万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

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一応ご連絡

2009年12月05日 08時37分24秒 | その他
今日は阪神で鳴尾記念、中山でステイヤーズSが開催されますが、その2つのレースは回避で、今週はJCD一本に絞ります。

因みに来週は阪神JF(2歳GⅠ)、カペラS(中山ダート)、中日新聞杯(ハンデ戦)と3重賞ございますが、どれも肌に合わないので、来週はお休みです。

再来週は朝日杯FS(2歳GⅠ)と阪神C(定量短距離GⅡ)がありますが、GⅠがあるにも関わらず、当ブログの勝負メインは阪神C(GⅡ)となります。

JCDの展望

2009年12月05日 00時49分53秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万世六兵太(以下:万):さて今週はJCDだ。

虎観委員長(以下:虎):ってもう金曜日だぞ。レースは明後日だろ?予想とか準備はしていたのか?

万:いろいろ忙しかったのでな。競馬ブックとかは読んでいた。

局長(以下:局):忙しかったって何やってたんですか?

万:某遊戯屋の仕事とか、小売業の仕事とか、「HOI2」でドイツでプレイして欧州を「ヒャッハー!」していたとか、『あずまんが大王』の1年生~3年生まで完全読破していたとかかなり忙しかった。

虎:後ろの2つは全く必要ない忙しさだよ!!それする間に記事の1本くらいあげとけよ。

万:さて冗談はともかくJCDの展望といきましょう。

虎:と言ってもJCDは去年から全く傾向が変わってしまっただろ?データとか展望とか絞れるのか?

万:某競馬ブックを見たら過去9年(JCDは00年が第1回なので過去9年分のデータとなる)の表はあったがそれだけだ。あとは自分で調べてくれと言わんばかりの放置状態だ。で傾向が変わったというのは・・・。

局:こういうことですね。
東京2100m⇒阪神1800m
左回り⇒右回り
11月4週の土曜日開催⇒12月第1週の日曜日開催


万:全く異質のものになった。データ予想をする人にとっては苦戦を強いられることだろう。某ディリースポーツのW記者とかね。

虎:余計なこと言わなくていいよ。

万:でも絞れるデータはあることはある。まずは前走成績だ。

虎:前走南部杯、JBC、武蔵野Sの3つが有力だな。

万:以前は東京2100だったので武蔵野SはGⅢながら最有力な前哨戦だったといえるが、阪神に代わってもおそらくこの傾向は変わらないと思う。

局:コース形態とか変わっているんですよね。それなのにあまり傾向が変わらないんですか?

万:というのはダートレースの特殊な事情があるからだよ。

虎:特殊な事情??

万:それを話す前に次に年齢別成績だ。

虎:お前色を塗り間違えただろう!7歳のところがなんで及第点を表す黄色なんだよ。7歳で3着1回しかないなら明らかに危険を表す赤色だろうが!!

局:しっかりしてくださいよ。

万:いや年齢別の成績を表で作ってみたけど、これはあくまでも参考データで、ダートレースに関しては年齢は不問でもいいと思っている。

虎:またなんでだ?

万:2つほど理由がある。まず1つ目の理由は。下の表だ。

局:これは?

虎:過去9年の複勝圏内に入った馬のデータだろうな。色を塗ってある馬が重複して複勝圏内に絡んでいるということだな。

万:その通り。以前GⅡレースのときや、エリザベス女王杯の時も好成績の馬が翌年絡む傾向があると述べたが、ダートレースもどうやらその傾向が強い。

虎:ということはダートだと格付けがはっきりしているということか。

万:そういうこと。

局:で今回の出走の馬だとどういう格付けなんですか?

万:実は…それについての記事も書いたのだが、それを公開する前に自分がデータ技術などを手本としているけん♂さんがすでにそれを記事としていて重なってしまうので出走馬の格付けに関してはけん♂さんのブログを参考にしてもらいたい。

虎:手抜きだろうが!

万:ということで自分が述べるのは「なぜダートレースの格付けははっきりしているか」ということだ。

局:なぜですか?

万:とその前に2人に聞こう。中央のダートレースってどれくらいあるかわかるか?

局:僕は競馬はよくわかりませんけど…30レースくらいあるんじゃないですかね?

虎:20レースくらいじゃないのか?

万:自分もよくわからなかったので調べてみた。で下の表がその答え。

虎:14レース・・・・。これで全部か?

万:中央は14レースしかない。そのうちGⅠは2月のフェブラリーSと12月のJCDの2レースしかない。

局:川崎記念とかかしわ記念というのは?

万:それは『交流GⅠ』と言って地方競馬場で行われるGⅠで、地方馬VS中央馬の戦いともいえる。

虎:でも地方遠征行くと大体が中央の馬が勝つよな?スマートファルコンだっけ?地方の重賞を総なめにしているって馬は。

万:この前浦和記念で負けたけど、地方のGⅡ・GⅢクラスはこの馬が蹂躙していたな。

局:逆に地方馬が中央に遠征行って好成績を上げることってないんですか?

万:10年前にフェブラリーSで岩手のメイセイオペラが勝ったくらいだな。大体が中央の壁に阻まれる。

虎:中央>地方という図式はわかったが、レース数と格付けってどういう関係があるんだ?

万:レースが少ないってことはどの馬もローテーションがある程度は同じになるから対戦相手も大体同じようなものになる。とくに1~6月くらいはその傾向が強い。

虎:それで力関係がはっきりしてくるわけだな。

万:レースが少ないわけだし、さらにハンデ戦が少ないというのもその原因の一つだと思う。

虎:たしか別定戦は強い馬に有利で、ハンデ戦は弱い馬にも勝てるチャンスがあるレースだったな。

万:だから力のある馬は順調に勝てる。

局:それと年齢不問ってどういう関係があるんですか?

万:使うレースが少ないってことはそれだけ消耗度が少ないから息が長く活躍できる。ちなみにヴァーミリアンは7歳だが29戦。

虎:ウオッカが5歳で26戦ということと比べたら7歳にしては少ないな。

万:それにGⅠ勝つ馬だと賞金面で有利だからローテーションも自由自在だ。ヴァーミリアンは4歳で6戦、5歳で5戦、6歳で5戦、7歳で3戦。と体調も整えることが出来ていい状態で出走できる確率が高くなる。

局:GⅠだけ出走するというのもありなんですね。

万:GⅠだと・・『強い馬が出走する→厳しい流れになる→その中で勝つ→賞金が入る→ローテーションが楽になる→GⅠに出走する・・・』のエンドレスになるから。GⅠに勝てるような馬はどんどん強くなる。

虎:これじゃ他の馬が入る余地がないな。

万:他の馬が入る余地がないというのも格付けがものをいう原因だと思う。ダートレース自体が少なくて出走枠が限られるから勝つどころかレースに出られるかも怪しいことがある。その少ない機会を生かせないとダートでは生きていけないということだろうね。

局:今回の重点テーマが『格付け』となると・・・。

万:さっきのダートレース一覧に書いた勝ち馬から選べばある程度は絞れるというわけだ。一番最後に今回の出走馬のGⅠ実績と重賞実績を書いたのでそれを参考にして予想に行こうと思う。

虎:ここでもやはりGⅠ勝ちかGⅠ連対、重賞勝ちがあるという絞り方になるのか…。