ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

特定非営利活動法人日本キャリア開発協会の活動

2007-08-04 06:45:10 | プレスブログ

    

 雇用のミスマッチ、フリーター、ニートという現象が、ここ10年程度、特に、バブル崩壊後の時期と重なるように、進行してきている。
 いわゆる若年層労働者の「労働状況」であり、「就職氷河期」といわれるステージを体験してきている世代を中心に、仕事に悩みを抱えている若者は多いのかもしれない。
 しかし、そうした若者は、他方で、「相談しようにも、相談できる場がない」と感じているかもしれない。。。

 日本キャリア開発協会という、特定非営利活動法人がある。
 そのホームページで、「働く若者ネット相談」2つの特徴として、次の2点を挙げている。
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1.働いている、若手のあなたが対象です。
  「働く若者ネット相談」では、大学や短大、専門学校、高校・中学を卒業後、就職して間もない方々(就職後1~3年以内)を対象としています。
2.いつでも、どこでも相談できます。
働く若者ネット相談」では、皆様が相談したいときに、通勤中や自宅からでもどこでも気軽に相談できる4つの相談方法をご用意しています。
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 いわゆる、働く若者を対象に、気軽にカウンセリングを受けることのできる場を提供しており、携帯端末も含めネット相談ができるとのことである。

  

 働くということは、社会の中で生きていく上で、「社会とその個人のかかわり」の基礎をなすものであり、同時に「労働の対価」を得て、生活基盤を構築する基礎ともなる。

 日本も、少子高齢化社会に突入している中で、いわゆる「労働力人口」は、将来に向かって、減少していく道筋をたどる可能性が高い。
 そうした中で、やはり、「働く意義を感じられない若者」が多いとなれば、それは、社会が要請する方向とは逆であり、是正されなければならない。
 その意味で、特定非営利法人日本キャリア開発協会の活動の成果を期待したいところである。
 Written by Tatsuro Satoh on 4th August, 2007


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