「われわれ、みんな間違っている。」
映画「戦場のメリークリスマス」で、ロレンスが言ったこの言葉。
登場人物は、みんな間違いを犯した。
でも、セリアズが最後に取った行動。
広場で、ヨノイ大尉が、俘虜長ヒックスリーを処刑しようとしたとき、セリアズが、わが身を犠牲にする覚悟で、それを止めにはいった行為。
それは正しかった。
ヨノイ大尉はその場で気絶するが、のちに、セリアズに感謝し、希望を持って生きようとする。
映画では、ヨノイ大尉は、終戦後に処刑されたが、原作では、処刑されずに、故郷に帰り、
セリアズの遺髪を自身の手で、神社に奉納している。
映画と原作の違いはなぜかと知ろうと思うと、やはり、原作を読むしかないのではないか。
戦場のメリークリスマス~3度みてしまいました
最高でした
そうですね。三回ぐらい観ないと、わからない映画ですね^^
私は昨夜、やっとわかったんですが、
セリアズが、裁判で「私の過去は、私のものだ。」
と言ったのは、
最初、学生時代に寮で、いじめられている弟を救えなかったことを悔やんでいるのを引きずっていることかと思っていました。
昨夜は、それだけではなく、もっと神に背くことをしたのではないかと思うようになりました。
観るたびに、考えてしまう映画です。