リベンジを掛けて藤原岳へ （三重県）

２０１７/０５/１４　（日）

ひょんなことから素晴らしい山女さんに誘われて藤原岳に三度目のチャレンジに行ってきました

一度目はブロ友さんの案内で、みけさんと一緒にお花見登山
あまりにお花見が過ぎて八合目までで山頂へは行けず

二度目はツアー参加で山頂を目指すも雨と強風で藤原山荘までで引き返す

機会があったら一度は山頂にと漠然と考えていたが公共交通機関では難しい

そこへ舞い込んだ今回のお誘い
だがしかし翌日には猫軍団のイベントの山行き、翌々日は山の会の例会が連日で控えている

う～～ん、迷います、猫軍団のイベントに支障をきたすことになれば破門だ！！

え～～いままよ、みけさんに内緒で誘いに乗って行くことにしました　（ほんまにええんやな・葛藤は続く～）

何しろ登山口までが遠いので前泊もと誘ってくださったが何とか始発地下鉄でと無理を言い
奈良を６：４０頃にスタート
４人同乗で車を飛ばして下さる～～途中滋賀の日野でお一人ピックアップ

道の駅で休憩して石榑トンネルを抜けて三重県へ

９：１５頃　登山口の近くの駐車場に到着

皆さん～今日はお手柔らかにと挨拶もそこそこに登山口へ向かう

もう福寿草の季節も過ぎてるのに登山口駐車場もいっぱいだ

９：２５
いよいよ鳥居をくぐって登山道だ
直ぐに二つ目の神武神社の鳥居を左に見て山に入る




大事な忘れ物をしたよ～＞＜；
昼下がりのジョニー

そこは親切な気のいい山女さん、私の使ってと差し出してくださり
入念に靴と靴下、ズボンの裾と念の為に袖にもシュッシュ

ちょっと安心して登る

大貝戸登山道から登ります

９：４５
二合目のお不動様？に今日は何卒山頂へ立たせてくださいとお願いする

山女歴数十年の大ベテランさんばっかり４人
山女新米のワタシは最後からまだ何とか付いて行きます

ポツリとヤマツツジの赤が緑に冴えます

こちらはサーモンピンクのツツジ

ヤマブキソウの黄色が鮮やかです

あら、葉っぱが違うよ

左はセリバヤマブキソウ、右はヤマブキソウ
ＤＮＡは同じだそうな　（帰宅してから調べました）

だんだん登りが急になってくるとベテランさん達の足が速く感じるようになりました

１１：１５
八合目に着きました

一息入れます

この積雪メモリ、１５０ｃｍでも２００ｃｍくらいはあるね～と論議を醸します（笑）

自然林になって明るい山道を登ります

足元や斜面にカワイイニリンソウが出迎えてくれて

少し足も止まりヤレヤレ



登りが更に急になって左に曲がる頃展望が開けました
季節柄、霞んでいますがかなり高度を上げたことが判ります

１１：３５
九合目の岩場にやってきました
フタリシズカが準備中

名残のカタクリとフクジュソウ

花ばっかり見ては足を止めるので
ベテランさんにとにかく小屋までもう少しだから登ろうとペースを上げるように指導が飛びます（笑）

しかし、ここに来て私の足、太腿に痙攣が起きてしまいました＞＜；
痙攣止めの漢方薬を服用し水を飲みます

念の為にと持参した片方だけのストックを出して頼りに登ります

う～～痛い！！

皆さん　構わずに行ってください、ゆっくりと登りますで～～－－；

１２：１０
何とかかんとか藤原山荘に到着

立派なトイレも出来たのね！！

沢山の人が休憩中、場所が空くのを見計らって腰を下ろしてランチタイム

サンドイッチとおにぎりとコーンスープで軽く腹の虫を黙らせます

１２：４５
展望所へと向けて出発

下りは何ともない足が登りになってまた激痛が走る

今一度漢方薬と塩を舐めてストックにすがりながら引きずるようにして登る

あ～～あの先に山頂があるのだ

皆さん行ってきて～
ワタシはここで待ってる～
なぁにを言っているの山頂を踏んでないのはアナタ（ワタシ）だけ
ゆっくりでいいから登るのよ～（と言われたかどうかは忘れた・笑)

とにかく登ろう一歩二歩、痛いのなんの～－－；
石の上に腰を下ろして騙し騙し何とか山頂へ

ボロボロの羽の蝶が飛んでるのを見て妙に親しみを感じた（＾＾；

１３：１５
遂に三度目にして藤原岳の山頂に立てた！！　

リベンジ登頂に協力下すった強者ベテラン山女さん達と記念写真

撮影して下すったお嬢ちゃん連れの男性に感謝

展望は生憎の春霞で御池岳くらいしかわからず

山頂にはニリンソウの群生が見事に開花

先ほどの藤原山荘へとガスが流れて行く

下りは少しの痛みはあるが平気だ

ユリワサビかななどと立ち止まる余裕も出てくる

山荘まで戻り
皆さんにこのまま来た道を下山しますかと問われて
二もなく「おう！」と返事する
皆さん、ごめんなさいね～天狗岩まで行く時間が消えてしまってｍ（－－）ｍ

そうと決まれば下山は〆たもの～～（笑）
トイレを済ませて下ります

１３：５０

下って行きます

団体さんや若いグループさんに道を譲りながら
足元に十二分に注意して下る

展望は朝の登り時より少し良くなった程度

この橋はやっぱり渡らない方が安全だ～～（＾＾；

１４：３５

八合目

大勢の人が休憩してるのでそのまま進みます



調子よく下山します

この岩の穴はみけさんと来た時ふざけて遊んだなぁと余裕を取り戻しながら

１５：２５　
二合目まで下ってきたので暫し休憩

１５：４０

神社の鳥居をくぐって無事に下山しました

登山口の休憩所でトイレを済ませ靴を洗って
駐車場までテクテク歩いて

あとはコンビニのコーヒーを求めてきた道を飛ばして帰ります～～（＾＾）

途中で滋賀の方が降車

奈良までブッ飛ばして下すって１９：００過ぎの電車に乗って帰ったのでした

しかし今回お誘いくださった山女さん
山登りも然ることながらドライバーテクニックの見事な事
流石、全国を一人で飛ばしてらっしゃる～（笑）


今回のワタシのリベンジ藤原岳にお付き合い下さった
ベテラン山女さん達
本当にお世話になりました

途中の足の痙攣でまたも登頂を断念しかけた気持ちをしっかりと励まして待ってくださり
ありがとうございました

次回のお誘いは考えます（（笑い））