ストーリー
貧しいジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は海岸で出会い、すぐに恋に落ちて挙式をあげる。そこへ第二次世界大戦が勃発。アントニオは狂人を装い、徴兵から免れようとするも失敗。戦争へと駆り出されてしまう。
終戦後、ジョバンナはアントニオを待ち続け、なんとか同じ部隊にいたという男を見つける。男の話によると、アントニオはソ連の極寒の雪原で倒れたが、そこを誰かに助けられたという。ジョバンナは愛するアントニオの生存を確認するため、ソ連へと足を運ぶ。
ジョバンナはソ連に着き、アントニオの写真を見せて回っていると、一軒の家を紹介される。その家を訪れると、幸せそうな妻子の姿があった。真実を知り傷心したジョバンナは、そのままイタリアへの帰国を決める。駅で汽車を待っていると、アントニオが現れる。ジョバンナは何も言わずに汽車に飛び乗り、涙を流し去って行く。
後日、アントニオは考えた末、もう一度ジョバンナに会うためイタリアへと向かう。
キャスト
ソフィア・ローレン
マルチェロ・マストロヤンニ
リュドミラ・サベーリエワ
アンナ・カレーナ
監督 ヴィットリオ・デ・シーカ
脚本 チェーザレ・ザヴァッティーニ
アントニオ・グエラ
ゲオルギ・ムディバニ
音楽 ヘンリー・マンシーニ
製作国
イタリア、フランス、ソビエト連邦 (ウィキペディア)
前々から観たいと思っていた『ひまわり』にやっと出会えた。貧しさが似合うのか、はじまりはいかにもイタリアらしい印象が強い。戦争に引き裂かれる愛し合うソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ。この二人役者の存在感だけで画面にずっと惹きつけられた。酷寒のソ連戦線での映像は圧巻だ。蒸気機関車と客車それに停車場が何回も哀しく印象的に出てくる。あくまでも二人の愛がテーマなんだがその舞台が壮大だ。
「ひまわりI girasoli」サウンド・トラック
私はテレビで観たように思うのですが、ストーリーより映画音楽のほうが記憶に残っています。
もの哀しくも美しいメロディーを、耳コピーしてピアノでよく弾いていた?十年前を思い出します。
あの頃は、イージーリスニングなるものがトレンディでした。
当時は男女間の機微が今ひとつわからなかったのですが、今観るときっと、理解することができるのではないかと思います。
いろんな年代で、同じ映画を観るのもいいかもしれませんね。
今、ハイビジョンで今月いっぱいイタリア特集をやっていますが、その一環です。
イタリアのチネチッタ撮影所ってハリウッドとは全く違う手作りの世界のようですね。
ネットでみるかぎりこの作品は載っていませんでした。
おーっ、ヘンリー・マンシーニをピアノでやられるんですね。
紋次郎気質のイメージからちょっと飛びました(笑)
上には書いていませんが、映像のバックグラウンドと二大俳優の共演には魅力は確かにあります。
だけどこの恋愛感情はちょっと嘘っぽくないかなという印象もありました(笑)
ひまわり畑とテーマ音楽は何十回も見聞きしていました!
ひまわり、みたことあったような気がします
昔の昔(笑)
ソフィアローレンて
独特な顔をしている女優さんですよね
この方
整形しているかもしれませんが
去年のアカデミーで 今も美しく 自信にみちてステージに立っていた彼女の姿が眩しかったです
ソフィアローレンって個性が強いですよね。
映画での顔はやはり女らしさがみなぎっていました。
最近倉敷にも来ていたようです。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/101015/tnr1010151950015-n1.htm
「ひまわり」はいつか見たいと思っていながらなかなか見られないでいる映画の一つです。
主演のお二人、濃ゆいですね。
ヘンリー・マンシーニは天才ですね。
映画は見ていなくても「ひまわり」のテーマソングを聴くだけでグッと来ちゃいます。
「ムーン・リバー」「ある愛の詩」も大好きです。
しつこいですが「ひまわり」見たかった!
「や~~ん!こわい!!!」
と思わず言ってしまいました。
高校生くらいになって、実際に映画を見た時、号泣した記憶がありますが
内容を忘れてしまっていました。
この音楽を聴くだけで、悲しい映画だった!という思い出が甦るのですが・・・
ソフィア・ローレンって、ステキな女優ですよね。
今、もう一度見てみたい映画です♪
観てもいない映画なのにこのように音楽とタイトルにソフィア・ローレンの出演の顔を知っているものはないですよね。
テレビで一度見逃がしていましたが、観れたという満足感が大きいです。
それに共演の二人とも魅力的でしたよ。
何度も流れるヘンリー・マンシーニもよかったです。
福岡にいる頃、彼女はしわをつくらないために、もう笑顔はしないと言ったと書いた雑誌をみた記憶があります。
>高校生くらいになって、実際に映画を見た時、号泣した記憶がありますが
へーっ、いいですね。
多感な時に、こんな不条理なものを観るっていいことだと思います。
37歳くらいの映画でしょうか、やはり女優の魅力に満ちていました。
去年観たミュージカル『NINE』は75歳とか、雰囲気が少し違いました(笑)