あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

滝コースは断念の烏帽子山へ ①(和歌山県新宮市)

2014-04-29 00:51:51 | お山(全国各地)
 
2014.04.22 (火)
南紀の山旅1泊2日の2日目
いよいよ本命の烏帽子山登山です
 
しかしながら当初のコース予定の
 
大門坂~陰陽ノ滝~烏帽子山~山の神~青岸渡寺
 
は先の台風過による道の崩壊や倒木の為に通行不能で事前になって変更通知がきました
 
それと雨のせいかキャンセル者が出たようでツアー参加者計25名
お蔭様でビップ席に一人掛けで荷物の整理が楽ちんです
気兼ねなく濡れた物も広げておけます
 
変更後のコースは
 
高田グリーンランド~登山口~俵石廃村址~烏帽子山~ピストンで高田グリーンランド
 
どうでも烏帽子山へ登りたい人が集まったツアーになりました(^^)
 
ホテル浦島を7:50にチェックアウトして8:00の船に乗りバスへと向かいます
 
バスは那智勝浦町を過ぎて新宮市に入りあの国道168号線を北上し始めます
 
右の車窓に熊野川の緑白色の流れが見えてくると間もなく国道から離れ
高田グリーンランドへと向かいます
途中で高田天然プール(川の天然プール)のトイレをお借りして最後の休憩
道の途中の人家のある場所で添乗員さんが
この右手の家の方が2012年の大水害の時に土石流と共に流されて
今だに行方不明だと案内され皆で合掌
 
 
9:00 高田グリーンランドに到着
雨の心配はなくなりましたがザックには合羽を入れておきましょう
足元はしっかりスパッツを着けて行きます
 お弁当とお茶を受け取りザックに入れます
 
今日こちらの温泉で入浴して帰りたいのでしっかりと早く歩きましょう
 
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ここは何と雲取温泉です(^^)
 
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2012年の大水害の記念碑
 
この温泉一帯も水に浸かったのだとか
 
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いろんな思いを胸にしていざあの山へ向かおう!
 
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初めはバスも入れるほどの舗装道路を歩いて行きます
暫くすると道は細くなり大型車は通れない道になりました
左手の高田川はゴロゴロ石が目立ちます
人家は一軒しかないようですが吊り橋がかかっています
 
 
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右手奥にあった集落も土石流で押し流されてしまったそうです
 
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角のお地蔵様に手を合わせ更に狭くなった車道を進みます
 
 
 
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藤の花が見事に主役になっています
 
 
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次第に緩やかな勾配で一時間近く歩いて漸く登山口です
自家用車ならここまで入れますから時間短縮できますね~
 
おや?この編み笠の人は?
 
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そうです、特別に今日は雲取温泉の方が個人的に山の荒れ具合を確認したいと
先達をしてくださることになりました
もちろん我らが奈交の添乗員であるリーダーは下見で登山済みです
先達さんはもちのろん~スパイク地下足袋~♪ 随分ピンはすり減ったようですが(^^)
どおりでここまでクロックスで歩いて来られたんですね
 
 
 
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お一人の女性が昨日の嶽ノ森山で遅れて迷惑をかけたし今日もここまで歩くのがせいいっぱい
とリタイアされました
一人でバスの待つ雲取温泉まで1時間戻って行かれるそうです
その女性に見送られて出発です
 
10:02
登山口をスタートして山に入ります
 
標高にしてここで70mくらいかな
 
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烏帽子山と光ケ峰の登山口になっているんですね
 
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牛車くらいは通れそうな幅の登山道を一直線で登って行きます
足もとは荒れてごろ石に躓きそうになったり倒木を潜ったり
 
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暫くすると人馬くらいしか通れそうにない道となりますが
石積みの立派な道が続くようになります
 
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平坦な植林地の道を進んで行くと沢に出会います
 
 
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ここはちょっとタイヘン
ドボンしないようにね~~
手を貸してちょうだい
 
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沢の向こうを見ると立派な石積みが見えています
 
渡っている直ぐ下手には橋があった様子が覗えます
 
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石段を登って平らな道には長くて立派な石積みが続きます
 
 
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こんな山中に大掛かりな石積み
どうやら俵石という集落の跡地の様です
 
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10:40 廃村となった集落跡地で休憩です
 
 
これはなんだ
 
生活の後が感じられます
 
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手絞りのハンドル付きの洗濯機
昭和30年代後半かなぁ?
 
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杉木立の奥に見え隠れする一軒の家
昭和50年代まで一組の老夫婦さんが住んでおられたようです
 
 
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相変わらずしっかりとした石積みで作られた道が続く
 
 
この集落の人々は新宮よりもこの先の峠を越えて那智へと通ったそうです
 
 ここもある意味熊野古道である訳です
 
 
 
 
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至る所に土が剥がれてナメトコがむき出しになった流れが見えます
 
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やっと分岐に到着 11:05
さぁ~~ここからが本当の登山道です
 
直進すれば大杭峠から光ケ峰方面
右に取って登ります
 
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ごろ石の多い植林帯を登って行きます
 
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はぁはぁと登って一息入れます
が、まだまだここは富士山で言う5合目ですよって先達さんが小さい声で言います
 
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この先は倒木を潜ったり急登や岩登りが多くなりますので気を引き締めて
の激が飛びます
 
 
 
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登ります
 
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ロープは一人ずつね~~!!
 
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登ります
 
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大岩がゴロゴロしてきましたね~
 
 
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大岩が見えてますね~
 
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展望台と呼ばれる大岩まで登ってきました 12:10
今日の登りで初めての展望です
 
 
 

 
 
 

 
 
 
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昨日の宿泊の勝浦湾が見えています
 
 
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まだまだ7合目付近
あの山頂まで頑張ってお昼にしましょう
30分は我慢ですね~~~
 
 
 
 
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山頂まであと少し
がんばりまっしょい~~
 
    烏帽子山へ ②へ続きます・・・・・・・・・(^^;
 


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34 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (瀑やん)
2014-04-29 05:57:00
あまり山頂までは登らない私ですが。この山には2回も登ってしまいました。谷底を這い回る谷虫としては異例のことです。
一度は、今回おタケさん達の予定していたコース、陰陽の滝から東谷を遡行して、本谷を下降、三の滝にの滝巡りの周回コースです。
http://taki3d.la.coocan.jp/07kinki/wakayama/natikatuura/nati-ebosi/nati-ebosi.htm
二度目は、高田から栂谷を遡行、そして今回おタケさん達のルートを下りました。
http://taki3d.la.coocan.jp/07kinki/wakayama/singuu/togatani/togatani1105.htm
はい、結局、谷虫の延長です。
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Unknown (はっさく)
2014-04-29 05:59:00
ここは好きな山で、もう6回は登ったかな。
でも、そのルートは登ったことありません。そこを登るのは延々と長いでしょ?
高田集落は台風後に入りましたが、その光景は今も忘れられません。
よくぞ復旧したものです。
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Unknown (はんちくてぃ)
2014-04-29 09:00:00
烏帽子山、烏帽子岳は多いですね。
廃村の中を通ると、寂しいですね。
倒木や沢崩れが多い、キツイ登りのようですね。
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Unknown (あるく)
2014-04-29 09:36:00
おはよう御座います。
凄いところを歩きますね。ポチ
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Unknown (田舎の猫・みけ)
2014-04-29 10:04:00
まさか、ここから登ったとは!光ケ峰に行った時に通ったよ~~
てっきり二の滝の方から登ったとばかり・・そうか・・あっちも崩れたから・・
廃村跡は色んな想いがよぎりますよね。
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Unknown (yali3180)
2014-04-29 10:29:00
思い出しますね~~
あの悲惨な光景が浮かんできました(涙)
ロープは一人づつ・・そうですそうです^^
後ろの人が、持ってくれて(泣)振り回された事あるわ~~~
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Unknown (kyoko)
2014-04-29 11:45:00
難所を乗り越えて歩かれましたね・・
生活されていた方々の荷物
もの悲しいけど^^;
ナイスです(^。^)y-.。o○
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Unknown (ちげ 新)
2014-04-29 11:54:00
おはようございます。
烏帽子山、お疲れさまです。
最初に、気になりましたのは、迷惑がかかると言って、登山口まで来られてやむなく戻った女性の事です。
無念だった事と思います。
それにしても、途中の沢渡り怖そうです。
恵那山の死亡事故を思い出してしまいました。気をつけないといけませんね。
廃村の京都の山にもよく見かけますが生活していた人の事を考えたりして、雰囲気は私好きです。
本当に、この山は、倒木、笹をかきわけて、急坂に、岩場にと登り甲斐がありますね。
そして、ご褒美の展望所。
結構、いい歩きのできる山ですね。
贅沢を言えば、京都から、もう少し近くになればいいのですが。。。
ヒルの前か後に検討させていただきます。
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Unknown (mannmaruogojyo)
2014-04-29 13:01:00
ぴっかりおやじさん
吊り橋がなければ川を渡れるところまで延々と歩くしかないのでしょうね、命綱の橋ですね
廃村というといろんな形の集団離村を思いますが自然消滅の村も少なくないのですよね
急とはこの先山頂まで続きました、909mを舐めたらあかんで~~!!でした(笑)
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Unknown (mannmaruogojyo)
2014-04-29 13:22:00
瀑やんさん
一気に記事を拝見させて頂きました
凄い沢登りコース、これは素人にはとても無理です
洗濯機が写真にあったのには思わず笑ってしまいました
今も地中に半分以上埋没したままありますよ
先達さんが仰ってた烏帽子山への3つのコースの一つは谷を詰めて行く危険なコースというのが瀑やんさんが詰められたコースなんですね
しかし早く陰陽の滝コースから登れるようになって欲しいです
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