にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

「フィギュア・スケート 栄光を支える音楽の力」

2006-05-04 17:01:26 | 音楽 美術


NHK教育TV「芸術劇場」(4月16日放送)でやっていた特集です。
技と音楽がいかに繊細に配慮され、プログラムされているかを、比較検証しながら、使いこなすことが重要というフィギュアスケートの音楽に注目する、という内容でした。

クラッシック音楽は、ドラマチックな要素を含み、人に感動を与える音楽であるので、フィギュアスケートには欠かせない音楽である。
クラッシック音楽をいかに自分のものにして、表現できるかということが、フィギュアスケート選手にとってひじょうに大切なことなのだということ。
荒川選手の、トリノオリンピックのFPの演技を例にとりあげて説明していました。

世界に通用する選手ともなれば、この技はこの音でなければ通用しないというのは通則で、理想的なプログラムの組み方として、ジャンプに重きを置いた、ジャンプ中心のプログラム、ジャンプにアクセントを置いたプログラムが、フィギュアのプログラムとして理想である。

荒川選手のプログラムは、ジャンプとジャンプの間にも、手の表現を使った技や、ステップがはいり、次のジャンプにはいるという緊張感を見る人に与えないプログラムに仕上がっている。短い時間にジャンプに切り替え、そのあとも、くまなく演技を取り入れるプログラムにしているので、見る人を演技の世界に引き込んでいく。

一音符ごとに一技が組まれている。
キャメルスピンに、一音符。ドーナッツスピンに一音符。シフトスピンに一音符、足換えに一音符、フットスピンに一音符、ビールマンスピンに一音符というように。
といった説明がされていたと思います。

オリンピックには、荒川選手が用いた、プッチーニの音楽が多く使われています。
彼女は「トゥーランドット」でしたが、同じく男子で金メダルにかがやいたロシアのプルシェンコ選手は「トスカ」、安藤美姫選手は「マダム・バタフライ」でした。
このほかにも、ランビエール選手はヴィヴァルディの「四季」、村主選手は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を使用しています。

このように、フィギュアスケート選手にとって、クラッシック音楽は切り離せない重要な音楽なのですね。

                           ヒラドツツジ(ツツジ科)
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モーツァルト(3)

2006-05-04 15:54:16 | 音楽 美術
モーツァルトの音楽が、動植物の生育にいい影響を与えるということは、よく知られています。
音楽を聴かせただけでイチゴが赤くなる。鶏がよく卵を産むようになる。酵母菌の働きにも作用して、お酒の味までも良くなるそうです。

私が学生の頃ですが、女性歌手シルヴィ・ヴァルタンが,交響曲第40番、第一楽章のメロディーに、イタリア語の歌詞をつけて「哀しみのシンフォニー」というタイトルをつけて歌っていたのを思い出しました。
<小林秀雄さんが「疾走する悲しみ」と形容したことでも知られる名曲だそうです。>→この文章については、先ほどt様からご指摘がありまして、間違っていたことが判明いたしました。訂正してお詫びいたします。

モーツァルトは、生涯に41曲の交響曲を残しています。
その中でも、最後の3作品は、ほぼ同時に書き進められた、モーツァルトの最高傑作として知られています。

NHK教育TV「芸術劇場」(4月16日放送)で、モーツァルトの「レクイエム」のバレエ化に挑むというのをやっていました。
「レクイエム」というのは、鎮魂のためのミサ曲で、踊るための音楽とはかなりかけ離れたジャンルに属するのですが、変わった試みだと思いました。
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モーツァルト(2)

2006-05-04 15:09:28 | 音楽 美術
先ほどの、
NHK5月3日(水)PM9:00~
ニュースウォッチ9
モーツァルトを大特集
の続きです。

ジャズ、ボサノバ、ヒップホップ、・・いまや、モーツァルトで、湧き立っています。

作家の、石田衣良さんは、
「みんなの心の中のどこかには、ある種アートであったり、本当のいい文化に対する憧れがあったと思う。
それが、モーツァルト、これなら安心して触れられると言うところに逃げ場としてあらわれた。皆素晴らしいアートに触れて、自分の心を動かしたいと言う気持ちがある。」
と言っておられます。

ヴァイオリニストの、千住真理子さんは、
「モーツァルトの音楽は、音符は意外とたやすく、小さなお子さんでもすぐひけます。
しかし、本当にそのよさを引き出すのはとっても難しいし、勉強がいるのです。入り口は簡単ですが、奥が深い。モーツァルトは、いつまでもひいていたい魅力があります。追求しすぎてもとに戻ったりもします。
弾く人の心を慰めてくれる、それが、モーツァルトの音楽です。」
と語っておられます。

ストラディバリウス(300年前に作られたヴァイオリン、昔そのものの音)で
「ティヴェルティメント ニ長調 第17番 第3楽章 メヌエット」
を、千住真理子さんが最後に演奏されました。

私が小学校のときの給食の時間に、よく流れていた曲です。
私が小学生のとき、一番よく耳親しんだのは、なんといっても、モーツァルト、シューベルトあたりでしょうか。

                          パンジー(スミレ科)
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モーツァルト

2006-05-04 14:30:18 | 音楽 美術
NHKテレビ 5月3日(水)PM9:00~
ニュースウオッチ9
モーツァルトを大特集~ の番組の紹介をします。


今年はモーツアルト生誕250年で、大ブームがおこっています。
CDショップでは、180枚組み25万円もする全集が売れているそうです。

作家の小池真理子さんは、
「モーツァルト特有の癒しの効果という風に日本では言われていますが、不思議に人の心にするっと流れるように入ってくる楽曲が多い。小説の構想を練るときはクラッシックを聴く、モーツァルトもあるし・・。そうやって構想を練るのが大半です。」
と言っておられます。

CDを購入した人は、年代別に見て、30代、50代が多いそうです。

30代の人たちに多いのは、音楽派遣会社が今年始めた(出前モーツァルト)というサービスを利用しているということです。(1時間で、3万5千円)
子どもにモーツァルトを聴かせたいという、主婦たちの近所の子育て仲間が始めたということです。
30代主婦は「クラッシックでも、童謡でもいっしょじゃあないですか。いいものはいい。子どもがおとなしくなる。」と言っていらっしゃいます。

50代は、さらに本物志向です。
旅行代理店が、ヨーロッパでモーツァルトを聴くツアーを(2人で250万円)組んでいますが、満員だそうです。オペラでも本場で聴くと違うということでしょうか。
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浅田舞 浅田真央 姉妹 TV「徹子の部屋」に本日出演!

2006-05-04 10:13:03 | フィギュアスケート 他スポーツ
いまや、フィギュアスケートは空前のブームであるが、今日のTV番組「徹子の部屋」のゲストは、女子フィギュア界のこれからの期待の星の、浅田姉妹である。
ゴールデンウィークの真っ只中で、しかも快晴、その時間にTVの前に座って観る人も少ないだろうが、録画予約はしておきたい番組である。

フィギュア界では、真央ちゃんの天才的なスケーティングに注目が集まり、舞ちゃんは妹の陰に隠れがちだが、私は、やはりお姉さんあっての天才少女真央ちゃんだと思う。

世の中の姉妹を見てもわかるように、妹のほうが、学業成績が良いとか、出世しているとか、良い結婚をしているとかいった例は多いが、姉を見て育ってきているからで、けっして自分だけの力でそこまでいったわけではないのだ。
それは、当の本人の妹が一番良く分かっているはずだ。

私にも姉がいるが、姉を見て、良いところは取り入れ、そうでないところは、できるだけまねしないというふうに、やってきた。
姉がいたから今日の自分があるのだと確信している。

今日の「徹子の部屋」リアルタイムで観るのはむずかしいが、録画予約は完了したので、浅田姉妹の話を楽しみにしている。

これを読まれているフィギュアファンの皆さんも、是非「徹子の部屋」をごらんになってください。
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