ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

雷鳴は作品の母

2007-08-05 10:19:12 | 文化・学術

 人間の記憶ほどあてにならないものはない。
 半月ほど前、7月15日のこのブログで、高樹のぶ子氏のトークブログを再現し、感想を述べたが、その技術がすっかり失われていた。
 今時刻は、午前8時になろうとしている。しかし、この作業に約1時間ほど四苦八苦している次第である。
 失敗の原因は単純で、単に「このブログに貼り付けることのできるシステム言語に変換していなかった」ことであり、後から考えると、「何や!!アホラシイことをやっとった」ということになってしまう。。。

 しかも完成公開し、「もう一度記事内容をチェックしてみたら記事がない???」、つまり中身のない投稿記事になっており、「唖然としてしまうこと2回」ということになってしまった。
 せっかく手掛けた作業であり、「完成しなければ気が済まない」ということで、気を取り直して、再度作業に取り掛かっている次第である。。。

 ちなみに、高樹のぶ子氏のトークブログを下に掲げる。四苦八苦した結果でもあり、訪問者に見て頂けると更に嬉しいことである。

 これは、高樹のぶ子氏が、SIA活動を通じてアジアで「強烈に感性を揺さぶる雷鳴体験」をしたことに言及しているもので、高樹氏は、「いつの日か作品に反映することになるだろう」といっておられる。
 SIA活動の一環として、東南アジアの国で体験したことで、「高速道路が死の世界へつながるように感じた」とも説明しており、余程「強烈な雷鳴体験」であったことが推察される。

 芸術家の創作意欲の基礎に、「強烈に魂を揺さぶる感銘」があるのだと思う。それは、作家活動に限ったものではなく、音楽の世界においても、絵画の世界においても同じことが指摘できるのではないか、と考える。
 高樹のぶ子氏が言及している、、「いつの日か作品に反映する…」とはまさにそのことではないかと感じる。。。

 どのように、また、どのような作品の中に具体化されるのか、それはわからない。
 しかし、具体化された作品の中で、「強烈に魂を揺さぶった東南アジアでの雷鳴体験」が、「どのように表現されることになるのか」楽しみにしたいところである。。。
 Written by Tatsuro Satoh on 5th August, 2007

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