いやはや、これほどのラブストーリーだったとは!この映画を最初に観た時、小父さんは『クレイマー、クレイマー』もこの作品もメリル・ストリープのことを、誰だろう?どこかの冴えない女優さんくらいに思っていて、クリント・イーストウッドばかりを見ていたんだな(汗)。彼はテレビの『ローハイド』からマカロニウェスタン?だっけそれからどんどん巻き返して『ミリオンダラー・ベイビー』『硫黄島からの手紙』『チェンジリング』『グラン・トリノ』『インビクタス/負けざる者たち』などなどの大御所になったんよね。小父さんは近年、メリル・ストリープも大ファンになって、たくさん映画を観たのだが、そんな大物二人が愛を語らい、スマートなラブシーンまであるのでびっくり!メリル・ストリープの映画の中の息子と娘の逸話なんて完全に忘れていた。いい映画に大満足したね。
ストーリー
1989年の冬、フランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)の葬儀を出すために集まった長男のマイケル(ヴィクター・スレザック)と妹のキャロリン(アニー・コーリー)が母の手紙と日記を読み始める場面からストーリーがはじまる。「火葬にしてローズマン・ブリッジから灰を撒いてほしい」というもので、平凡だと思われていた母親の激しい恋を知ることになる。
1965年の秋、隣州での子牛の品評会に夫と子供たちが出かけ、4日間一人きりになった小さな農場の主婦フランチェスカ・ジョンソン。ウィンターセットに点在するカバードブリッジのひとつ、ローズマン橋を撮りにやってきたナショナルジオグラフィックのカメラマン、ロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)はフランシェスカと出会い恋に落ちる。橋まで案内し、帰りにアイスティーをごちそうする。野の花をつんでくれた彼を夕食に招待する。物静かさが夫たちとは違っていた。翌日は新しいドレスを着たのを「息が止まるほどきれいだ」といい、二人は自然に結ばれる。4日目の夜に「一緒に町を出よう」というのでトランクに荷物を詰める。しかし、家族を捨てる訳にはいかないというと「これは生涯に一度きりの確かな愛だ」という。~wiki
「マディソン郡の橋」より愛のテーマ
私はこれ、映画館で観たんですよ。
そして本も読みました。
当たり前ですが本が面白かったです。
1995年ですか~?
素晴らしい。
ドキドキしたでしょう(笑)
そして本までも・・・!
ミュージカル公演もあったようですね。
この特異な屋根付きの橋の写真が有名になり
天声人語が取り上げました。
その印象が強く、小説を手にした時も扉の写真に眼を奪われました。
それからどれぐらい経ったのか…映画を観ました。
ですから あくまで個人的な感想ながら…
小説も映画も 橋の写真そのもののインパクトに遠く及びません。
メリル・ストリープさん。
年齢は私より少し上…小父さんより少し下でしょうか?
美人でもセクシーでもないのに 心をとらえてはなしません。
バネッサ・レッドグレーブさんは一まわり上の世代。
ですが私にはほぼ同時代の女優さんに映り、
お二人とも 存在そのものが演技をしている女優さんに思われます。
そう言えば、マディソン郡の橋も 写真集、小説、映画の総てを超え
存在そのものが最も光彩を放っているように思います。
口惜しいことに橋そのものを見ていないので言葉が空回りしますが…。
>この特異な屋根付きの橋の写真が有名になり天声人語が取り上げました。
そうでしたか!
>小説も映画も 橋の写真そのもののインパクトに遠く及びません。
ありゃ、最初に映画を観た時は橋の印象が強くあった気がしますが、今回はクリント・イーストウッドとメリル・ストリープの二人ばかりを観ていました。
ストリープさんもこの映画でも意外と魅力的だな~なんて!(笑)
>美人でもセクシーでもないのに 心をとらえてはなしません。
以前はちゃんと観ていなかったんでしょう。
芝居の上手さも感じました。
映画『激流』では川下りでオリンピック選手に指導を受けたかとか聞きましたが、この映画ではトラクターを操作してましたね。
彼女には大人の魅力が漂っているように思います。
バネッサ・レッドグレーブさん、いろいろ検索してみましたが、たぶん映画は観たんでしょうが、顔なりその配役が思いだせません!
>お二人とも 存在そのものが演技をしている女優さんに思われます。
ストリープさん、『プラダを着た悪魔』、『マンマ・ミーア!』、『恋するベーカリー』、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』どれをとっても自然ですね。
そうそう、この作品でもその自然さを感じましたね。
そしてアカデミー賞授賞式でも、控えめなのに、どんと座っていますね。
どこかでチラリと見ましたが、それまでのキャサリーン・ヘップバーンの受賞歴を抜いたとか抜かなかったとか。
その1955年の『旅情』のキャサリーン・ヘップバーンのが好きなんです。
ファッションも全然古さを感じませんでした。
もとい!(笑)
>マディソン郡の橋も 写真集、小説、映画の総てを超え存在そのものが・・・
あれビデオ消したかな?、残っていたらその絵のような光景を味わってみます。
クリント・イーストウッドは「ローハイド」のロディ・イェーツの時代から多くの作品を見せていただきました。監督になってからもアカデミー賞監督となって今やアメリカでは押しも押されぬ大監督となりましたが、彼の大先輩、ジョン・フォードやハワード・ホークス、ウィリアム・ワイラー、ジョージ・スティーヴンスらの名匠たちとはどうしても同格とは見えないのは何なんでしょうね。(^_^.)
ジェーン・フォンダはヘンリー・フォンダの娘さんってんで何か観た気はするのですが、wikiを見ましたが記憶にありません。
受賞の数が凄すぎますね!
メリル・ストリープも大女優からいろんなものを学んだんでしょうね?
あ~、『恋におちて』をテレビで観たこと
を思い出しました!
あれも良かったです。
クリント・イーストウッドは、ローハイド」のロディの印象ばかりが強くて、しばらく興味を持っていませんでした。
ところが監督をやるようになってとても気になり始めたものです。
>ジョン・フォードやハワード・ホークス、ウィリアム・ワイラー、ジョージ・スティーヴンスらの名匠たちとはどうしても同格とは見えないのは何なんでしょうね。
へーっ、その違いを体感したいです。
よく目にしているであろう監督ですが、ほとんどの映画は主役ばかりしか観ていないもので、監督作品の特徴を全くと言っていいほど知らないです(汗)。