今日からは、「心不全」についてでした!