松本 隆:作詞
海が泣いている 生き物のように
黒馬のように走る波
黒潮にしめる煙を放ると
振り向くあなたの怖い顔
黙りこくった冬の浜辺を
黙りこくった時が横切る
あなたが言えない言葉が聞こえる
「君を抱きたい」とそう聞こえるわ
いいのよ そんなに苦しまないで
そんなに自分を責めないで プラトニック
風が荒れている 油絵のように
黒雲は空に渦を巻く
口先の愛で器用に遊べる
人ではないから苦しそう
そっぽを向いた腕の隙間を
そっぽを向いた小鳥が飛び立つ
あんまり真面目に悩んでいるから
わざと惨酷に いま知らん顔
いいのよ そんなに苦しまないで
そんなに自分を責めないで プラトニック
心それだけで 人は愛せるの?
たよりなく揺れる心でも
今そっと肩を抱きしめられたら
心は身体に溶けるのに
何事もなく海は静まり
何事もなく二人帰るの
自然の流れに小舟を浮かべて
きっといつの日か そうその日に
いいのよ そんなに苦しまないで
そんなに自分を責めないで プラトニック
海が泣いている 生き物のように
黒馬のように走る波
黒潮にしめる煙を放ると
振り向くあなたの怖い顔
黙りこくった冬の浜辺を
黙りこくった時が横切る
あなたが言えない言葉が聞こえる
「君を抱きたい」とそう聞こえるわ
いいのよ そんなに苦しまないで
そんなに自分を責めないで プラトニック
風が荒れている 油絵のように
黒雲は空に渦を巻く
口先の愛で器用に遊べる
人ではないから苦しそう
そっぽを向いた腕の隙間を
そっぽを向いた小鳥が飛び立つ
あんまり真面目に悩んでいるから
わざと惨酷に いま知らん顔
いいのよ そんなに苦しまないで
そんなに自分を責めないで プラトニック
心それだけで 人は愛せるの?
たよりなく揺れる心でも
今そっと肩を抱きしめられたら
心は身体に溶けるのに
何事もなく海は静まり
何事もなく二人帰るの
自然の流れに小舟を浮かべて
きっといつの日か そうその日に
いいのよ そんなに苦しまないで
そんなに自分を責めないで プラトニック
太田裕美のソフトな歌い方からはあまり感じなかったけど、こうして文字だけ見ると、なかなかオソロシイ詩ですなぁ。
あなたが言えない言葉が聞こえる
「君を抱きたい」とそう聞こえるわ
ううむ…、下心を見透かされたような…(汗)
いいのよ そんなに苦しまないで
お前の考えていることは、すべてまるっとお見通しだ!仲間由紀恵の声が聞こえてくるような…(恐れ入りました、ハハーッ)
松本隆は聖子ちゃんの歌なぞもよく書いていましたね。女言葉で歌詞を書く天才かも。大瀧詠一と組んだアルバムも好きだったな。
太田さんのいろんな魅力を引き出して書いています。
聖子ちゃんの歌も多く手がけていらっしゃいますね。
一番気に入っているのは、「赤いスィートピィー」です。女の子の気持ちと、小さいスィートピィーの花がオーバーラップして浮かんでくるようです。
冬に咲く薔薇をあなたにあげるわ
今朝窓辺で咲いてたの
恋した心が奇跡を呼ぶのよ
木枯らしの街も
寒くないはずね
Ah 10カラットの微笑だけな・げ・て
もうじき l love you
あなたはいつでも急ぎ足だから
もう追うのに疲れるの
長いマフラーで縛っておいたら
すれ違う人に
目移りもしない
Ah 気をもませて手を焼かせる あ・な・た
もうじき l love you
不思議な粉雪
私は冬の妖精
フリルの飾りのコートを着てたら
メルヘンの中の
アリスだと笑う
Ah馬鹿にすれば許さないわ ホ・ン・ト
もうじき llove you
白い冬薔薇にカードをそえるわ
今ハートの走り書き
冷たい手のひら息を吹きかけて
暖めてくれる
やさしさがほしい
Ah 10カラットの微笑だけ な・げ・て
もうじきllove you・・・・・