皇室 平成最後の新年一般参賀 天皇陛下「良い年となるよう願う」 / 毎日新聞

新年一般参賀で手を振られる天皇、皇后両陛下＝皇居・宮殿で２０１９年１月２日午前１０時１２分、小川昌宏撮影



新年の一般参賀に訪れた大勢の人たち＝東京都千代田区で２０１９年１月２日午前９時２７分、小川昌宏撮影



平成最後の新年一般参賀を待つ人たち＝皇居前で２０１９年１月２日午前８時１２分、本社ヘリから宮武祐希撮影



平成最後の新年一般参賀を待つ人たち＝皇居前で２０１９年１月２日午前８時１０分、本社ヘリから宮武祐希撮影



平成最後の新年一般参賀を待つ人たち＝皇居前で２０１９年１月２日午前７時５７分、本社ヘリから宮武祐希撮影



新年一般参賀で手を振られる天皇、皇后両陛下と皇族方＝皇居・宮殿で２０１９年１月２日午前１１時３分、小川昌宏撮影



新年一般参賀で、手を振られる天皇、皇后両陛下と皇太子ご夫妻＝皇居・宮殿で２０１９年１月２日午後１時３分、小川昌宏撮影



新年一般参賀で天皇陛下の姿を一目見ようと長蛇の列を作る大勢の人たち＝東京都千代田区で２０１９年１月２日午後１時３４分、佐々木順一撮影



新年一般参賀で、会場に入れなかった人のために急遽、ベランダに出られる天皇、皇后両陛下と皇族方。この日は７回、訪れた人々の前に立たれた＝皇居・宮殿で２０１９年１月２日午後４時３分、小川昌宏撮影　　　　

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毎日新聞2019年1月2日 11時12分
　　
　　諸外国のいろいろなテレビニュースで観るにつけ、宮内庁の発表で154,800人という一般参賀は実に素晴らしいと思う。小父さんは20代の正月に兄貴の家で過ごして、一人でこの参賀にも出掛けたが、昭和天皇が皆の前に出られて戻られるまで、まるで国旗掲揚の時のような緊張感を覚えた。

　高校時代、大学を退官され世界史の講義をされていた高齢の先生は「戦後、アメリカやソ連に日本が併合されなかったのは、日本が神の国だったからなのだ」というような趣旨を説かれていた。それを幼馴染の超優等生に言ったところ「ぺっ、笑わせるな！」みたいな返事が返ってきた。近年、ありとあらゆる歴史番組を観ていて、この世界史の先生の言っていたことをよく思い出す。この新年一般参賀の光景は象徴天皇そのものであり、1946年（昭和21年）に天皇の人間宣言はなされているが、世界史の先生の言葉をまた思い出した。